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雑記:2006年12月

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[2006-12-31] 

今年最後の出走となった園田6Rのリキアイコンドルは2着でした。おつかれさま。

[2006-12-29] 名古屋大賞典のヴァーミリアンは109

名古屋大賞典でのヴァーミリアンのレーティングは109と発表されました。

前後のマスコミの取り上げ方でもわかるように、たぶん現地取材の報道陣はほとんどなかったと思います。事前の記事が0、事後の記事がラジオNIKKEI、サンスポ、ニッカンの3つ、しかも関係者のコメントはゼロ。こんな調子でどこまでちゃんと判断できるんでしょうね。

・・・少なくともJCDよりもパフォーマンスは上のはずなんですがね。それに着差はダイオライト記念と同じ6馬身でも、直線は船橋より100m以上短いんですよ(*)。

>> 過去のエルコンドルパサー産駒のレーティング

東京大賞典

来年の川崎記念、さらにはドバイを占う上で重要なレースです。ここにヴァーミリアンの名前があるべきなんですけどね。

不動の本命であるアジュディミツオーが故障明けのためシーキングザダイヤが中心ですが、この2頭に割って入れそうなのはちょっと見当たりません。三番手評価としてはボンネビルレコードとシーチャリオット、ハードクリスタル。中でもハードクリスタルは昨年の浦和記念でヴァーミリアンと3馬身差(浦和の直線は220mしかないんですよ!)の2着に敗れてますが、以降の成長は目覚しく、ダート中距離では要注意の1頭です。個人的に馬券を買うならハードクリスタルの単複ですが、来年の競馬を盛り上げるためにもアジュディミツオーとダイヤのマッチレースを期待したいところ。

回顧~クーリンガーってこんなに白かったっけ~

二頭出しの川島厩舎、ハナを切ったのは想定どおりナイキアディライトで、1000m通過は60秒5。昨年が60秒9、レコードの一昨年が61秒2ですからかなり速いペースで、これを2番手・3番手で追走したのがダイヤとミツオー・結局深追いした人気2頭が共倒れとなり、差し有利の流れを中団から1頭だけ桁違いの末脚を繰り出したブルーコンコルドが4馬身差で圧勝。ダイヤとミツオーは前半3ハロン12.2-10.9-11.7を1馬身差で追走すれば末を失くすのも仕方の無いところかと。それでも3着、5着ですからギリギリ格好はつけたといったところでしょうか。意味の無い仮定ですが、もしヴァーミリアンが出ていたらクーリンガーの位置だった気がします。

[2006-12-27] ラストシーズン成績

2006年の中央リーディングは6位でした。ベスト5に届かなかったのは残念ですが、同じく3世代の産駒しかいないエンドスィープの上をいったのは嬉しいです。アーニングインデックスは逆にエンドスィープに上位を譲るものの、出走頭数162頭で1.76は素晴らしい数字です。

世代別ランキングでも2001年世代が8位、2002年世代が6位、2003年世代が4位と年々成績を上げていただけに、ファン以外からもエルコンドルパサーの早逝を惜しむ声が多数見られました。

競走馬リーディングでも上位20傑の中に初めて産駒の名が登場しました。ソングオブウインドが2億700万円で10位、アロンダイトが1億8000万円で13位となっています。この2頭を除外するとサイヤーランキングは9位相当になりますが、どう判断するかはみなさんのご想像にお任せします。

NARも含めた総合リーディングは金杯の後にでも。

2006年種牡馬成績 上位50位:入着賞金順
順位 種牡馬名 毛色 産地 出走頭数 勝利頭数 出走回数 勝利回数 入着賞金* 1出走賞金 1頭
平均賞金
勝馬率 AEI
1 サンデーサイレンス 青鹿 361 159 2109 228 7,686,842,000 3,644,780 21,293,191 0.440 3.24
2 フジキセキ 青鹿 千歳 248 82 1174 115 2,577,230,000 2,195,256 10,392,056 0.331 1.58
3 ブライアンズタイム 黒鹿 236 81 1195 113 2,258,815,000 1,890,222 9,571,250 0.343 1.46
4 ダンスインザダーク 鹿 早来 297 82 1435 108 2,192,780,000 1,528,070 7,383,098 0.276 1.12
5 サクラバクシンオー 鹿 早来 250 88 1215 118 2,174,750,000 1,789,918 8,699,000 0.352 1.32
6 エルコンドルパサー 黒鹿 162 60 909 90 1,868,287,000 2,055,321 11,532,636 0.370 1.76
7 エンドスウィープ 鹿 115 51 676 67 1,561,389,000 2,309,747 13,577,296 0.443 2.07
8 スペシャルウィーク 黒鹿 門別 221 63 995 81 1,502,726,000 1,510,277 6,799,665 0.285 1.03
9 フレンチデピュティ 175 75 854 105 1,429,912,000 1,674,370 8,170,926 0.429 1.24
10 オペラハウス 鹿 104 30 487 46 1,352,296,000 2,776,789 13,002,846 0.288 1.98
11 アグネスタキオン 千歳 182 69 747 91 1,269,449,000 1,699,396 6,974,995 0.379 1.06

*本賞+付加賞

上位50位の詳細はサイヤー情報をご覧下さい。

来春の話

来年のドバイも日本馬大挙出走へ…有力馬、早くも虎視眈々

来年3月31日のドバイ国際競走(ナドアルシバ)に向け、早くも日本のエース級が動き出す。JCダートを制したアロンダイト(栗・石坂、牡3)がすでにドバイワールドC(GI、ダ2000メートル)への出走を視野に入れているが、他のレースにも有力馬が挑戦を考えている。

