エルコンドルパサーの戦績データが見つかりました。

全出走結果

レース名から、各レースの全着順にリンクします。

出走日 レース名 コース 馬場 着順 タイム 着差 勝ち馬(2着馬)
1997.11.8 3歳新馬 東京1600m ダ 1着 1分39秒3 7馬身 (マンダリンスター)
1998.1.11 4歳500万 中山1800m ダ 1着 1分52秒3 9馬身 (タイホウウンリュウ)
1998.2.15 共同通信杯4歳ステークス(重賞) 東京1600m ダ 1着 1分36秒9 2馬身 (ハイパーナカヤマ)
1998.4.26 ニュージーランドトロフィー4歳ステークス(G2) 東京1400m 1着 1分22秒2 2馬身 (スギノキューティー)
1998.5.17 nhkマイルカップ(G1) 東京1600m 1着 1分33秒7 1馬身3/4 (シンコウエドワード)
1998.10.11 毎日王冠(G2) 東京1800m 2着 1分45秒3 2馬身1/2  サイレンススズカ
1998.11.29 ジャパンカップ(G1) 東京2400m 1着 2分25秒9 2馬身1/2 (エアグルーヴ)
1999.5.23 イスパーン賞(仏・G1) ロンシャン1850m 2着 1分53秒7 3/4馬身  クロコルージュ
1999.7.4 サンクルー大賞典(仏・G1) サンクルー2400m 1着 2分28秒8 2馬身1/2 (タイガーヒル)
1999.9.12 フォア賞(仏・G2) ロンシャン2400m 1着 2分31秒4 短首 (ボルジア)
1999.10.3 凱旋門賞(仏・G1) ロンシャン2400m 2着 2分38秒6 1/2馬身 モンジュー

レース回顧

若干の主観はかんべんしてください・・・

第一戦・3歳新馬

エルコンドルの生涯もっともハデなレース。ある意味ネ申。今見ても「なんだなんだなんだなんだなんだー!」という感じ。そのレースぶりに度肝を抜かれ、当日いろんな掲示板に書き込んだ記憶がある。ゲート反応が悪く、3コーナーまで先頭からは20馬身近く置かれた最後方からのレースとなったが、4角でひとまくり。直線入り口でもまだ先頭まで10馬身ほどあった差が、馬場の中央どころをよれもせず真っ直ぐに突き抜け、結局マンダリンスターに7馬身差をつけゴール。2着と3着は大差だった。マンダリンスターはこの後京成杯を制する。

なお、当日のメイン京成杯3歳ステークスではグラスワンダーが7馬身差で圧勝している。

第二戦・4歳500万下

朝日杯に出てくるかと思いきや、二戦目は年明けの中山ダート千八。二ヶ月のブランクも全く問題なく、前走よりもスタートが少しまともだったため道中も馬群からそう放されずに追走(それでもシンガリから)、4コーナーでは馬なりで先団を捉える勢い。直線は独壇場。中山名物の急坂も苦にせずさらに着差は広がり9馬身。右回りでも破壊力に全く曇りはなかった。だんだん知名度が上がってきたが、まだ2歳チャンプ、グラスワンダーの存在感を脅かすほどではなかった。

第三戦・共同通信杯(重賞)

雪から変わった大雨のため、レース条件が芝1800mからダートのマイルに変更、また、G3→格付け無しに。G1、G2、G3、格付け無しという重賞グランドスラムを達成できるかもしれないが、斤量的に出走可能なG3がないのがちょっと残念(注)。

レースの方は、同じくダート二戦二勝のハイパーナカヤマとの争いが焦点。だいぶゲート反応もよくなり、今回は中団外のからの競馬。両馬ともドクトリンの作り出す淀みのないペースを楽に追走し、直線抜け出してきたのはやはりこの二頭。マッチレースかと思いきや、懸命に追う相手をよそに余裕を持ってフィニッシュ。ムチ入れる必要はなかったか。芝適性はおあずけとなったが、無敗街道を行く彼への注目、期待は日増しに高まってきた。

