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雑記:2007年4月

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[2007-04-28] 引越しますー

正確には追い出されますー

なんとか公園生活者にはならずに済みそうなのですが、ネット環境確保がどうなるか読めません。もっとも、「パソコンと回線があればどこでも仕事ができる=、回線確保は至上命題のはず」なのでそのうちどうにかなってるだろう。

そんなわけでございまして、スルーしたくないことだけざーっと書いときます。

今週

休養明けのゼンノトレヴィが坂路で好時計、素質はけっこう高いと思うんですけど、ポン掛けが効いたりする反面ケイコの時計と実戦の着順がぜんぜん噛み合ってなかったりして何度も痛い目を見ました。気分次第ってやつですかね・・・。

4/29 天皇賞

本当なら現地観・・・いやなんでもありません。池添が阪神大賞典後「勝てるレースだった」とつぶやいたらしいです(出典:馬三郎かなんか)。皐月賞の松岡にしてもですが「よくやった」「惜しかった」より「チクショー」という思いのほうが次に繋がるような気がしますので、トリックの単と馬単総流しと3連単は12番トリック頭で1,2,6,8,15の2・3着マルチを買った気になって夢でも見ます。

5/3 兵庫大賞典

トリックの代名詞がスタミナならバンブージーコのそれはタフネスに間違いありません。まあトリックも十分タフな馬ですけど。移籍後のローテーションなどジーコ様にとってジョギング程度のものでしょう(ジョギング以上の速度が出せなかっただけという不安はあるけど)。ここを勝って「無事是名馬」の仲間入りを果たすと信じて単のみ。買えるかどうかよりどこで売ってるかもわからないけど。

・・・そもそも出られるのかどうか。当日は六車奈々がゲストに来るみたいです。本当なら現(r

烈海王あたりに言わせれば「この議論は既に5年前に通過している!」いわゆる顕彰馬の件

2000年に選出方法を変更した理由って、オレはくだらないと思ってます。ただ最近はそれも別に間違ってるわけじゃないんだろうなあ、と思うようにもなってきました。ディープが有資格馬となる来年、あるいはトリックやアイルが激走してほんとにG1ホースが5頭誕生したとき、はたまたソングの仔が菊花賞親仔制覇なんて日がきたらまたじっくり考えてみますよ。

補足しとく

顕彰馬のクオリティを維持するため足切りの点数を高く設定するのを否定はしません。ただ今の選考システムは合格点に達している候補まで不合格になってしまっていること、それを改善しようという動きがいっこうに見られないのが今の競馬サークルのダメダメな点じゃないですか。

その他

エル(っ仔)と無関係だけど。

青葉賞

出走馬の父がすさまじいことになってると思うのはオレだけかなあ。特に2頭のマックイーン産駒がキニナル。

オグリキャップ記念

地力で押し切れないほどミツアキタービン衰えちゃったのかな。ちょっと寂しいです。

ウオッカ

オークス馬はベッラレイアということです。ウオッカはビワハイジよりは上、シャダイソフィアと同じかちょい下くらいかと。ことダービーに関してですが。

ジョッキーマスターズ

マサトの名前が無いことが唯一残念と思いきや。涙が出そうでした。

廃品回収フリマのお知らせ

引越し先のほうがずっと狭いので、今の部屋あるものをほとんど処分することにしました。興味がある方はご一報下さい(elcondorpasa.org@gmail.com 、な!)。もっともたいしたものねーよ、ってことも考えられますし、あっても保管状態はよいとはいえないですし(未開封品はないと思ってください)、無駄足に終わっても笑って流せる方がよいかと。ちなみに5/5午後に業者による撤去の予定です。

      r;ァ'N;:::::::::::::,ィ/      >::::::::::ヽ 
.      〃  ヽル1'´        ∠:::::::::::::::::i 
       i′  ___, - ,. = -一   ̄l:::::::::::::::l 
.      ! , -==、´r'          l::::::/,ニ.ヽ 
      l        _,, -‐''二ゝ  l::::l f゙ヽ |、 
        レー-- 、ヽヾニ-ァ,ニ;=、_   !:::l ) } ト   場所は恵比寿駅から徒歩2分だ! 
       ヾ¨'7"ry、`   ー゙='ニ,,,`    }::ヽ(ノ     
:ーゝヽ、     !´ " ̄ 'l,;;;;,,,.、       ,i:::::::ミ     必ず先に連絡入れてから来いよ、
::::::::::::::::ヽ.-‐ ト、 r'_{   __)`ニゝ、  ,,iリ::::::::ミ 
::::::::::::::::::::Vi/l:::V'´;ッ`ニ´ー-ッ-,、:::::`"::::::::::::::;゙ ,     な! 
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:::::::::::::::::::::::::::::l ヽ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ / 
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聞くなとはいってないから、な!

布団も敷いてないYO

重要

明日の日曜からです。土曜はまだ他人の預かり物が残ってるので。

トリックが盾勝ったら全部タダでいいんだけどねぇ・・・

[2007-04-19]

エイシンラージヒル、無事アンタレスステークスに出走となりました。ビッググラスと同じく中尾師の管理馬ですし三走前の白嶺ステークスで競り勝った相手はキクノウィナー。さらに鞍上は相性のよい武豊と期待感はありますが、同型ののヒシハイグレードをどう捌くかと、ここ数戦絞り切れていないような感じなので、当日の馬体重に注意が必要と思います。

近走・次走報

2回東京開催が始まろうというのに虎はまだ北海道。中間ハリ治療もしたようです。じっくり立て直すというのを否定はしないけど機を逸したら本末転倒なので。カルナバリートの蹄骨骨折はほぼ完治しているものの、またも裂蹄により調整が遅れているようです。なお昨年秋より空き馬房の順番待ちでソエやらヒジ痛やらで戦線離脱中だったロードアルファードがついに帰厩したようです。そういえばメルヴェイユーズも出戻りしてますが、どうも名牝の仔に限ってデビューもままならかったり順調にレースを使えなかったりが多いのはなんなんでしょうね。わりと順調なダンスオールナイトも究極のジリ脚に向け驀進中だし。ペガサスファイトがなんとかそれなりに走ってるかな。