石坂師はヴァーミリアンもドバイに連れて行きたいことを優駿1月号で語っていますが、それに応えるように先日の名古屋グランプリを圧勝。最後のハードルは来年1月31日の川崎記念でしょう。無論、自身悲願のG1制覇もかかっていますし、今の充実度ならクリアしてくれるのではないでしょうか。

[2006-12-25] 戦国時代へ

有馬記念ではポストSSならぬポストディープを担う存在、それを見出すのが裏テーマだったのですが・・・。ポップロックは馬場が向いたのは否めないですし、メジャーには距離の壁、3歳勢もサムソンはネオユニヴァース化、メインは有馬使い損で回復には時間が掛かりそう。ドリパスもついに複勝圏を外してしまいました(ソングに気を遣ってくれたのかな)。バルクは燃え尽きてそう。4歳世代については触れるのが気の毒。

但しダートは別ですぜ。筆頭のカネヒキリこそ欠きますが、アロンダイト、ヴァーミリアン、シーキングザダイヤ、そして大賞典で復帰予定のアジュディミツオー、このダート四天王が来年どんなバトルを繰り広げるのか今から楽しみです。

ソングのことは、ただ待ちます。冬の寒さが厳しいほど春の暖かさを感じられることを、3年間待った俺たちが一番よく知ってるじゃないですか。

[2006-12-24] サヨウナラ、ディープインパクト

エル基地のみなさん、メリークリスマス。

フェアウェルステークスにサヨウナラ、小田切さんは絶対狙ってると思います。尾張ステークスのデンシャミチもそうじゃないかな。ファイナルステークスには特にそれっぽいのはいませんが、エルっ仔のトリとしてエイシンラージヒル。

さて有馬記念ですが、仕事仲間の誕生日が5月17日なので5,1,7の三連複と三連単。単のほうが着たらトンでもないことになりますね。俺はデルタブルース、ダイワメジャー、コスモバルク、アドマイヤメインの単勝をそれぞれ500円ずつにしました。それと2-4-5-7の馬連。ディープを絡めるのは俺の信条に反しますけど、とりあえず当てにいく馬券が必要になったので。

回顧

完敗です。

どう乗ったところで他の馬に勝ち目はなかったと思います。ラスト100m手綱を抑えて有馬を勝った馬っているんでしょうか。4角を上がっていく動きには身震いしましたよ(実況のカメラワークが非常によかったと思います)。ポップロック、というよりはペリエにも恐れ入りました。馬場は向いたかもしれませんね。ダイワメジャーはもう少し早めにスパートすれば2着があったと思うけど、アンカツが距離不安を意識したのかしら。それでも去年までのメジャーなら沈んでたでしょうから、本当に力をつけました。メインは思ったより粘れなかったな。ラップは

7.1-11.5-11.4-11.3-11.8 - 12.8-12.9-12.7-12.2-12.8 - 12.2-11.2-12.0

着順を見ると逃げたメインを別にすれば前残りの流れ。レースの上がりが35秒4で2着ポップロックが35秒、3着ダイワメジャーが35秒3で上がってるところをディープは33秒8。次に速い上がりのスイフトカレントやスイープトウショウが34秒4と34秒5ですが、レースの流れに乗らずシンガリから最後に脚を使っただけでそれぞれ12着と10着ですし、ディープだけ別のレースを走ってた感じです。2着からシンガリまでの差がわずか1秒6というのも珍しいですね。各馬それなりに力は出したということなのでしょう、ゆえに1頭だけ力が抜けているのをよく示してると思います。

エルっ仔

ファイナルステークスのエイシンラージヒルは初のオープンで正直苦戦すると思ってました。JCダート3着だったフィールドルージュを抑えてクビ+クビ差の3着は十分立派です、中央最後のエルっ仔出走をよく締めてくれました。

年明けの特別登録ですが、イースターは結局中山の金杯へ。ロジックとの決着なるか注目です。初富士ステークスと新春ステークスには久々にアイルラヴァゲインの名前が。準オープンというのがちょっと悲しいですね。初富士のほうにはゴッドスマイルユーもスタンバイしてますが、登録33頭なので微妙。準オープン入りしてしまったおかげで適鞍がなく恒例の3連闘ならずのビッグジェムが門松ステークスへ。連勝を期待したいところですが、オープン入りしてもダート短距離にはブルーーコンコルドより怖いジョイフルハートがいます、同日のガーネットステークスに出走のようですからいい敵情視察になりそう。

最後に万葉ステークスにトウカイトリックなんですが、3000mを短いと感じてしまうのは気のせいでしょうか。金杯でイースターが勝ったら当日輸送で京都に乗り込もうかと思います(先に望遠レンズ買うべきなんだろうか)。

たぶん、みんなが思ってること

908 名前:名無しさん@実況で競馬板アウト 投稿日:2006/12/23(土) 10:33:22 ID:1r8KhWtT0
菊花賞後 
社台「JCと有馬はハーツがいるので、香港に回ってくれ」 
厩舎「・・・分かりました」 
ハーツJC惨敗、有馬に出ず引退へ。 
ソング香港輸送で大幅馬体減、しかも直前に脚を負傷。 
厩舎「回避したほうがいいと思いますが・・・」 
社台「もう出資者もツアーで香港に連れてきているし、どうにか出走させろ」 
厩舎「・・・」 
ソング、バンデージで脚を隠してレースに出走も、伸びを欠き4着敗退。 
レース翌日に地元メディアから屈腱の怪我を報道される。 
社台「あくまでも、レースで怪我をしたということにしてくれ」 