注:サンクルー大賞での斤量はなんと61kg!珍記録達成も夢じゃなかったかもしれない(w

第四戦・ニュージーランドトロフィー4歳ステークス(G2)

3歳マルガイの定石通りにこのレースへと駒を進めてきたエルコンドルパサー。途中、グラスワンダーの骨折による戦線離脱もあり、マイルカップの有力候補として芝路線を歩んできた同期との力比べが注目されたわけだが・・・

その初めての芝もあいにくの雨。またしても出遅れ気味で後方からの競馬となったが、スプリント戦ということもあり3コーナーではもう中団まで押し上げ、直線入り口で大外に持ち出す(こういうところはいかにも的場っぽい)。それほどトビの大きくないエルコンドルパサーはのめる馬場もさほど気にせず、マイネルラヴスギノキューティーといった芝の実績組を全く寄せ付けずに圧勝。重馬場で1分22秒2は速い!スピード競馬への適性や多頭数の競馬などの不安を吹き飛ばし、マイルカップの不動の本命に。

第五戦・NHKマイルカップ(G1)

グラスワンダーこそ欠いたが、無敗の馬が4頭というハイレベルなメンバー構成となったマルガイダービー、マイルカップ。しかしまたしても雨(笑)。エルコンドル雨男説もまた積み上げられてゆく・・・

デビュー以来最高のスタートで5番手追走、直線入るあたりでやや不利があったが、人気の一角トキオパーフェクトが4角で早くも失速していく中、桁違いの瞬発力で後続を突き放した。危なげなく、無敗でG1制覇。もしこの後安田記念に向かっていても、あの不良馬場ならタイキシャトル相手でも好勝負したのではないか?2着に伏兵シンコウエドワードが突っ込み、無敗馬どうしによるワンツーとなった。ちなみにこのレースでエルコンドルは手前を変えてないです(恐るべしと言いたい所ですが、鞍上何考えてんだかw)。

これまでエルコンドルの走るレースは重馬場ばかり。結局芝の良馬場は未だ経験無し。秋緒戦となる予定の毎日王冠は毎年レコードクラスの超高速馬場となるが、雨が降る気がしてならない。

第六戦・毎日王冠(G2)

この年の、事実上の最強馬決定戦。ユタカを得て、また戦法に迷いが消え逃げ馬の極みに達したグランプリホース、サイレンススズカ。的場が選んだ無敗の3歳チャンピオン、脅威の朝日杯レコード勝ち以来となるグラスワンダー。そして・・・新しく鞍上に蛯名を迎えたエルコンドルパサー。のちに伝説のG2と呼ばれることになるこの戦いを一目見ようと、13万人を飲み込んだ秋の府中。G1ホース3頭に恐れをなして回避続出、レースは9頭立て。

予想通りポーンとハナを切ったスズカに続き、エルは絶好のスタートからいったん2番手追走も、徐々に下げる。スズカのペースは思うほど早くなく、グラスワンダーが3歳時のごとく3角でまくり気味に進出すると場内のボルテージも一気に高まった。しかしエルはじっと我慢。

直線、スズカの逃げ足は一向に衰えない。外に持ち出したエルコンドルも最後よく差を詰めてきたが、さすがに充実の5歳秋の快速王は強かった。斤量差2kgもらって2馬身半の着差が、この時点での力の差であろう。それでも3着サンライズフラッグとは5馬身の差が。

初めて芝の良馬場を経験できたことが実は一番の収穫なのではないか。これで時計勝負でも全く問題ないことが証明された。グラスワンダーはなんと朝日杯から馬体重変化無し。4角いい感じで上がってきたが、やはり久々であの仕掛けでは息が続かなかったのだろう。いずれにせよ、この時点で3歳最強外国産馬の座はエルコンドルに。

第七戦・ジャパンカップ(国際G1)