未勝利な現役馬

03世代はけっこう多いです。ここから名ジャンパーが誕生するのかなあ。オメガグランプリはアイリッシュダンス最後の仔だから夢を捨てきれないのかな。

NAR

デビュー20周年を記念して吉田稔の冠レースが4日で4レース組まれてる名古屋競馬。当の本人はどれ一つとして騎乗がなかったりするんですけど、今日の8R「夢に向け頑張れ」でバトルエアーカットが2着、鞍上は茜たん。いつか撮りにいこう。残りの3つの冠は「俺達の誇り」「新たなる伝説を」「さぁ行こうぜ」。

その他

NAR

ミツアキタービンがオグリキャップ記念で復帰の噂がありましたが編成馬に名前が載ってました。3年前のダイオライト記念は圧巻で、この馬が無事ならどこかでヴァーミリアンの強敵として立ち塞がっていたはず。

門別5Rフレッシュチャレンジ、つまり今年最初の2歳戦。一番星となったアイファーダイオーはバトルライン産駒、管理する田中淳司調教師の初勝利でもあったようです。新種牡馬サウスヴィグラス産駒のマイアミフェスタは2秒8離された5着でした。

[2007-04-18]

追い切り

天皇賞1週前のトウカイトリックは坂路で52.9-38.7-25.2-12.7とこの馬なりに好調をキープしているように感じます。その他サクラオリオンが栗東CWで79.9-65.4-52.2-39.6-13.5(12番時計)、美浦坂路のウエスタンクイーンが51.4-36.9-24.6-12.9。

NAR

トネノヒカリはコンマ1秒差3着に健闘、トネノキングも4着とまずまず。

[2007-04-17]

近況・次走報

今頃気づいたのですが、トウカイトリックは対デルタブルース3戦3勝なんですね。

特別登録
開催レース名条件馬名性齢
福島810R文知摺特別ダ1700mウインバリエンテセ657
福島811R奥の細道特別芝2600mサクラオリオン牡556
福島811R奥の細道特別芝2600mペガサスファイト牡557
東京110R奥の細道特別ダ1400mアグネスハッピー牡554
東京110R青梅特別ダ1400mトーセンマンボ牡454
東京29R金峰山特別芝2000mエアジパングセ457
東京29R金峰山特別芝2000mサクラオリオン牡557
東京210Rフジビュスタンドステークスダ1400mビッグジェム牡657
東京210Rフジビュスタンドステークスダ1400mブラックコンドル牡657
東京211Rフローラステークス芝2000mベッラレイア牝354
京都110Rメルボルントロフィー芝2000mブラックコンドル牡657
京都112Rシドニトロフィー芝1400mダイゴカムイ牡554
京都29R紫野特別芝1800mサクラオリオン牡557
京都211Rアンタレスステークスダ1800mエイシンラージヒル牡556
京都411R天皇賞・春芝3200mトウカイトリック牡558
NARなエルっ仔

4月に入ってからの動きですが、9日の水沢5R C3級でノイモントが6馬身差で逃げ切り勝ち。昨年の夏4戦未勝利で中央抹消となりましたが、移籍初戦となった12月以降4戦3勝となかなか好調です。3勝の手綱を握ったのは菅原勲。まだまだ下級条件ですが、みちのくのエルっ仔大将格ハセノコンドルが故障で戦線離脱中だけに、ノイモントにはがんばってほしいです。

10日の名古屋8R C1でもパインハーストが6馬身差で移籍後初出走を初勝利で飾りました。全姉のカサパサーは1戦しただけで引退してしまいましたが、母カサダガの仔にはストーンステッパー(父Crafty Prospector)がいますので、この先大化けする可能性もあるのではないでしょうか。

続いて12日の園田9R A1ではジーコ様ことバンブージーコが2着に3馬身差で楽勝、通算6勝目を挙げました。これで胸を張って5月3日の第43回兵庫大賞典へ。今年から2400mとなりますが、恐らく距離延長を最も喜んでいるのは他ならぬバンブージーコ陣営、ここを制することが出来れば交流重賞出走の道も開かれることでしょう。

今日の大井メイン、オメガ賞にトネノヒカリが出走します。トネノキングの名前もあるのでピンポイント観戦を狙ってみますが・・・。

府中リニューアル

オレが競馬をはじめる&ハマるきっかけとなった2頭がはるばるやってくるので見に行かないと。初めて馬券を買ったのが93年の弥生賞、名前だけで選んだウイニングチケット。なんだ競馬って簡単じゃないのかと思ったのが運の尽き。はじめて現地観戦したのが93年のジャパンカップ。ダービー馬となった初恋の馬とともに国際競走ということでレガシー“ワールド”の単勝を握り締めて観戦。あの頃とはオレも回りも随分変わっちゃったけど、変わらないものもあります。

・・・せん馬のレガシーはともかく、チケットがここにくるということは種牡馬引退したってことなんだよなあ。そう考えると少し寂しいです。がんばれダービー馬たち。

ジョッキーマスターズ~本田空気嫁~

その93年当時にターフを賑わせた岡部が、河内が、的場がいる光景。日曜は府中へ出かけよう。

フローラステークス

ベッラレイアとのご対面です。直線に急坂のある阪神や中山よりも府中はこの馬に合うんじゃないかと思います。ただ登録馬を眺めるとトウカイオスカーとランペイアがかなり手強そうに見えます。このへんはトライアルならではの難しさなんですが。

[2007-04-16] 多忙

アンタレスステークスのエイシンラージヒルは出走順20番目のようです。回避馬出ますかね。

先週の結果
土曜
開催レース名条件馬名性齢鞍上
福島10R桑折特別芝2000mリキアイコンドル牝4渡辺薫彦55610
福島10R桑折特別芝2000mダンスオールナイト牝4中舘英二5524
中山8R4歳上1000万下・牝ダ1800mラピッドオレンジ牝4北村宏司5514
阪神11R読売マイラーズカップ芝1600mイースター牡4川田将雅571313
日曜
開催レース名条件馬名性齢鞍上
福島8R4歳上500万下ダ1700mブレイブバニヤン牡4吉田隼人5783
福島11Rラジオ福島賞芝1200mナイトレセプション牡4二本柳壮5613
阪神12R4歳上1000万下ダ1800mゼンノコーラル牡6吉田稔5754
阪神12R4歳上1000万下ダ1800mビッグクラウン牡6渡辺薫彦5745
ソングオブウインド、早来へ

netkeibaによるとオンファイアとともに荻伏から早来へ繋養先が変更となり、すでに8日に移動も済んでいるようです。予想以上の配合申込みにより荻伏では対応仕切れなくなったとのこと。嬉しい誤算です。

