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雑記:2007年2月

前の月

[2007-02-28] 雪が解けると春になるのよ

出典はダグラム。

追い切り

坂路は東西ともにコンディションがよいのか(エルっ仔は別にして)好時計が連発してます。美浦坂路でディスパーロが[49.8-36.1-24.2-12.4]の9番時計。ビッグジェムが栗東Bで[79.2-64.4-50.7-37.8-11.6]の17番時計。

ドバイ関連

エンプレス杯はトーセンジョウオーがハナを切るとうまくスローに落とし、先日のヴァーミリアンよりも速い38秒2という上がり脚を使って見事な逃げ切り勝ち。フサイチパンドラは1馬身半及ばず2着でした。

クラシック戦線

すでに菊花賞での軸馬が決定しているマイネルヘンリーが27日に帰厩、毎日杯で復帰予定らしいです。個人的には青葉賞や、春のクラシックは無視して賞金の上積みに専念でもよかったくらいなんですけどね。いやクラシックすら捨てても構わないです、春の盾を獲ってさえくれたら。マイネルという時点で厳しいのは承知ですが、この馬に出資する人なら盾制覇を最大目標に願っているのではないでしょうか。それを総帥も汲んでくれたら。

パート1国入りしたことによる弊害

弊害といってもこんなことは事前にわかっていたことですが。

ダービーがGIでなくなる! 世界の競馬に強い影響力を持つ国際セリ名簿基準委員会がJRAに対し、国際グレードレース以外のレースに「G」の文字を使用しないよう勧告していることが27日、明らかになった。日本の競馬は国際化を進め、今年になってようやく国際パートI国入りを果たしたばかり。ところが、皮肉にもパートI入りによってGIの名称の変更を迫られ、JRAは対応に頭を痛めている。

いいじゃないですか、国際格付けをグループ1、ローカル格付けは今までどおりグレード1で。ま、Gを使うなということなら障害と同じくJG1か、D1とかにしてみては。ちなみにダイオライト記念は南関東ではG1です。なのでレープロなどには統一グレードのG2と南関グレードのG1が併記してあります(実際には統一のほうはローマ数字*、南関グレードは算用数字)。そのやり方もありじゃないでしょうかね。

HTMLで機種依存文字であるローマ数字を直接入力するのは論外ですが、アルファベットのIを並べてローマ数字に見立てるのもどうなのかと思います(理由はあえて書きませんよ)。かといってHTML4.01の文字参照にローマ数字は含まれないので、結局のところ文字コードにUTF-8を使うのが理想ですか、数値文字参照のⅠ[→Ⅰ]、Ⅱ[→Ⅱ]、Ⅲ[→Ⅲ]を使うのが現状の答えでしょうか(面倒なのでやってない)。

[2007-02-27]

さくっと。

NAR

笠松6Rでバトルエアーカットに騎乗して1着。鞍上は茜たん。川崎6Rではフジキドリームが1着。

ドバイ関連

ネコはマクトゥームチャレンジ3ではなくG3のマイル戦バージュナハールに出走することになったようです。詳細は明日また。

明日は川崎でエンプレス杯にフサイチパンドラが出走、またピンポイント観戦で敵情視察に行ってこようかと。

[2007-02-26]

オーシャンステークスのアイルラヴァゲインは出走順17番目(中央16番目ですが毎年恒例のネイティブハートがいますんで)ですが、上位のロードマジェスティが連闘ですし、1頭くらいなら回避馬出るでしょうから出走できるのではないかと。未だにマラソンレースのイメージが抜け切れないブラッドストーンステークスにビッグジェム、中山きてほしいけど登録61頭て。ほか鞍ケ池特別が49頭、仲春特別が41頭、両国特別が25頭、美濃特別が44頭、瀬戸特別が44頭。

ビッグクラウンやダンスオールナイトあたり狙いたいところですが、そもそも何頭が抽選通れることやら。なお仁川ステークスにエイシンラージヒルの登録はありませんでした(登録20頭なので出走できる可能性はあったんですが)。