ウッドで5F63秒を叩き出し、調教から好気配。鞍上蛯名もエルコンドルを手の内に入れ、状態は間違いなく前走以上。陣営にはマイルCSという選択肢もあった。しかしオーナーが選んだのは世界への扉ジャパンカップ。マルガイ最強から国内最強へ。残る課題は距離だけだが、未経験というだけで実際のところは未知の領域である。前年のブリーダーズカップ勝ち馬のチーフベアハートが一番の目玉と外国勢は手薄。優勝争いは同期のダービー馬スペシャルウィークと最強牝馬エアグルーヴ、そしてエルコンドルの3頭に絞られ、単勝人気もこの順となった。

一瞬(まさか逃げるのか?)というほど好スタート、その後蛯名がうまくなだめ、気持ちよさそうに流れに乗る。サイレントハンターが作り出した平均よりやや遅いくらいの流れの中、エルコンドルを見るようにエアグルーヴスペシャルウィーク。人気の3頭が固まったまま4角、そして直線。ここからが圧巻だった。後続が追撃を開始するのを確認するほどの余裕を見せ、並びかけてきたエアとスペシャルを横目に追い出しにかかるとみるみる差は開き、残り300mで勝敗は決した。年度代表馬が懸命に追い、優駿が苦しさにふらつくのを尻目に最後まで脚色は衰えなかった。部下失神寸前。

どの馬も不利の無いレースをして(注)、それでいて2馬身半の着差。底知れないとはまさにこのことだろう。もう、グラスワンダーの代役じゃない。正真正銘世代を、日本を代表する馬に。もはや国内の比較対象は2冠馬セイウンスカイと出戻りタイキシャトルしかいない。

追記:実はとんでもない不利?がありました。ビデオで見るとわかりますが、サイレントハンターだけゲートの開くのが一瞬遅れています(注。脚質が脚質ですからこれはかなり痛い・・・。ペースがあまり上がらなかったのは、サイレントハンターがこの不利を挽回すべく1角までに脚を使ってしまったからかもしれません。このレースで唯一残念だった出来事です。

注:どうやらサイレントハンター自身がゲートを噛んでいたようなので不利ではないが・・・

第八戦・イスパーン賞(仏G1)

待ちに待った海外緒戦。週中に降り続いた雨が馬場を湿らせ、当日のロンシャンも重馬場となった。右回りは実に3歳緒戦の中山ダート以来。仏ダービー2着、前走ガネー賞3着のクロコルージュが骨っぽい程度で、メンバー構成は滑り出しとしてはお手頃である。エルコンドルは堂々の一番人気に支持された。

スタートはあまり良いとはいえなかったが、全体がスローに落ち着いたため結果的に中団で落ち着くこととなった。とはいえ、8頭がほぼダンゴの状態で先頭から殿までほとんど差がない。エルコンドルは心配された馬場も下り坂も問題なく、むしろ遅いペースにかかり気味、抑えきれない手応えで4角で外から先頭並びかける。550mの直線。馬なりで先頭に立っても蛯名はぎりぎりまで追い出しを我慢したが、最内で虎視眈々とエルコンドルをマークしていたのが二番人気のクロコルージュ。直線半ばで強引に外に持ち出し、満を持してスパート、3/4馬身交わされたところでゴール。クロコルージュ騎乗のジャルネは何度もガッツポーズ。

残念ながら海外緒戦を白星で発進することはできなかったが、出走馬のほとんどが今期すでに一度叩いており、JC以来の休み明けだったことを考えれば2着は上々だろう。何より、環境が変わってもエルはエルの走りをすることができた。何もかもがはじめてというレースで徹底マークにあいながら2着に踏みとどまったのは底力の証明かもしれない。欲を言えば、ジャルネのような騎乗を蛯名にはして欲しかったが・・・

第九戦・サンクルー大賞典(仏G1)