[2007-04-15] ヴィクトリーの春

皐月賞

ここを取りこぼそうがダービーにピークがくればよい。関口オーナーや松田国師のコメントから何かを読み取ろうとしてもたぶん無駄で、共同通信杯から皐月賞というローテーションがヒントかな、と。結局一番人気はアドマイヤオーラでしたが、弥生賞は瞬発力で抜け出しただけ。こういうトライアルの勝ち方は本番の軸にしてはいけないタイプで今回ユタカが溜め殺す可能性大。ホウオーが強いのなら、ラジオNIKKEI杯で接戦を演じたヴィクトリーや不利を蒙ったナムラマースやアサクサキングスだって差は無いはず。この3頭を中心に組み立てることにしたのですが、中山という理由でホウオーを軽視するなら同じくトニービンの孫であるヴィクトリーを軸にするのは矛盾してしまいます。というわけで、ナムラマースとアサクサキングスを1・2着固定の3連単2頭軸でホウオー、オーラ、ヴィクトリー、アップル、ココナッツ、モチ、ジャーニーに流しました。モチはまあ、勝ち負けは無理でも展開次第で掲示板くらいはあるかな、と。

大外枠のブライアンズタイム産駒

最後に馬場入りしたヴィクトリー。厩務員に引かれて直線を歩く姿を見ているうちにサニーブライアンが脳裏に蘇ってきました。「あ、やられるかも」と思ってもすでに単勝を買い足す余裕はなく。レースが始まり逃げ宣言のサンツェッペリンが先手を奪ったものの、これを交わしてハナに立ったヴィクトリー。前半1000m通過が59秒台というペースはそれなりに速いのですが、後続との差が思ったより大きく再び「やられる」予感が。直線は見ごたえがありました。叩き合う2頭、猛追するホウオー、3頭横並びでゴール。残ったのか?交わしたのか?固唾を呑んでターフビジョンのスロー再生を見る・・・首の上げ下げでハナひとつヴィクトリー。

ここまでの勝春のG1成績についてはみなさんご存知でしょうからヤボな話はしません、それよりも一旦は先頭に立ったサンツェッペリンの松岡が気になりました。さぞ悔しいでしょう、いつかこの悔しさが伏線になる日がくるよ。さらにクビ差3着のホウオーですが、オレの見立てよりもはるかに強かったようです、ごめん。それにしても1枠1番で2番人気3着と、父とまったく同じ結果となってしまいました。これを運命というならダービーこそ主役は譲れませんね。アサクサキングスとナムラマースはいいとこなしでしたが、マースは使われながらずっと体が増えてますので、ダービーでも狙ってみようと思います。

どこぞに3連単獲った奴もいるんだろうなあ、なんて思いながら中山を後にしましたが、それがパカランさんとは。いやー、お見事です。

サンケイスポーツ・黒田記者、3連単見事に的中!

黒田記者がついにやった! 3連単を追いかけ続けて、見事なクラシック超100万円制覇。コラム推奨の3連単(17-9-1)が162万3250円まで跳ね上がり、狂喜乱舞、手の震えが止まらなかったという。かつては「ビンクロ」(貧乏・黒田の略)と言われた男が、超セレブに成り上がり、“黒田時代”の到来だぁ~!!

モチえらいよモチ

馬券と応援は別物。モチはスタート後なんとか鞍上が前につけようとしているのがわかりました。しかし馬にテンのスピードがなく最後方に。この時点で大差の殿負けも覚悟したのですが、モチらしい粘りを見せエイシンピーシーに先着。見せ場も突っ込めそうな実況もなかったけど、最後まで諦めずによく頑張った、偉いぞモチ。次はマイルカップという噂、無謀と思うけどちゃんと応援いくよ。

川田将雅騎手(モチ17着)

「行こうとしたが、行けなかった。後ろからではモチ味が生きない」

勝っても負けても下手なコメントは許されない。それがモチクオリティ。

エルっ仔

カスリもしなかった皐月賞ほか馬券は散々で、なんとかブレイブバニヤンに助けられました。ナイトレセプションはよく伸びているものの福島で殿一気はさすがに無理でしょう。この先スプリントで戦っていくにはもう少し前で追走できるようにならないと。ビッグクラウンとゼンノコーラルはほぼ人気どおり。堅実ではあるんですけど、上を目指すにはもうワンパンチほしいところ。グラスのような覚醒を他の馬にも期待するのはいけないのかなあ。

雑感

ここ数年、エルっ仔以外になかなか興味が沸かなかったのですが、今年に入ってからちょっと心境に変化がでてきたのを感じてました。どうやらモチとヴァーミリアンのドバイ遠征で完全に競馬ファンとして復活したっぽいです。モチろんこれまで通りエルっ仔は追い続けますが、他の馬のことも普通に応援できそうです。ありがとうヴァーミリアン、ありがとうモチ。というわけで来週はベッラレイアの応援に行ってきます。やっぱりデビューから注目していた馬というのは思い入れが沸きますね。

[2007-04-14] 95世代の春

中山グランドジャンプ

興味はカラジの3連覇1点のみ。レースは大竹柵あたりで撮ろうかと思っていたのですが、パドックにギリギリだったため下見する間がなく、結局いつもと同じゴール前150mに。馬券のほうはカラジは応援馬券に留め、テレジェニックの単複だけ買ってみました。

レース開始早々に上位人気だったアグネスハットが落馬しあちこちからため息が聞こえてきましたが、カラ馬のままスタンド正面の障害の飛越に成功、観客から自然と拍手。これだよこれ。その後も各障害を全馬クリアするごとに沸き起こる拍手。やはり現地観戦はよいです。