この話はフィクションです。登場する人物・団体は実在のものとは関係ありません。

この手の真相が公にされることはないと思いますが、俺のゴーストは「浅見師を責めるべきでない」と囁いてる、とだけ書いておきます。

その他

おとといの名古屋グランプリの入場者に間違いがありました。15,683人の売上げは372.383.900円だそーです。去年は中止でしたが一昨年は祝日開催で3億2000万円らしいですから、ヴァーミリアンの出走がそれなりに盛り上げた、といってしまっていいんじゃないかと思います。地方競馬の現状については開催成績がNARから発表されているので興味のある方はそちらをどーぞ。

[2006-12-23] ソングオブウインド、屈腱炎と診断

残念なことになってしまいました。右前脚のエコー検査の結果腱の一部に損傷が認められ、屈腱炎との診断が下されました。気の早い人たちは第一報の時点から関係者叩きを始めてましたけど、まだ早いんじゃないかと思います。噂通りレース前から具合が悪いことを薄々気がついていたのなら人災ですが、レース中に発症したのなら不可抗力ですから(香港を使うべきだったのかどうかは故障とは本来別問題)。

それにしても今年の香港はウィジャボードの故障、ソングオブウインドの故障、メイショウボーラーの競走放棄、挙句の果てにテイクオーバーターゲットの薬物検出とケチがつきまくりですね・・・。

今週の主な出走馬

水曜にヴァーミリアンが圧勝したので余裕を持って観戦できる今年の最終週は、土曜6鞍日曜5鞍の延べ14頭。今日は勝算だけなら中山8Rのスズノマグマが堅そうですが、オッズ的に旨みが少ないので阪神9R北摂特別のゼンノコーラルを狙ってみようと思います。相変わらず休みの多い馬ですが、11ヶ月ぶりの前走で差の無い2着とやはり地力はあります。まともに走れば複勝圏を外すことはないでしょう、なんとか明日の有馬の軍資金を増やしたいところです。ヤネはちょっと不安ですが・・・。

そのゼンノコーラルと1年前にワンツーフィニッシュを飾ったエイシンラージヒルが明日のファイナルステークスに出走、。初のオープンで相手関係が一気に強化されるのでどこまで通用するかという感じですが、中央のエルっ仔出走のトリですから生温く見守りましょうか。

[2006-12-22] 

確か今日、ソングオブウインドのエコー検査だったはずです。何事もないことを。

名古屋グランプリの入場者は4068人だそーです。

有馬記念展望~好き嫌いを超えた存在をあえて蹴飛ばしてみる~

あんな極端な競馬をしていればどこかで取りこぼしがあるはずだ、そう思ってここまでディープを頭の馬券は一度も買いませんでした。エル基地の俺でもこの馬が歴代最強レベルにあると認めています。が、今さら「ディープのファンになりました♪」なんていうのも白々しいですから最後まで逆らってみようと思います。

付け入る隙は

基本的に俺の予想スタイルは、どの馬が勝つかではなくどうやったら勝てるか、です。弥生賞、皐月賞、そして前回のグランプリ。ディープインパクトは都合3回中山を走って完勝だったのは皐月賞のみ。このあたりに何かヒントがないかしら。ディープの凄みは上がり4ハロンの速さにありますが、中山はそれを最も活かしにくい舞台ということ?グラスワンダーとは逆のパターンかな。出走馬の中にグラスワンダー級の馬はさすがに見当たりませんが、中山適性という点に関してはコスモバルクとダイワメジャーが該当しますので、彼らが勝つシナリオを考えてみます。

スローペースなら重賞級の馬はたいてい上がり33秒台の脚を使えます。ところがディープの場合、ペースにお構いなくしまい11秒台のラップを刻めるわけです。しかも瞬間的にトップスピードに移行できてしまう。これを封じないことには話になりません。極端にスローだと馬群が一塊になってしまい、大外から一気にこられてしまいます(ユタカもこれまで包まれることだけは避けてきてますし)。逆にハイペースだと末をなくしてしまいます。つまりペースはある程度馬群が縦長になる平均ペース前後が好ましいかと。カギを握るのはアドマイヤメインの刻むペースですか。

・・・まさかと思いますが、香港での中途半端な逃げでの惨敗が有馬でのハイペースを促すためのものだとしたら。今回の鞍上はヨシトミですから、まんまと乗せられてしまうような気もします。メインの逃げを徹底的に無視することをアンカツに期待しないとかな。それと、今の充実度でも、距離不安はあります、気性的に。

問題はコスモバルクの取捨です。JCでは久々のハナでしたがペースは控えているのと変わらず、今回先手を取るシーンはちょっと浮かびません。競馬上手になったのと引きかえに、このレベルで勝ち負けする最後の力を失っていないでしょうか。JCの直線、3歳時ような、バルクのすさまじい闘争心に再び火が着いたかな、と思わせるようなところがありましたのでまだ見限れないです。

さて3歳3強の残り2頭について。オペラハウス産駒といえば例のグランドスラマー。サムソンは秋4戦目ですが恐らく使い過ぎを気にすることはないでしょう。ただ、再三指摘していますが鞍上が本気で勝つ気があるのか疑問です。瀬戸口師最後のG1とはいえ、弟分のためにディープが有終の美を飾る邪魔はできないな、なんて考えが一瞬でも過ぎったら3着もないのでは。

ドリームパスポートはまたまた乗り替り。これだけヤネが固定しないのはひょっとして馬主の力関係なんてものが原因のひとつだったりするんでしょうか?様々な条件で崩れずにいるのは魅力なのですが、今回手綱を握るひろゆきはダイオライト記念でお世話になってますが、中央のG2以上になると途端に信頼性が下がるのが気になります。それと、フジキセキよりトニービン的に中山は鬼門ですし。

最後に経験則ですが、消耗の少ない馬&ノリにノッてる馬が勝つのが有馬記念。前者はアドマイヤフジ、後者はメジャーで異議ないと思いますが、ひょっとして両方に該当するのはデルタブルースでしょうか?