凱旋門賞への試金石。クラシックディスタンスで行われるこのレースには前年の愛仏ダービーを制して欧州年度代表馬となったドリームウェル、凱旋門賞馬サガミクス、ドイツの星タイガーヒルにブリーダーズカップ2着の一流牝馬ボルジアと、前走とは桁違いのメンバーが集まった。当のエルコンドルは臨戦過程がジャパンカップと非常に似ており、好勝負の予感。状態も明らかに良いようだ。得意の左回り、馬場も欧州でももっとも硬い部類でむしろ日本の芝に近いとあっては、期待はいやおうにも高まる。レース前に馬房周辺を佐々木調教助手が念入りに引いて歩いている。馬体にはうっすらとアバラが浮き上がり、落ち着きも文句無し。これならいける!しかし雨男の本領もまた発揮され、朝から降ったりやんだりのはっきりしない天候に。

一番人気はサガミクスに譲り、二番人気となった。以下ドリームウェルタイガーヒルと続く。レース前の雨も止み、硬すぎず柔らかすぎずの絶好のコンディションの中レースがスタート。JC同様、逃げ馬からほとんど離れず番手マークといった格好になったエルコンドル。ペースメーカーのソージャルティの逃げは、1000m通過が1分2秒と欧州のレースとしては平均かやや早いくらいか。道中は5馬身ほど離れた4番手を追走、サガミクスドリームウェルといった有力どころはその後ろ。大きな動きのないままいよいよ直線へ。

まさにJCの再現だった。タイガーヒルがいい手ごたえで逃げ馬に並びかけていったが、エルコンドルはまったく馬なりで、そのタイガーヒルを持ったまま楽々と交わして先頭に!後続各馬が必死で追い出しに入ってもまだ余裕、残り300mで追い出しに入ると差は広がる一方。タイガーヒルに2馬身半(これもJCと同じ!)の着差をつけ、堂々と欧州GIのゴールを駆け抜けた。欧州の一流馬たちを子ども扱い。部下狂喜乱舞、そして号泣。

前走敗れた相手のクロコルージュがエクリプスSでブービー負け、初コース、初斤量※、レース中の外傷、今回も不安な要素はいくつもあったわけが、すべて跳ね除けてお釣がくるほど、そして日本に残してきた同期の2強に“見たか!”といわんばかりの楽勝&圧勝。走破時計の2分28秒8は過去20年で4番目のタイムで、馬場状態や最後鞍上は追ってなかったことを考えると非常に優秀である。この時点の欧州古馬最強と呼んでいいのではないだろうか。パドックではシカトされてしまったが、ウィニングラン?で戻ってきたエル&蛯名騎手に“おめでとう!”と声をかけると会心の笑みでこたえてくれた。とにかくやってくれた!この距離で、この相手にエルコンドルがやってくれました!

※条件は他の馬も同じとはいえ、60.5kgという酷量を克服しての圧勝は特筆すべきことと思う。

第十戦・フォア賞(仏G2)

凱旋門賞への最後の関門。結局サガミクスが馬場が良すぎるのを理由に直前で取り消し、近年では珍しい3頭立てでレースはスタート。押し出されるかたちでハナを切るエルコンドルを離れず追走するボルジアクロコルージュ。大方の予想通り道中はスローで流れ、さながら3頭による調教のよう。このまま隊列に変化がなかったが、4角で膨らんだエルコンドルのインをついたボルジアが一旦先頭に立つ。直線は馬体を併せての叩き合いとなり、最後まで食い下がったボルジアをクビ差押し切り、海外のチャンピオンディスタンスで連勝を決めた。クロコルージュは最後に切れ味を見せたが届かず。脚の使いどころが難しい馬だ。

前日にライバルと目されるディラミが愛チャンピオンステークスで9馬身差の楽勝を決めておりエルコンドルのレース振りも注目されたが、これまで叩き合いになったことがほとんどなかっただけに、勝負根性面も問題なし、という新たな発見があったのが収穫だろう。ただし逃げたことが本番にどう影響するかはまだわからない。なお同じ日にロンシャンで行われた3歳限定のニエル賞では写真判定の結果モンジューが勝ち、前評判の高い3頭がすべて前哨戦を無事クリア。