当初後方に位置していたカラジでしたが徐々にポジションを押し上げ、先行馬を見る形に。レース終盤メルシーエイタイムがマクってきましたが手応えの違いは一目瞭然、最終障害を堂々先頭でクリアするカラジ、うなるスコットの水車ムチ。もう「強い」のひとこと。走破時計は4分50秒台で、これは去年、一昨年とほぼ同じ。来年も4分50秒台の決着であれば4連覇も夢ではないかもしれません。中山巧者リワードプレザンが猛追して2着、来年は63.5kgの克服がカギでしょうか。メルシーエイタイムも斤量負けしている場合じゃないですよ。

表彰式も済んで引き上げる際、ファンからのサイン攻めに合うスコット騎手。横顔を撮りつつ「See you next year !」と声を掛けると笑顔で手を差し出してきました。わーい握手しちゃったよー♪

エルっ仔

ダンスオールナイトはマクりきれず、ラピッドオレンジはハイペースを深追いしてそれぞれ4着。マイラーズカップのイースターは後方のまま惨敗。結果的に前に行った馬が有利な流れとはいえ、同じ位置取りだったハットトリックは6着にきてますので、これが現時点での一戦級との力の差なのでしょう。58kgを背負いながらレコードで逃げ切ったコンゴウリキシオーも立派ですが、32秒7というスイープトウショウの繰り出した末脚は驚異的ですね。今年の3歳牝馬は古馬と戦っても通用するんじゃないか?なんて思ってましたけど、そんな甘いものじゃないぞという古馬の貫禄を見た思いです。

[2007-04-10] [誕生日]

ハッピーバースデイ、ヴァーミリアン。

近況・次走報

ブラックコンドルが帰厩しました。

~歓迎・チーム豪州@平均年齢11歳~

年間大障害3勝がかかっていたブランディスあたりからテイエムドラゴン、スプリングゲント、マルカラスカルと障害の実力馬の戦線離脱が目立つ中、今年も元気にやってきましたカラジ12歳。オレの場合エルと同期の現役馬というのもポイント高いのですけど、ここを目標3年連続でわざわざ日本のレースにやってくるなんて嬉しいじゃないですか、なんだかシンパシーを抱いてしまいますよ。カラジは過去2度の来日の際もペガサスジャンプステークスを叩いての参戦でしたが、2005年が3着→1着、2006年が2着→1着。今年も僅差の3着と春の大障害3連覇に向けて調子は順調、視界良好のようです。

まあホスト国としては12歳の外国馬に3連覇されたら立つ瀬がありませんが、中山コースとの相性や斤量的にもカラジが一枚上といった感じ。二番手メルシーエイタイムの鞍上が出津孝一だったら、またあの爆笑インタビューを期待するんですけどね。

鳳翼天翔!

鞍上は絶好調でもフサイチホウオーはたぶんないかと。ご存知の通りトニービンは通常の3倍の根性を府中で発揮できる反面、アンチ中山(*)という副作用も持ち合わせていました。この法則は恐らく孫にも受け継がれているはず。同じ孫でも母父トニービンのヴィクトリーは兄リンカーンが日経賞勝っていますが、むしろ兄リンカーンというのがG1でアンチ効果を発揮するような気がしてならないです。でもがんばれ勝春。

まだはっきりと上下関係ができあがってるわけでもないので先週と同じく一番上手に立ち回った馬が勝つんじゃないでしょうかね。結局その可能性が最も高いのがアドマイヤオーラかもしれませんが。

329 名前:名無しさん@実況で競馬板アウト 投稿日:2007/04/08(日) 11:36:25 ID:RcsK1dLh0
「ホウオーの業火で焼かれようともモチは焦げておいしくなるだけ 」 

[2007-04-09]

リキッドノーツはこれだけ間隔詰めて使ってくるところをみると脚元はすっかりよくなったみたいですね。間隔詰めて使うといえばイースター、厩舎が替わってもまるで扱いが変わってないような。

特別登録
開催レース名条件馬名性齢
中山810R中山グランドジャンプ障4250mカラジ牡1263.5
福島510R桑折特別500芝2000mアフェランドラ牝455
福島510R桑折特別500芝2000mダンスオールナイト牝455
福島510R桑折特別500芝2000mリキアイコンドル牝455
福島511R渡利特別1000ダ1700mアグネスハッピー牡557
福島511R渡利特別1000ダ1700mトーセンマンボ牡457
福島511R渡利特別1000ダ1700mビッグクラウン牡657
福島611Rラジオ福島賞芝1200mガーネットスター牝4未定
福島611Rラジオ福島賞芝1200mナイトレセプション牡4未定
中山810R卯月ステークス芝1600mリキッドノーツ牡6未定
中山811R皐月賞芝2000mモチ牡357
阪神710R陽春ステークスダ1400mビッグジェム牡6未定
阪神711Rマイラーズカップ芝1600mイースター牡457

暫定メモ:申し合わせたように今年デビューを迎えるサドラーズギャルファミリー

今年はナイスベンゲルのサイヤーデビュー。2005年産の登録数は7頭です。

登録済みナイスベンゲル産駒 2005年産
牡馬
母イワフジシャルード(母父シャルード) 2005/05/16 芦毛
母ミルサンコー(母父ミルジョージ) 2005/05/26 青鹿毛
母ナカノレッド(母父アンバーシャダイ) 2005/04/20 黒鹿毛
牝馬
母トキワオーロラ(母父ライブリーラーク) 2005/06/6 黒鹿毛
母ピアノフィルテ(母父ビーフロスト) 2005/04/11 鹿毛
母マザーアクトレス(母父カーリアン) 2005/04/6 黒鹿毛
母ラムダ(母父ラムタラ) 2005/04/9 鹿毛

マザーアクトレスの05はエピストラーの下になります。

続いて妹たちの繁殖成績です。

メモリーズオブユー
システィンチャペル
ブルードメアサイアー状況

エルコンドルパサーを父にもつ繁殖登録馬数は4/8現在で63頭おり(1頭はソングオブウインド)、その子供は2005年が2頭(下記参照)、2006年は30頭血統登録されています。そのうち別ページに情報をまとめます。