困りました。エルっ仔であればネガティヴ要素をすべて封印して強気に推せるんですけどね。かといってディープが勝つ姿もどうも浮かんでこないのですよ。こういうときはエルorエルっ仔との縁を探してスカーレット一族のメジャー、幸四郎のアドマイヤフジ、菊花賞上位のドリパスとメイン、そして蛯名のウィンジェネラーレあたりも候補に入れておきましょうか。いやナンボナンボでも多すぎだわ(笑)。ちょっと煮詰ってしまったので日を改めますか。

追記
【有馬記念】柴田善、大逃げ宣言!アドマイヤメイン12秒5

ダービーは溜め逃げで2着に粘ったヨシトミ&メイン。「ダービーは下(馬場)が悪かったから、あの馬場で離して逃げるとバランスが取れない。今は馬場もいいし、マイペースで逃げて(ディープに)ひと泡吹かせるつもり。そういう競馬じゃないと面白くないでしょ」。午後に確定した枠順は6枠10番。ヨシトミは「大外は嫌だし、内は包まれるからね。真ん中ぐらいがいい」と話していたが、希望にかなう枠だ。

現役では武豊(18回目)、横山典(16回目)に次ぐ13回目の有馬出場となる柴田善は大逃げ宣言をした。ドリームパスポート、メイショウサムソンが注目を浴びる3歳勢だが、気分よく行かせたらメインも侮れない。

見事に乗せられてるよ・・・。もういいや、そのまま逃げ切っちゃえ。

世界のコックリさん

「ブリーダーズカップの売上げが増えましたよ」とか「ベルナルディーニが敗けたのはインチキ馬場のせい」みたいな記事に混じって。

ダービー(Lord Derby)卿が所有するウィジャボード(Ouija Board)は、この日最も評判を集めた勝馬であった。世界中を遠征しているこの5歳牝馬は、エミレーツ航空がスポンサーとなっているフィリー&メアターフに3回出走して2回目の優勝を果たした。同馬の最後の遠征は日本と香港での雪辱戦に移ることになる。同馬のプロ気質と能力が、7ヶ国の16の競馬場において21戦10勝という成績をもたらした。同馬は事実上、あらゆる競馬場の競走でファンを引き寄せている。フランキー・デットーリ(Frankie Dettori)騎手が同馬をウィナーズサークルに連れてきたとき、チャーチル・ダウンズ競馬場の7万5,132人のファンは、同馬に長い喝采を贈って同馬に感謝を示した。

姐さんは本国グレートブリテンに熱狂的な信者を抱えてるらしいですし、日本でもけっこうファンがいました。国境を越えてシンパシーを抱ける馬が登場したら、日本の馬も本当に世界レベルって言えるんじゃないかと思います。

[2006-12-21] 

またくだらないことを思いつきました。いや思い出したというべきか。有馬記念も目の前ですし、エルっ仔グランプリでも開催してみましょうか。

[2006-12-20] タイムワープ初勝利

初年度産駒、タイムワープ。2003年12月27日、阪神芝1400mでのデビューから3年、本日の浦和3Rでついに初勝利。矢野厩舎というのが泣かせます。ルースリンドの復帰も近いみたいです。

次走報。イースターは中山金杯、ビッググラスはニューイヤーステークスへ。出走となったら久々の芝になりますね。正月早々、中山へ行きますか。

オレにはとことん縁がない名古屋グランプリ

去年はとにかく現地までは行こうと思ったのに、大雪のため高速バス全休で万事休す。今年は相方が名古屋に出張するのに便乗するはずも絶妙なタイミングのズレが・・・。あーもう来年こそなんてこと言わないからサクッと勝ってくれよ。

展望とか

・・・本来ヴァーミリアンは東京大賞典に出るべき馬で、このメンツ相手じゃ役者が20枚くらい違います。だから“マトモに走れば”展望もクソもありません。楽勝のはずです。ただ、難しい馬なんですよね・・・ということで不安はヤネだけです。先週日曜の追い切り時計は53.1-39.1-26.9-14.2 [14.0-12.2-12.7-14.2]とけっこうかかってますけど、栗東坂路全体的にタイムが出てないのであんまり気にしなくていいでしょう。

馬体重はJCダートからプラス10kgとようやく500kg台に戻して体調面でも不安なし。あとは行くのみ!

レース回顧 ~どう見ても場違いです、ありがとうございました~ >> 参考:レース映像

というわけで、去年獲り逃がしたタイトルをもらってきました。着差も6馬身とまさにダイオライト記念の再現で正直回顧するようなことがありません。強いてあげれば、場違いだなあ、と。この圧勝劇が東京大賞典でないのが残念です。

ちょっとはまじめに触れますと、今回も4角から直線であっという間に先頭に立ったように、ヴァーミリアンの素晴らしさである抜け出すときの圧倒的な脚、いわゆる瞬発力を再認識しました。ペースの落ち着く長距離では絶対的な安心感がある反面、マイル以下の忙しい距離はやっぱり合わないのでしょう。ドバイは・・・例の化け猫のペースに付き合ったら厳しいと感じます(まあそれはヴァーミリアンに限らず、どの馬でも同じですけど)。今後2000m以下の距離を使う場合、道中どのくらいのペースまでなら今回のような瞬発力を使えるか、その見極めがポイントになりそうです。