陣営は「弱い相手と戦ってもしかたないでしょう」(かっこいい!)とむしろモンジューディラミとの顔合わを楽しみにしているかのような力強いコメント。決戦の日が近い。

※後日判明したが、フォア賞前後は歩様が乱れ体調は決してベストではなかった。一時は出走すら危ぶまれたという。

第十一戦・凱旋門賞(仏G1)

フォア賞を叩いたことで体調はグングン上昇、最終追い切りでは鞍上の仕掛けるそぶりだけで併せ馬を5馬身ちぎり捨てた。やるだけのことはやった。これを見たモンジューの調教師であるJ・ハモンド氏は「今までと同じレース(戦法)ではこの馬には勝てない」と思ったらしい。一番人気はモンジュー。エルコンドルは世界最高峰の一戦で、堂々二番人気に支持された。デイラミは出る出ないを繰り返し、ようやく出走に踏み切ったのが嫌われて3番人気どまり。。

調子のよさを表すかのごとく、雨男モードも全開。この週末のパリはどしゃぶりで、当日のペネトロメータは5.1という凱旋門賞史上類を見ないほどの不良馬場。どの馬にとっても経験のない劣悪な条件のもとでレースは始まった。逃げるとされていたジンギスカーンは思ったほど行かず(実際には行けなかった)、スピードの違いで押し出される形で先頭に立ったのがなんとエルコンドルパサー。前回の逃げは予想通りだが、今回は・・・周囲の不安をよそに、スイスイと軽快に逃げる。その走りに苦しさは見られない。モンジューはいつもの最後方ではなく好位のインにつける。デイラミはこの馬場のせいか体調なのか、馬群の後方で追走にも苦しんでいるように見えた。道中大きな変化もなく、手綱をがっしり抑えたままエルコンドルと蛯名がいく。

フォルスストレートでタイガーヒルが並びかけてくる。1馬身ほどのリードで迎えた直線。後続が襲い掛かると思いきや、劣悪な馬場で道中スタミナを奪われたのか追撃に入る馬がいない。突き放しにかかるエルコンドル。しかし、馬群をこじあけレジェラを弾き飛ばして突っ込んできたのは、一番人気モンジューだった。この二頭だけがこの環境をクリアすることができたのだ。粘るエル、追い込むモンジュー。直線の半ばほどで馬体が重なる。ラスト1ハロン、モンジューが前に出る。最後の力で差し返そうとするも、半馬身差のままゴールを迎えた。私の視界にはこの二頭しか映っていなかったため、後続が大きくちぎられていたのがわかったのはリプレイを見てからだった。デイラミはいい所もなく馬群に沈んだ。

重馬場適性の差で、ほんのちょっと天秤がモンジューに傾いただけだろう。勝ち時計が2分38秒5、1400m通過が1分33秒1。モンジューの上がり1ハロンが13秒7という、およそ見た目とはかけ離れた消耗戦だった。そんな中を果敢な逃げで3着を6馬身、4着に11馬身の差をつけたエルコンドルパサー。スタンド前に戻ってきたエルコンドルに観客は惜しみない拍手を送った。凱旋門賞の歴史の中でも、2着の馬に対してこれだけの賞賛があったのは恐らく初めてのことだろう。フランスの記者は「2頭のチャンピオンがいた」と称した。部下放心。

それから─────

国内競走への出走予定はなかったが、凱旋門賞出走間際までブリーダーズカップへの参戦プランがあった。二ノ宮師自ら実際に開催地であるガルフストリームを視察し、また馬の消耗や馬場コンディションなどを関係者間で考慮した結果、凱旋門賞で引退が決定となった。ジャパンカップや有馬記念でエルコンドルの走りを見たいという日本のファンの声も大きかったが、これだけの功績を生み出したオーナーの英断を私は支持したい。