ブラウンロッジ  牝馬 鹿毛
父グランデラ 母ビューヤマザクラ(母の父サンデーサイレンス) 2005/3/2 生産者:カナイシスタッド
ジェイケイコンドル05 牡馬 鹿毛
父メジロライアン 母ジェイケイコンドル(母の父Woodman) 2005/5/7 生産者:藤川ファーム

[2007-04-08] アイシクルアート、JRA初勝利

アイシクルアートはまた中山7R、仕事溜まってるので最終とかよりはかえってありがたいや。阪神7R、朝の時点での1番人気はエイシンイダテンのほう。このまま人気が変わらなければエアワイクリフ(3番人気)の単勝を今日の勝負馬券としたいところです。8R千種川特別のダイゴカムイは芝替りですが、前走の勝ちっぷりがなかなかでしたし、デビューからの2戦を見るぶんには芝がダメでもなさそう。昇級初戦で相手が強化しているので頭までは苦しそうですが、鞍上に賭けてみようと思います。

回顧

珍しく返し馬ができたアイシクルアートはなんとハナ。前半1000m61秒の緩い流れにもかかわらずかなり縦長の展開に。4コーナーで一瞬のうちにリードが消えたときは冷やっとしたものの手綱はもったままで、直線を向くと逆に突き放して4馬身差の楽勝でした。時計もまずまず。今回は展開に恵まれましたが、ハナ切ったのは作戦じゃなく絶対掛かってたからだろうし、レース後引き上げてくるときも暴走気味で、「とまらねぇよ」とカツハルも苦笑い。やっぱりこの気性難は血筋ですかねぇ・・・克服できたのはエアジハード兄だけ。マトモに走れるようになれば重賞だって狙えるだろうに。

田中勝春騎手

「ペースが遅くなりそうなのでハナへ行きました。道中は少し力を入れながら走っていましたね。止まってしまう心配もありましたが、終いまでしっかりと伸びて、強い内容を見せてくれました。このメンバーでは力が上でした」

阪神7R、エイシンイダテンは相変わらず勝ちきれません。エアワイクリフはちょっと行きっぷりが悪かったかな。それでも4角の手応えの割によく掲示板に残ったと思います。8Rのダイゴカムイは10番人気の低評価ながら直線いい伸び脚を見せこちらも掲示板を確保。少頭数とはいえ馬群に突っ込んでも怯んだ様子もなく芝でもやれるメドが立ったと思います。ただ軽い芝のスピード勝負は本質的に向いてないのでは。

今週の結果
土曜
開催レース名条件馬名性齢鞍上
福島9R4歳上500万下ダ1700mブルーアイガー牡4古川吉洋5778
福島11R吾妻小富士賞芝1800mサクラオリオン牡5熊沢重文5713
中山12R4歳上1000万下ダ1800mスズノマグマ牡4田中勝春5727
阪神7R4歳上500万下芝2200mアフェランドラ牝4福永祐一55136
日曜
開催レース名条件馬名性齢鞍上
中山7R4歳上500万下芝2200mアイシクルアート牡5田中勝春5721
阪神7R4歳上500万下ダ1800mエイシンイダテン牡4野元昭嘉5722
阪神7R4歳上500万下ダ1800mエアワイクリフ牡5武豊5715
阪神8R千種川特別芝1200mダイゴカムイ牡5太宰啓介57105

桜花賞~日本騎手クラブ会長・ヨシトミのプライド~

複数の馬に身贔屓を感じてしまうので記念馬券だけにしておくのがよさそうではありますが。

タレント最内から狙う逃亡劇!展開ズバリ3強崩す

日本騎手クラブ会長・ヨシトミのプライドの見せどころでもある。昨年の桜花賞はアサヒライジングで逃げて4着、オークスは3着。ダービーもアドマイヤメインで逃げて2着と、惜しくもクラシックに手が届かなかった。さらに桜花賞はホクトビーナス、ヤマノカサブランカで2度2着の悔しさも残る。「関東馬に関東の騎手が乗って阪神に乗り込めるのはいい。頑張りたい」。波乱を起こすならば、ヨシトミ+ショウナンタレント。

なんか大先生カッコイイぞ。さらに前日売り4番人気ですが単勝20倍超えてますよ。というわけでショウナンタレントの複勝と、アストンマーチャンを頭で馬連を買ってみます。複勝に100万みたいな買い方できるならウオッカでもいいんですけどね。

桜花賞回顧

えらい淡々とインタビューに答えるもんだなあ・・・チューリップ賞のニヤニヤの意味はこれだったのか、と今頃気づいても遅すぎました。アンカツが上手く乗ったというより、アンカツが思い描いていたシナリオ通りに動けるダイワスカーレットが競馬が上手いんだろうな、という印象。ウオッカは四位の感触では「いつもの手応えがなかった」ようですが、ラスト2ハロン目なんてレースラップ10秒6ですぜ。しかも直線でダイワと接触するようなシーンが2度あったし[パトロール映像 MPEG]、もし差し切ったとしても菊花賞のダンスインザダークの二の舞では。アストンマーチャンは距離&折り合いと敗因がはっきりしてるぶん次走以降の取捨がしやすくなったと思います。あとはクイーンカップ1、2着が揃って掲示板確保とけっこうレベル高かったんですね、ちょっとナメてました。3強に続く人気だったエミーズスマイルやショウナンタレントは戦ってきた相手の各が違った感じ。

そんなわけでございまして、肩透かしを食らった気分はありますが結果はちゃんと納得のいくものでした。オークスはベッラレイアで通用すると思います。

ドリームパスポート骨折

川崎記念と同じだな、勝てるときに勝たなきゃダメ。悩むのはあとでいいよ。

青天の霹靂

ナカダテエイジが1300勝達成、今週はこれが一番驚いた。空き巣にもほどがある。

[2007-04-07]

デッドオアアライブな平成19年度岩手競馬がスタート。残念ながら1回水沢の出走予定馬の中にハセノコンドルの名前はありませんでした。

土曜の出走馬

ちょっとチグハグな感じ。まあ勝ちきるのは微妙なメンバーという感じはしてたけど。特にサクラオリオンは直線向くまではいけるかな、と思ったのですが。

3着 サクラオリオン 熊沢重文騎手

「4コーナーの手応えに比べて、追ってもうひとつ伸びませんでしたね。せめて2着にはきてほしかったのですが。それでも昇級と休み明けでこれだけやれれば、今後が楽しみです。もっと伸びる余地はありますよ」