・・・パドック実況の「みなさんこの馬を見に来たようなもの」に泣けました。


photo by jugem

参考

ヴァーミリアン、普通に考えれば次は川崎記念目標かな。

2000m以上のダートグレード競走
競走名場所条件
川崎記念(G1)川崎2100m
佐賀記念(G3)佐賀2000m
ダイオライト記念(G2)制覇!船橋2400m
東海ステークス(G2)中京2300m
帝王賞(G1)大井2000m
マーキュリーカップ(G3)盛岡2000m
ブリーダーズゴールドカップ(G2)旭川2300m
白山大賞典(G3)金沢2300m
JBCクラシック(G1)川崎2100m
浦和記念(G2)制覇!浦和2000m
JCダート(G1)制覇!東京2100m
名古屋グランプリ(G2)制覇!名古屋2500m
東京大賞典(G1)大井2000m

世代・牝馬限定のものを除く。JBCは昨年のもの。ちなみにオグリキャップ記念は2005年より東海・北陸・近畿地区限定&1900mに距離短縮。今年の大賞典にオグリホットではなくミツアキタービンに出て欲しいと思った人は少なくないはず・・・。いやむしろハカタビッグワンに逃げて欲しいか。

[2006-12-18] ビッグジェム5勝目、イースター3勝目

本日の浦和最終11Rでウッチーこと内田博幸騎手が、1966年に鉄人・佐々木竹見がマークした505勝の年間最多勝記録を40年ぶりに更新する506勝の日本新記録を達成しました。その記念すべきレースでの騎乗馬はエルっ仔トーセンマンボ、浦和転厩後これで2連勝です。

[2006-12-17] 調子のいいときはこんなものか

BIG TIMEの締めくくりに相応しく、連闘策のビッグジェムが8番人気の低評価を覆して5勝目、単勝は27倍。エル基地なら簡単に獲れる馬券だったんじゃないかと思います。だってほら。

ビッグジェムの12月出走内容
2歳12-06つわぶき賞芝1200m11着
2歳12-27樅の木賞ダ1700m7着
3歳12-183歳上500万ダ1000m2着
3歳12-263歳上500万ダ1000m1着
4歳12-113歳上500万ダ1000m1着
4歳12-183歳上1000万ダ1200m1着
4歳12-253歳上1000万ダ1400m2着
5歳12-093歳上1000万ダ1400m12着
5歳12-17高砂特別ダ1400m1着

全5勝のうち4勝は12月。残る1勝も11月22日と完全な年末特化型ですね。

【高砂特別】(阪神)~ビッグジェムが混戦断つ

1着 ビッグジェム 小牧太騎手「ハナに立つかという行きっぷりで、道中も楽に行けました。直線で一瞬手応えがなくなったのですが、もう一度力を入れて追ったら、伸びてくれました。ラッキーでしたね」

確かにリプレイを見ると一瞬「終わった」と思うような状態からグイグイ伸びてます。

500万下のオーキッドコートも中団から鋭い末脚で中京の短い直線を一気に差し切りました。今週は5勝の固め撃ち、昨年の79勝を大きく上回る年間90勝になりました。

[2006-12-16]

ソングオブウインドは今のところおかしなところは見当たらないようで、宇治田原ステーブルで精密検査を受けるとのこと。香港ヴァーズを見直してみると、最後の直線幸四郎は流してますね。それで差のない4着ですからあらためてこの馬の力を感じます。検査の結果が何事もないことを祈ります。

不振にあえぐ牝馬の中でコンスタントに走り続けた初年度産駒のミラクルレイザーが、先週の初霜特別4着の後左前管骨骨折が判明し、このまま現役を引退し繁殖入りすることになりました。22戦3勝、2着3回3着5回。おつかれさま。

出走

土曜はディセンバーステークスのイースターを筆頭に7鞍8頭が出走。イースターのほか伊吹山特別のゴッドスマイルユー、仲冬特別のアスピリンスノー、アクアルミナスSのビッググラスあたりに期待がかかります。

結果

イースターは横綱相撲、ビッググラスは直線激しい叩き合いをハナ差凌いでめでたく東西メイン制覇、さらに中京最終もシルクドラグーンとの差し比べをゴッドスマイルユーが制して3勝目。うまくいくときはアッサリなんですけどねぇ。なおビッググラスは単独トップとなる中央6勝目です。

【アクアルミナスS】(阪神)~レース後のコメント

1着 5番ビッググラス(池添謙一騎手)「外から突っかかれて厳しい展開ながら、よく頑張ってくれました。今日の内容なら上に行っても通用するでしょう」

【伊吹山特別】(中京)~レース後のコメント

1着 16番ゴッドスマイルユー(武豊騎手)「前が速かったこともよかったし、1200mは全然問題ないですね。今日の感じなら、どこでも同じ競馬ができると思います」

【ディセンバーS】(中山)~レース後のコメント

1着 6番イースター(横山典弘騎手)「前走短いところを使っているので、折り合いだけ気をつけて乗りました。まー、うまくコントロールできたのがよかったですね。今日の感じから重賞でもいいレースになるでしょう。前から好走してる馬ですからね…」

[2006-12-14]

イースターはディセンバーステークスに回りました。相手関係も比較的楽ですし、鞍上のノリもイースターとは手が合う気がします。逆に、アクアルミナスステークスのビッググラスと池添の組み合わせは微妙かもしれません。

[2006-12-11] 好事魔多し

ソングオブウインドは今朝方右前脚の腱にあたる部分に怪我をしているのが見つかった、という記事が香港ジョッキークラブのニュースに掲載されました。他にソースがなく情報が錯綜しています。思うところはありますが、ディープの一件があったばかりですし。明日帰国後すぐに三木ホースランドパークで着地検疫を受けるので、そこではっきりするでしょう。どんな結果でも受け入れるだけです。

