エルコンドルパサーの戦績データが見つかりました。

[1999年10月3日] 凱旋門賞 G1 Prix de L'Arc de Triomphe

仏・ロンシャン競馬場 3R 牡・牝 4歳上オープン 定量 芝2400m 不良

賞金:1着5,000,000F
着順 馬番 枠番 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 着差 通過順 上り 人気 単勝 厩舎
1114モンジュー牡3キネーン562.38.5- 13.7(1F)1 J.ハモンド
251エルコンドルパサー牡4蛯名59.5 1/2  2 二ノ宮敬宇
3214クロコルージュ牡4ジャルネ59.5 6  5 P.バリー
478レゲラ牡4クイーン59.5 5  8 J.ダンロップ
546タイガーヒル牡4ヘリヤー59.5 3/4  7 P.シールゲン
665グリークダンス牡4ファロン59.5   6 M.スタウト
7811ボルジア牝5ペリエ58 2  9 A.ファーブル
8149セルリアンスカイ牝3ギヨー54.5 4  11 R.コレ
9110デイラミ牡5デットーリ59.5 5  3 S.ビンスルール
10137フラミンゴロード牝3スターク54.5 3  12 A.シュッツ
11312アルバラン牡3ダンダリ56 -  13 Mme.C.エリクセン
12913ファンタスティックライト牡3リード56 -  10 M.スタウト
131010ジンギスカン牡3ムルタ56 -  14 AP.オブライエン
14123ダリアバ牝3モッセ54.5 -  4 A.ロワイエドュプレ

配当

単勝 3 1.1倍
複勝 3 1.1倍 他不明
連複 3-4 5.1倍

展開

[決め手=直抜出]

コメント

蛯名騎手
「スタートが良かった。外からペースメーカーのジェンギスカンが来たので、ハナにたった。先頭にたってからの折り合いはとても良かった。最後はよく踏ん張ったけどなあ・・・。」
二ノ宮調教師
「2着だが、力は出しきったと思う。無事ならいい。」
渡邊喜八郎氏(渡邊オーナーの父)
「よく頑張ってくれた。負けてなお強しだ。」

おまけ

ガミラス競馬より当時の予想を抜粋

「約束の地」

先手:部下 後手:閣下

「今日を記念してガミラス競馬をHTML4.0+CSSで作ることにしました。」

「今までのもそうしろよ。それはどーでもいいとして、さて凱旋門賞。」

「私は見届けるだけです。冷静な分析なんぞクソ食らえ。」

「何を荒れてるんだ。」

「これから先、エルコンドルよりも実績を上げる馬は出てくるでしょう。でもエルコンドル以上に興奮させてくれる馬は、たぶんもう現れないです。」

「まあ、ここを勝てば最強と呼んでもいいだろうな。」

「最強馬とかってどうでもよかですよ。私にとっての史上最高馬でいいっす。」

「そうなんだよな。最強なんてどうしたって決めようがない。大事なのは貴様がどれだけ思いを込められたかだ。」

「何まじめなこと言ってるんです。でもちょっとだけ不安があるんです。」

「なんだ?」

「エルコンドルが引退したら、この先しばらく競馬への情熱が冷めちゃう気がして。(注)」

「冷めてもらわんと。仕事が火の車じゃねーか。」

注:実際冷めました。おかげでサイト3年間丸放置。

【凱旋門賞 4歳上オープン 仏・ロンシャン競馬場 定量 芝・2400m】
馬番枠番馬名性齢斤量騎手閣下部下国民同志
エルコンドルパサー牡559.5kg蛯名 正義
10ジェンギスカン牡456.0kgJ.ムルタ    
12ダリアバ牝454.5kgG.モッセ    
11モンジュー牡456.0kgM.キネーン    
グリークダンス牡559.5kgK.ファロン    
タイガーヒル牡559.5kgT.ヘリヤー    
13フラミンゴロード牝454.5kgA.スターク    
レゲラ牝558.0kgT.クイーン    
14セルリアンスカイ牝454.5kgS.ギヨー    
10デイラミ牡659.5kgL.デットーリ    
11ボルジア牝658.0kgO.ペリエ    
12アルバラン牡759.5kgJ.タンダリ    
13ファンタスティックライト牡456.0kgJ.リード    
14クロコルージュ牡559.5kgT.ジャルネ    
レース結果

愛してるぜ

着順馬番馬名騎手タイム・着差
1着11モンジューM.キネーン2分38秒50
2着エルコンドルパサー蛯名 正義1/2馬身
3着クロコルージュT.ジャルネ6馬身
4着レゲラT.クイーン5馬身
5着タイガーヒルT.ヘリヤー3/4馬身
6着グリークダンスK.ファロン
7着ボルジアO.ペリエ2馬身
8着14セルリアンスカイS.ギヨー4馬身
9着デイラミL.デットーリ5馬身
10着13フラミンゴロードA.スターク3馬身
レース回顧

「惜しかったな。」

「・・・悔しいです。」

「・・・まあいいじゃないか。3着が6馬身ちぎれたマッチレースの凱旋門賞なんてそうお目にかかれないぞ。」

「もう一回やったら勝てます。でも、そのもう一回がないのが悔しいです。」

「有終の美という言葉を知ってるか?」

「・・・・・・」

「貴様はまだ若い。今日エルコンドルが見せてくれた走り、それは決してこれでおしまい、というものではなかったろう?」

「・・・勝って終わるだけがハッピーエンドじゃない、ですね。」

「少しは落ち着いたか。」

「はい。ベストイヤーオブマイライフなのは間違いないですから。」

「例えJRAから表彰されなくたって」

「10年20年後のファンに語り継げるものをこの目で見ることができてよかったと思います。」

「フン、貴様が落ちぶれてガード下あたりで隣の浮浪者に“オレはこう見えても若いころはエルコンドルパサーの凱旋門賞ナマで見たんだぜ”とか語りくれてるわけだ。」

「いきなりそこまで落としますか。それはそれでいーや。」

「なかなかいつものペースに戻らぬようだな。」

「いいじゃないっすか、たまにゃ。」

「そうだな、たまにはいい。こんな思い、次はいつできるかわからんもんな。」

「どんな言葉よりも、エルの歩んだ道のりは私をずっと後押ししてくれますよ。」