最内を突っ込んできた勝ち馬はともかく2着はあってもおかしくなかったんだけどなあ。

その他

ニュージーランドトロフィー

グラスワンダー産駒三連覇はなりませんでしたが、2着マイネルフォーグでマイネル軍団の連対は継続。後藤はチーフベアハート産駒に乗せたら神だったりして。

阪神牝馬ステークス

ヴィクトリアマイルの軸がアグネスラズベリにほぼ決まりました。去年と同じなんですけどね。今年は賞金的に厳しかったところ。2着賞金加算だとまだ安心できるわけではありませんが、たぶん大丈夫でしょう。

オーシャンエイプス

10頭立てで意識的にゲートを出していった男・藤田とは逆に池添は後ろからいくのが作戦だったようです。それにしては道中の仕掛け方も進路もえらい中途半端。トリックのヤネが池添でよかったと思ってしまいました。最後はかなり差を詰めてきているので坂が苦手なのかもしれませんが、次人気が落ちていたら狙い目かも。

ファストタテヤマ

まさか幸四郎ファストタテヤマとは。前半1000mが66秒なんていうドスローだから最後みんな切れてるのにまとめて交わすんだもの。8歳で57kg背負って上がり33秒2はほんとに偉い。

世代交代

久々に産駒スレの話題。なんだか矛盾してるような後半を見ると釣りかな?という気がしなくもないのですが、オレなりの答えを。

659 名前:名無しさん@実況で競馬板アウト 投稿日:2007/04/04(水) 23:46:05 ID:faAgX8Cw0
ドバイ遠征断固反対。ここの住民はエルファンだから少しでも 
エルコンの名を世界に知らせたいのだろうけど、俺は完全な 
ヴァーミリアンの大ファン。お前らはヴァーが壊れてもアロンや 
アイルやビックを応援すれば良いが、俺はヴァーが壊れたら悲しいよ… 

そして、何も輸送してまで世界1強い馬にぶつける事もない。 
来年行くならシーマクラシックのがいい、シーマなら例年リンカーン 
レベルなら勝ち負け。今年もシーマに出てればらくに先行出来てたと思う。

「父の名を世界に」というのは結果でしかなくって、父の意思が受け継がれんことを、というノリです、オレの場合。

ヴァーミリアンをはじめソングオブウインドやアロンダイト、トウカイトリックといったあたりは、エルコンドルパサーとは関係なしに個々のファンという方もそれなりに存在するでしょうから(トリックは渋いファンが多そう)、それはそれで非常に嬉しい反面、多かれ少なかれこういった軋轢は生じるだろうなあとは思っていました。またエルが引退したときから特定の産駒の応援サイトを作るつもりはなかったのですが、昨年のJCダートの際に引き上げてくるアロンダイトへの声援を聞いていたら、応援の主役はアロンダイト自身を起点としてファンになった方にお任せするのがよいのかなと、言い換えるならファンの世代交代を感じたんですよ。オレ自身ヴァーミリアンはエルっ仔の範疇を超えて1頭の馬として大好きですが、エル狂いは変わらないし、ぱさぱさの管理人としても他の子供たちをないがしろにはできませんし、ちょっと複雑です。ソングやヴァーミリアンの子供が走る頃には、こういう葛藤があることを少しはわかってもらるのかな。

ところでヴァーミリアンは春はこのまま休養し、JCダートが秋の目標となりますが、来年再びドバイ挑戦、しかもアロンダイトと2頭出しなんてプランも石坂師は思い描いているようです。強気だなあ。

まあオレも強気なのかノン気なのか、インヴァソールやプレミアムタップの強さにシビレつつ、それでも見た目の着差ほど実力の開きがあるとは思ってないです。もっとも今回と同じやり方で臨んだのではやっぱり通用しないと思いますが。ヒントは森先生かな。まあ、ヴァーミリアンは年齢、アロンダイトには脚元という不安材料がありますので、無理だけはしないでもらえたら。好きな気持ちや心配する気持ちが暴走して誰かを傷つけるのは見ていてつらいです。

[2007-04-06]

オレ、帰国してからちょっと変です(普段から規則正しい生活とは無縁のため時差ボケはありません)。どうもペースがつかめない感じで、ただ不思議と落ち着いてます。感覚になれるまでちょっと時間下さい(何

調教

木曜は美浦も栗東も坂路の時計が掛かっていますが、そのせいかどうか栗東坂路でリキアイコンドルが51.3-37.7-24.8-12.6で2番時計をマーク、美浦坂路ではラピッドオレンジが50.6-36.6-23.9-12.1の3番時計でした。今週は出走しないので忘れないでおこう。ランク外で目を引いたのは水曜栗東坂路のエアワイクリフ[51.9-38.4-25.5-12.9]、同じく水曜の美浦坂路のアイシクルアート[51.2-38.3-26.3-13.7]。

今週の出走馬

土曜と日曜、どっちを現地観戦するか悩みます。両方は無理。

土曜出走馬
開催レース名条件馬名性齢鞍上斤量
福島9R4歳上500万下ダ1700m×ブルーアイガー牡4古川吉洋57
福島11R吾妻小富士賞芝1800mサクラオリオン牡5熊沢重文57
中山12R4歳上1000万下ダ1800mスズノマグマ牡4田中勝春57
阪神7R4歳上500万下芝2200m アフェランドラ牝4福永祐一55

中山は1鞍だけかあ。しかも最終。ニュージーランドトロフィーのマイネルレーニアがちょいと気になるので行ってみようかどうしようか。吾妻小富士オープンって福島テレビオープンに変わってたんですね、気がつかなかった。賞になったら2階級ダウンか(笑)。