気を取り直してギャロップでも読みますか。今週は綴込み付録にアロンダイトのポスターがついていて大変オトクです。

福永「日本馬の中で”この馬は強い”と感じた馬はいますか。」

デットーリ 「僕は、エルコンドルパサーの大ファンだったんだ。本当に美しい馬だったよね。」

四位 「それは、馬の形ということですか。それとも走るフォームとかそういった意味で・・・。」

デットーリ 「あの馬の”勝ちたい”という気迫が好きだったんだ。最後の引退セレモニーで、スタンドの前を走り去るとき、馬自身がまだ走りたいと訴えかけているように見えたよ。」

週刊ギャロップ 12/17号 巻頭カラーインタビューにて

荒みかけた気持ちが癒されました。

ヴァーミリアンは残念ながら東京大賞典はほぼ除外の見込みで、来週水曜の名古屋グランプリに向かうことになるでしょう。ここは気持ちを切り替えて、来年に向けてしっかり賞金を加算しておきたいところです。去年大雪でレース中止となり調整が狂ってしまった雪辱戦でもありますしね(オレにとってもね)。

阪神カップのイースターも出走順が登録41頭のうち31番目とほぼ絶望、エイシンラージヒルに至っては何をかいわんやです。

[2006-12-10] 香港國際賽事、ソングオブウインドは4着

ソングオブウインド - 香港ヴァーズ香港瓶に出走した風之歌ことソングオブウインドは、菊花賞同様スタート後控えて最後方からの競馬。3角から徐々に進出し、直線では先頭に並びかける勢いでしたが、ここからの伸びがなく、勝ったコリアーヒルから1馬身3/4(0.2秒)離されての4着に敗れました。アドマイヤメインは逃げたもののそれほど引き離さず、4角で捕まるとズルズル後退し、13馬身差のブービー(8着)に沈んでいます。良馬場での走破時計は2.27.10(ソングオブウインドは2.27.30)。

輸送の影響で馬体が減り現地で強い追い切りができないままでの出走で、本調子とはいえない状態での結果ですから、悲観するようなことはないと思います。むしろ父同様、条件に左右されず一定の力は発揮できることを証明したといえます。もっとも今年のヴァーズは決してレベルが高いメンバーだったわけではありませんが。

>> レース映像

「一瞬、勝ったかと思った。最後、左手前に変えてから止まってしまった。でもやっぱり走る。無事に行ってくれたら楽しみ」(武幸四郎)

エルっ仔重賞出走祭りはまだまだ続きます、来週は今年新設された阪神カップにもどかしいレースが続くのイースター。なぜかエイシンラージヒルの名前も(登録が40頭もいるのでまず除外)。

朝日杯フューチュリティステークス

予告どおり、きのうのうちにアロマンシェスの単複を1000円ずつ買っておきました。結果は7着ですけど、道中後ろから2頭目から直線インをスルスル伸びてきた脚はなかなかのものでした。順調にいけばいつか重賞を獲れるのではないでしょうか。

そして勝ったのはアロマンシェスのさらに後ろ、殿にいたドリームジャーニー。父はステイゴールド、そういえばラストランは香港ヴァーズでしたっけ。直線、大外から16頭をまとめて交わした脚は見事でした。蛯名も2002年マイルCSのトウカイポイント以来の嬉しいG1勝利ですね。

[2006-12-09] 鳴尾記念

シルクタイガー惨敗。勝ち負けは無理でも1桁には入ると思っていたので、ちょっとショックです。勝ったのはグラっ仔サクラメガワンダー、去年のラジたんからほぼ1年ぶりの勝利。

[2006-12-08]

いろんなことがありすぎて少々戸惑ってます。

土曜の鳴尾記念、そして日曜の朝日杯ともに回避馬が出てフルゲート割れとなり、結局除外対象だったシルクタイガーやアロマンシェスが出走できる運びに。奇しくも両馬とも2歳G2で3着してますね。重賞クラスの力はあると思いますので、応援馬券だけでなく多少厚めに買ってみるつもりです。

闘病中だったヒシアトラスでしたが血管肉腫の悪化が止まらず6日安楽死に。中野調教師が不憫でなりません。ダート1800mでは無条件に買える馬でした。さよならアトラス、がんばれルミナス。

香港に目を移すと、結局ソングオブウインドは速い時計を出さないままレースを迎えるようです。とても本調子ではなさそう。ウィジャボードはとにかくタフです。三代目鉄の女(*)とでも呼びましょうか。

[2006-12-05] ディープ、有馬レース後に引退式

競馬の世界では縁起悪いことなのだけど・・・。

2008年に淀駅と京都競馬場が歩道橋で繋がることになるらしい。再来年の盾に出走するエルっ仔っているのかな。香港のソングオブウインド、月曜は調教を行わず。先週日曜の中山競馬場にミニスカサンタ登場、JRAグッジョブ。

JRA賞最優秀2歳馬選考レース~朝日杯2歳フューチュリティステークス~

人気の中心がスペシャルウィーク産駒のオースミダイドウとグラスワンダー産駒のマイネルレーニア。いいですね、こういうわかりやすい図式は。特にどちらかに肩入れはしていないのですが、G1未勝利のぶん、レーニアを応援するかも(親仔制覇もかかってますしね)。あとはキングヘイロー産駒のローレルレゲイロも大崩はなさそう。

