Column
[2007-01-01] ぶかの2006年競馬10大ニュース
- ソングオブウインド、菊花賞レコード勝ち
- アロンダイト、未勝利から5連勝でJCダート制覇
- ヴァーミリアン、ダイオライト記念&名古屋グランプリ圧勝
- ディープインパクト、凱旋門賞3着
- ハーツクライ、キングジョージ3着
- メルボルンカップで日本馬がワンツー
- リーディングは総合6位
- ビッグ軍団の暗躍
- アペリティフ&パッシングマーク、ダービー出走
- エルコンドルパサー産駒の菊花賞4頭出し
ここだけの話、初制覇が変なG1じゃなくて良かった。
芝・ダートでのジャパンカップ親仔制覇を達成。脅威の成長力とはまさにこれか。道はドバイへと続く。
それぞれ直線だけで後続に6馬身。力があるのは誰しも認めるところ、来年こそはG1の舞台でその脚を。
強さを疑う余地はない。ただ何かに恵まれなかった。日本競馬に残された最後の課題は次代へ。
ディープ3着のガッカリ感とは違い、素直に悔しいと思った。99年凱旋門賞以来の、日本馬による名レースだったと思う。
歴史的快挙。3000m級のレースなら世界のどこに連れてっても勝てる力が、日本馬にはあることがやっと証明された。
この秋はポストSS時代のリーディングを狙えたかもしれないと思わせる活躍。だがそれ以上は言うまいよ。
華々しいオープン馬の活躍の陰で、ビッグクラウン、ビッググラス、ビッグジェムが地道に賞金を稼ぐ姿は、彼らが01世代ということも含め嬉しいこと。
これによりすべてのクラシックに産駒が出走を果たした。そして最後の菊へ。
5頭出しの可能性すらあった。エルコンドルパサーが春の天皇賞を走る姿も見てみたかった気がする。
次点
- トウカイトリックのスタミナは無尽蔵
- ハセノコンドル、岩手移籍後8連勝
・・・昨秋の産駒の活躍を見ると、出走する機会のなかったダートや長距離G1を制することで自身の万能性を間接的に証明した、と感じずにはいられない。