日曜出走馬
開催レース名条件馬名性齢鞍上斤量
中山7R4歳上500万下芝2200mアイシクルアート牡5田中勝春57
阪神7R4歳上00万下ダ1800m×エイシンイダテン牡4野元昭嘉57
阪神7R4歳上500万下ダ1800mエアワイクリフ牡5武豊57
阪神8R千種川特別芝1200mダイゴカムイ牡5太宰啓介57

中山は1鞍だけかあ。アイシクルアートは2000m以上未経験だけどメンバーは手薄。どうせ空いてるだろうし行ってみようかどうしようか。阪神7Rはどっちが先手を取るんだろう?人気はユタカに戻ったエアワイクリフでしょうけど。千種川特別はダイゴカムイ&太宰にとってけっこう正念場の気がします。阪神3Rにはレベリオンの名前が。

ドバイ関連

世界の合田的にはヴァーミリアンのことはスルー。

北米の歴代賞金王に挑戦インヴァソール

昨年の世界ランキング首位と2位の対決が大きな話題を呼んだ、先週末のドバイWC。結果は、首位のインヴァソールがレース史上2番目の好タイムで快勝。2位のディスクリートキャットは最下位に沈み、両雄は明暗がはっきりと分かれることになった。レース直後は初距離を敗因に挙げていたディスクリートキャット陣営だったが、その後の獣医検査でのどに炎症を起こしていたことが判明。呼吸に問題があったのだとしたら、前半から行きっぷりの悪かったレースぶりにも納得がいく。このまま終わってほしくない馬だけに、じっくり立て直しての復活に期待したい。

一方、レース後も元気いっぱいのインヴァソール。これでこの馬の通算収得賞金は780万ドル(約9億2800万円)になり、シガーが持つ北米賞金収得記録の999万ドルがいよいよ視野に入ってきた感じだ。管理するマクラフリン師は、次の目標として6月30日にベルモントで行われるG1サバーバンHを挙げたが、その後昨年と同じローテーションを歩み、昨年同様に全勝でいけば、10月27日のBCクラシックを勝った段階でインヴァソールの賞金は1119万ドルに到達する。

この馬の賞金が北米で初めて1000万ドルを超えて歴代賞金王となれるかどうかが、今後の北米競馬における最大の話題となりそうだ。

為替相場の大変動でもない限り18億3518万9000円という数字を外国馬が抜けそうもないので北米賞金王なんてことになるわけですが、インヴァソールは昨年のピムリコスペシャルハンデからドバイワールドカップまでG1のみを使って6連勝中で、これはミルリーフと並ぶG1連勝記録2位タイ。もし次サバーバンハンデなりを勝てばザ・ロックによるG1最多連勝記録の7連勝に並ぶんですね。1000万ドルホース誕生よりも新記録達成なるかのほうが話題としては興味深いと思いませんか?

ほんとに嬉しそうだった近藤氏好感度がアップしたYOそれにしてもアドマイヤムーンはドバイから直線香港へ移動ですか。ヤルな松田師(サザビーの中の人っぽく)、といったところですが、デューティーフリー表彰の際に「こんなに嬉しいとは思わなかったよー」とメチャクチャあたふた&はしゃいでた姿が微笑ましかった、近藤オーナーに対する見方がちょっと変わりそうです。海外、しかもドバイで殿下を前にしての勝利が近藤氏の中の何かを変えたのかな。何にしてもいろいろやるのはよいことです。

桜花賞枠順決定

1枠に逃げ宣言のショウナンタレントで3強はみな外。なかなか面白いです。特に枠順に不満のある陣営はなさそう。

歴史的名牝へ-。桜花賞時点での完成度は、あの日米オークスを制した「シーザリオよりも上」と角居師がいう。だからこそ、ダービー(5月27日、東京、GI、芝2400メートル)挑戦の夢を見ることもできる。

阪神JFの猛々しい勝ちっぷりにヒシアマゾンの姿がダブったのですが、ヒシアマゾンとシーザリオは三冠馬を別にすればダービーに出ても恐らく勝ち負けという共通点(もちろん脳内だぜ)があることに気がつきました。ぶっちゃけオレの見立てでは、ウオッカは前述の2頭よりさらに上の評価(ちなみに3歳春の時点ではエアグルーヴはそれほど評価高くないのがオレの脳内なので、納得いかない人はスルーで)。ただしマイルにおいてなんですよ。ここ3戦の強さが異常なだけにマイラーの気がして仕方ないです。桜花賞はヤネがヘグる以外に負けるシーンが想像つきませんが、オークスとダービーどちらに向かうにしても記念馬券以上の額は買わないと思います。むしろ安田記念に出てきたら面白いな。

・・・マイルでの強さをクラシックディスタンスでも見せることができるなら、もはや伝説に近い最強牝馬クリフジと同等の評価ができるのですが。

[2007-04-05]

ドバイ関連

削除される前に関連記事ひろわねば。

ドバイワールドC4着ヴァーミリアン、秋まで休養

ドバイワールドC4着のヴァーミリアン(栗・石坂、牡5)は、秋まで休養することになった。石坂調教師は「秋はJBCクラシック(10月31日、大井、GI、ダ2000メートル)とJCダート(11月24日、東京、GI、ダ2100メートル)は使います。どこで始動するかはまだプランを練っていません」と語った。JBCについては大井が外国馬導入を決定したことによって開催が危ぶまれているが、大井独自でそれに替わるレースを実施する可能性がある。

インヴァソール快勝!ヴァーミリアンは健闘4着…ドバイWC

ヴァーミリアンは健闘の4着だった(撮影・森田実)【UAEドバイ1日=森田実】ナドアルシバ競馬場で3月31日(日本時間4月1日)に行われた世界最高賞金(総額600万米ドル)レースのドバイワールドCは、人気を集めていたインヴァソール(米=マクローリン、牡4)がV。ヴァーミリアン(栗・石坂、牡5)は4着に健闘した。

“2強”ではなく“1強”だった。インヴァソールが、逃げたプレミアムタップをラスト200メートルで競り落として、世界の頂点に君臨。唯一の敗退だった昨年のUAEダービー4着の雪辱を果たすとともに、米年度代表馬の底力を見せつけた。