それより注目は地方転厩組のアロマンシェス。馬柱見て目を疑いました、父がなんとザカリヤ*)ですよ!G1に産駒を送り出すのはこれが初めてじゃないの?と思ったら今年産駒デビューでした。ただ残念ながら賞金不足で除外は確実、京王杯で3着とそれなりに力はあるようなので自己条件からがんばって欲しいものです。

[2006-12-04] エルっ仔祭りは続く

今週のエルっ仔、今年から芝1800m戦になった鳴尾記念に中1週のシルクタイガー。去年までと違い直線の長い外回りとあって、虎にとって願ってもないコースですが、出走順は登録23頭中22番目なので中山の冬至ステークスに回る可能性が高そう。あとは千葉テレビ杯に4月以来の休み明けになるリスキーアフェア、中京500万にダンスオールナイト。そしてもちろん、香港ヴァーズのソングオブウインド。

それでいのかな

今週のブック、ギャロップにはJCの記事がけっこう載ってますので楽しみにしてたんですけど、ハーツクライ引退に関してちょっと引っ掛かったことが。

ドバイでG1を勝って外国からオファーがあった時に、“日本にとって大切な種牡馬になるから”と断った馬ですからね。

by 北の電話屋

自分の牧場にとって、の間違いじゃないのかしら。これだけサンデー系が飽和してる状態で何を言ってるんだろう?サンデー×トニービンの血を世界に還元できるいいチャンスだったのに・・・。JCウィークにパカラン氏とお会いした際、日本の競馬の未来に希望を持てないことを憂いでおられましたけど、オレも同感です。

[2006-12-03] ウォッカで乾杯♪

ルメールの乗り方は想定できたはずなのにトウカイトリックの単勝勝負してしまいました。さてどうやって取り返そうか。

阪神ジュブナイルフィリーズ

ウォッカ

新装したての外回りコース。土曜の結果を見るとみんな様子見なのかスローのヨーイドンになってます。前につけられない馬にとっては苦しそうな反面、引っ掛かる馬も続出しそう。人気のほうはアストンマーチャンが一本カブリになっているおかげで他の単勝がずいぶんおいしく見えます。マーちゃんは前走ファンタジーステークスの勝ち方がちょっとやりすぎの感じがして、ファンタジーステークスで激走すると反動でここを勝てないような。オレが目をつけていたのはタニノギムレット産駒のウォッカ、土曜のうちに馬券購入済みです。

なんでも「モノが違う」と四位が絶賛しているので(参考記事)、気になって調べてみました。鮫島を背にしてのデビュー戦は、スタートすると口を割って掛かり気味にハナを切るなど若さを見せながら直線に向くと後続をさらに突き放す一方的な内容で逃げ切り勝ち。続いて黄菊賞はゲートのタイミングが合わず殿からの競馬となり、3角からマクリ気味に進出したもののマイペースで逃げた勝ち馬には届かず2着。感想をひとことで言うなら「荒削り」で、完成度の高そうなアストンマーチャンとは対照的だけど確かに面白い存在に思えてきました。母の父がルションというのもマイネルブリッジ大好きだったオレとしては惹かれる材料ですし、ここは四位の言葉を信じてみることしますか。そして最初の話に繋がるわけです。

でもまあそれほど期待していたわけでもなくお昼寝してしまいました。ふと目覚めてTVつけたらちょうどスーパー競馬終わったところ。あーあ、やってしまったよと思いつつJRA-VANを立ち上げると一番上にウォッカって書いてある。あれ、1枠1番だったっけ。

・・・キタコレ!?

オンデマンドでレース映像を見てみると、直線は切れたというよりねじ伏せた感じの、2歳牝馬らしからぬ凄い脚。レース前にユタカ自身が懸念してた通り、1ハロンの延長+外回りがアストンマーチャンにとって微妙に災いしたのかな。逆にウォッカは直線前が詰まりかけて外に持ち出したけど、並みの馬ならここからもう延びてこれないだろうし、そもそも以前の阪神なら届かなかったんではないかな。改修で直線が長くなったことに感謝。まあ、一番改修の恩恵を受けたのはオレなんですけどね。単勝は11倍もついて払い戻しは2万2千円、きのうの負けどころか1万円以上プラスになりました。

タニノギムレットは現役時代に能力を出し切れなかった鬱憤晴らしのように、ファーストサイヤーシーズンの最初のG1から見事勝ち馬を出しました。ウォッカの末脚は父譲り、といったところでしょうか。ユタカが最近では珍しく勝ち馬が強かったことを認めてますが、ラップは12.2 - 10.7 - 11.5 - 11.9 - 12.0 - 11.7 - 11.2 - 11.9と若駒にとって息の入らない厳しい流れですし、勝ち時計1分33秒1は2歳マイルの日本レコード(それどころか桜花賞レコードより速い!)。とりあえず現在の2歳牝馬の中では1、2着馬が抜けてますね。特にウォッカは5週間にデビューしたばかりですからまだ奥が深そうです。

2006-12-05追記

ウォッカは父も母もオーナーブリーダーである谷水牧場の馬。ギムレットよりさらに強くということでウォッカの命名になったとのことですが、あえて冠をつけなかったのは期待の現われでしょうか。

ちなみに2着アストンマーチャンの馬主戸佐眞弓氏は、これが初の所有馬と武豊日記に書かれていて(参考記事)、そりゃすごいなと思ったのですが、JRA-VANで調べたら現3歳のアンビリーバブルも所有されてる。途中で馬主変わったのかな?まあ2頭目でも凄いことに変わりはありませんけどね。