「この勝利はスペシャル。世界で最も賞金の高いレースを勝てたことは信じられない。タフなレースになると思っていたが、すべて彼に任せたからね」とフェルナンド・ハラ騎手は満面の笑み。1分59秒97(良)は00年ドバイミレミアムの1分59秒50に次ぐ速いタイムだった。

昨年のUAEダービー勝ち馬で“2強”の1頭と目されていたディスクリートキャットは最下位の7着。「なんと言っていいのか…」とランフランコ・デットーリ騎手は肩を落とした。熱発でレース間隔が開いた影響があったか。

ヴァーミリアンは道中で3番手の内を進み、直線でもよく踏ん張って4着。世界最高峰の一戦で健闘といっていい。「ゲートをうまく出てレース運びは予定通り。直線で力がなくなっても最後までギブアップしなかったよ」とクリストフ・ルメール騎手はパートナーを称えた。

ヴァーミリアン満足の4着/ドバイWC

日本期待のヴァーミリアン(牡5、栗東・石坂)は4着と敗れた。スタートから内の4番手を進み、4角では手応えがあやしくなったが、最後まで粘って4着に踏みとどまった。

手綱を取ったルメール騎手は「計画通りのレースができた。1、2着は別のレースをしていましたね。ただ、ヴァーミリアンも疲れても最後まで頑張って走ったし、4着は満足です」と話した。

優勝はインヴァソール(牡5、米国)、2着はプレミアムタップ(牡5、米国)で人気のディスクリートキャット(牡4、UAE)は最下位の7着と敗れた。

C.ルメール騎手(ヴァーミリアン号騎乗)のコメント

「レース運びは予定通り上手くいった。1、2着の馬の力が全く違った。でも、最後は疲れていたのに、すべてをあきらめないこの馬は素晴らしい。いいレースを乗れた。4着という結果には満足している。」

石坂 正調教師のコメント

「馬はよく頑張ってくれていた。4着でしたが、結果には満足しています。」

レース映像(WindowsMediaStreaming)

オレも満足したよー

3/30 今日の調教状況

ダートコース(キャンター1周)

関係者の話(石坂 正調教師)

「馬はやる気になっている。強敵はいるが、やることはやったのでどこまで走るか楽しみです。」

3/29 今日の調教状況

きゅう舎地区での運動のみ

関係者の話(石坂 正調教師)

「枠順(2番)については枠入りの順が早い内枠なので良かった。馬は落ち着いていて体が締まってきた。競馬が近いという感じで、馬もわかっているようです。」

3/28 今日の調教状況

ダートコースで追い切り

関係者の話(石坂 正調教師)

「6Fから15秒を切るペースで、終い気合をつける予定だった。最初行きたがったのは元気があるということだろう。10日前の体と比べると体に張りがでて良くなった。芝の適性もある馬だから時計の早いダートにも対応できると思う。」

[2007-04-04]

近況・次走報

今日の船橋11R房の国オープンでルースリンドが復帰、そうと気がついていれば名古屋出張を明日に延ばしたのですが。7Rではマイネベルモット、園田でも2鞍出走が。しかし笠松での出走はないという・・・。

さて昨年のダイオライト記念以来の実戦となったルースリンドは例によって控えて脚を溜める作戦、直線は勝ち馬とともによく追い上げたもののアタマ差の2着。ただ直線に入ってすぐに行き場をなくして外へ持ち出す大きなロスがあり、負けて強しの内容はブランクを感じさせないものでした。愛知から参戦した茜たんも8番人気ながら4着に健闘。

[2007-04-03] ヴァーミリアン、ドバイワールドカップ4着

ありがとう、おかげで何かスッキリしたよ。

ナドアルシバ競馬場

コラムにドバイワールドカップ観戦記をまとめました。よかったらご覧ください。

ルメール騎手

「ゲートをうまく出てレース運びは予定通り。直線で力がなくなっても最後までギブアップしなかったよ」

その言葉が聞けてよかった。ヤネがルメールでよかった。

先週の結果

リキッドノーツがキッチリ仕事してくれたようで。ウエスタンクイーン、アグネスハッピーも勝って3勝、ペガサスファイトがハナハナの3着。

1着 リキッドノーツ 後藤浩輝騎手

「ゲートの中でガタガタしているのはいつも通りなんです。ですから追っつけて出なければいけないんですが、今日はたまたまうまく出てくれました。それで道中はスムースに自分のペースで行けました。終いもしっかり伸びてくれました。力通りでしたね」

3着 ペガサスファイト(岩田騎手)

「スタートして少し遅れましたが、その後は行き脚もついて折り合いもつきました。3、4コーナーでもう少し我慢した方が、最後もっといい脚が使えたかもしれません」

特別登録

サクラオリオンとダイゴカムイの2頭のみとちょっと寂しいです。

桜花賞というか4着馬当てというか

ウォッカが崩れることはまず考えられないけど、ダイワスカーレットとアストンマーチャンのどっちかは飛ぶような気がします。前者かな。

同一重賞3連覇
JRAの平地重賞ではセカイオー(鳴尾記念、1956~1958年)とタップダンスシチー(金鯱賞、2003~2005年)の2例のみ。G1級競走では地方交流競走のアドマイヤドン(JBCクラシック、2002~2004年)の1例のみ。障害競走ではバローネターフが1977~1979年に秋の中山大障害で達成している。中山大障害の春秋連覇を含むとフジノオー(1965年秋~1967年春)とグランドマーチス(1974年春~1975年秋)が4連続優勝している。なお、今年のテレジェニックには同一重賞4年連続4着の珍記録がかかっていた。
トニービンのアンチ中山効果
母父トニービンで中山のG1を制したのは朝日杯のアドマイヤドンと有馬記念のハーツクライのみ。アドマイヤドンは府中改装のため中山で行われたJCダートとフェブラリーステークスで大敗している。
ニュージーランドトロフィーのマイネルレーニア
一昨年の第23回はマイネルハーティーが制し、勝ち時計1分33秒4の鞍上は内田博幸。昨年の第24回はマイネルスケルツィが制して勝ち時計1分33秒5、鞍上は柴田善臣。今年マイネルレーニアが優勝すると、ラフィアンのグラスワンダー産駒による三連覇という珍しい記録が達成されることになる。ましてや時計が1分33秒6だったら松岡は神。