[2006-12-02] スタミナ“だけ”は無尽蔵~ステイヤーズステークス

前走で控えたのはどうも調教師と騎手との間でコミュニケーションミスがあったようで、今回はちゃんと前に行くんじゃないかと。むしろ大逃げを期待。出掛けにドタバタして、結局着いたらちょうど本馬場入場が始まるところ。でも1万人くらいしかいないんじゃないのか?ってくらいガラガラ。今日の撮影ポイントはゴール前の坂を登りきったあたりでした。

ガラガラのスタンド
本馬場入場

単勝5000円とがんばれ馬券2枚購入してから急に不安になりました。コメントでも触れてるとおり、先行指示があってもトリックのことだからなかなか前につけられないんじゃないかと。そうなるとトリックのスタミナが無尽蔵と知らないルメールは、芹沢のようにグイグイ押して叩いて無理やりハナ切ったりはしないんじゃないかと。 まあ、こういう不安は的中するもんです。その位置からの差し比べだとたぶん負けちゃうよ?2週目の向こう正面くらいでマクってくれれば、なんて甘い考えでした。ごく普通の仕掛け。4角から直線、ファインダー越しでもアイポッパーには届かにゃいことを悟りました。単勝5000円なんて久々だったのに一瞬・・・いや3分40秒はけっこう長い・・・で紙屑に。逃げて負けるなら諦めもつくんだけどなあ。

1週目スタンド前
2週目スタンド前

以下、帰宅後のレース分析。

12.8-11.3-12.6-12.3-12.5-12.7	74.2
12.4-12.9-12.6-12.7-12.9-12.7	76.4
12.4-12.3-12.5-12.1-11.3-12.4	73.0

13秒台のラップがなかったのはステイヤーズステークス史上今回が初めてで、逃げたメジロコルセアからそれほど後続が離されなかったため淡々とした流れに見えたのですが、実はかなりタフなレースだったようです。またアイポッパーの勝ち時計3分43秒4は1994年エアダブリン、2001年エリモブライアンに次ぐ優秀なもので、トリック自身も43秒台で走破してますから、この2頭は“ステイヤーとして”高く評価できると思います。特にアイポッパーは道中3番手を追走してなお上がり最速。本当はアイポッパーの位置にトリックがいて欲しいところなんだけど。押しても叩いても逃げられなかったのはわかりますが、少なくとも二周のうちもっと前に付けるチャンスはあったはずです。今日のメンバーなら2着に入っても差し比べでは分が悪いのだから、芹沢のような何が何でも前に行く騎乗ができるヤネじゃないと万年掲示板止まりではないかしら。

まあ、2週目の3角まで外を追走していたトリックが直線は内から2頭目を伸びてきてビックリした。たぶんトリックは普通に走っていたところを勝手に前の馬がタレたんでしょうけど、それを活かしてインに入ったんでしょうね。こういうところはルメール上手です。

しかし3連単の配当が1670円じゃ、スタンドからため息も出ますよ(笑)。

[2006-12-01] アロンダイト、そして3歳の評価

JRAから先週の重賞レーティングが発表になりました。JCダートを制したアロンダイトは114と、JBCのタイムパラドックス/ブルーコンコルドと同じレート。前年のカネヒキリは118(R.R. 112.50)ですがレースオブイヤーといってよいほどの内容でしたから、勝ち方は優秀でもメンバーを考えたらこんなもんでしょう。参考までに主なダートグレード競走勝ち馬のレーティングですが、フェブラリーステークスを勝ったカネヒキリの118が最高で、次いで帝王賞はアジュディミツオーの116。そのほかJDDのフレンドシップが108、ダービーGPのマンオブパーサーが106、南部杯のブルーコンコルドが113です。

芝のほうはディープインパクトが125と去年のアルカセットを1つ上回りました。ただ2着ドリームパスポートが120、ウィジャボードは着順も内容も去年よりよかったにもかかわらず115と変わらず。なーんか作為を感じずにはいられないです。

脚注

鉄の女
初代ダーリア[Dahlia]、二代目はトリプティク[Triptych](日本を走った馬に限定すると初代がトリプティク、二代目はイクノディクタスとなる)。初代様は2歳から6歳までの間にフランス、イギリス、アイルランド、イタリア、アメリカ、カナダの6カ国を転戦、うち5カ国で重賞制覇し、キングジョージ連覇などG1を合計10勝(生涯成績48戦15勝)。繁殖に入ってもナリタタイシンの父リヴリアを初め6頭の重賞勝ち馬を送り出した。二代目のトリプティクもまたフランス、イギリス、アイルランド、アメリカ、カナダ、日本と6カ国を転戦、4カ国で重賞を勝ち合計獲得G1は9勝。特に1986~1987年と続けてジャパンカップに参戦し日本でも馴染みが深く、1987年の富士ステークスで見せた末脚は今でもオールドファンの語り草となっている(参考)。
ザカリヤ
エルコンドルパサーの一つ下の世代で、二ノ宮厩舎に2年連続ニュージーランドトロフィー優勝をもたらす。続くNHKマイルカップでも2着と好走したものの、その後は尻すぼみで2002年のダービー卿チャレンジトロフィーで3着が最高成績。エルコンドルパサー同様、Northern Dancer4*3のインブリードを持つ。牝系が優秀だったせいか、2003年かろうじて種牡馬入り。今年が産駒デビューでアロマンシェスを含む5頭が確認されている。基本的にはサンシャイン牧場(伊達秀和氏)のプライベート種牡馬。
直線
2000m以上のダートグレード競走が行われる競馬場の各直線距離は、船橋が300m、名古屋が194m(日本の競馬場で最も短い)、浦和が220m、川崎が300m、大井が外回り386mの内回り286m、盛岡が300m、旭川が262m、佐賀が200m、金沢が236m。それぞれ4角からゴール板までの長さ。