特別登録
開催レース名条件馬名性齢
中山310R両国特別芝1800mカリオンツリー牡457
中山310R両国特別芝1800mマイネルエクセラン牡557
中山311RオーシャンステークスG3芝1200mアイルラヴァゲイン牡556
中山410Rブラッドストーンステークスダ1200mビッグジェム牡6 
中京112R鞍ケ池特別芝1200mウエスタンクィーン牝555
中京112R鞍ケ池特別芝1200mブリリアントクロス牝455
中京210R美濃特別芝2000mアグネスヘルメス牡557
中京210R美濃特別芝2000mダンスオールナイト牝455
中京212R瀬戸特別ダ1700mエプソムメサイア牝455
中京212R瀬戸特別ダ1700mオーキッドコート牡457
中京212R瀬戸特別ダ1700mビッグクラウン牡657
阪神39R淡路特別芝2400mペガサスファイト牡557
阪神39R淡路特別芝2400mマイネルエクセラン牡557
阪神310R仲春特別芝1200mウイングビートセ457
阪神310R仲春特別芝1200mガーネットスター牝455
近況・次走報

エールスタンスが3/1川崎朱雀賞へ。ラピッドオレンジは中2週で中山の芝1800m戦を予定。フェザーレイは引退決定です、3歳時に未勝利を8馬身差で圧勝したスピードが子供に受け継がれることを。ちなみにバリュアットリスクも先週登録抹消になっています。恐らくアルファルドもあと1戦で引退でしょう。2/26現在の現役産駒数は中央97頭地方60頭の計157頭です。

リーディング

先週は全馬着外で上積みなし。順位を一つ下げ7位に後退、アーニングインデックスも2.10へダウン。

その他のみどころ

本番と同じ舞台で行われる伝統のトライアルが告げる春の訪れ。東西の前哨戦それぞれのカギを握るのはアドマイヤオーラとダイワスカーレットという朝日杯/阪神JFとは別路線組の評価でしょう。アグネスタキオン産駒の見極めもポイントになりそうです。

チューリップ賞

ウォッカ、ダイワスカーレット、ルミナスハーバー、ローブデコルテ、アロープラネット・・・何この豪華メンバー、もうG2でいいよ。賞金面で不安のないウォッカとダイワスカーレットが別格とはいえ、実績はあるものの900万の身でしかないルミナスハーバー、さらに条件の厳しい400万のローブデコルテにとってここは勝負駆け。2強が脚元を掬われる場面はあるかもしれませんね。

弥生賞

朝日杯組最期の砦の3歳王者ドリームジャーニーが始動、ほかメイショウレガーロやアドマイヤオーラ、タスカータソルテ、サムライタイガース、ココナッツパンチなどこちらも伝統の一戦にふさわしいメンバー、そしてモチ関東初見参。

アドマイヤオーラに関してはシンザン記念で下したローレルゲレイロがアーリントンカップでなかなかの競馬をしており、世代上位の評価は揺ぎ無いところでしょう。またメイショウレガーロがどれだけ走るかでサンツェッペリンの力量もある程度推測できます。モチの安心材料としては、若駒ステークスで下したフィニステールがすみれステークスで2着にきたことでしょうか。

このように、今年のクラシックは牡牝とも有力馬どうしのぶつかり合いが多く、間接的に力関係を推し量る材料が豊富なのが特徴的です。みなさん予想のし甲斐があるのではないでしょうか。キーホース、キーレース選びでセンスが問われそうです。

ドバイ関連

キンシャサノキセキはUAEダービーを辞退するようです。

[2007-02-25]

くどいようですが、オレの予想スタイルは何が勝つかではなく、どうしたら勝てるか/勝つ見込みはあるのか、です。

阪急杯展望

当然ここはイースターから入るわけですけれども、そんな贔屓目を抜きにしても買いの条件を十分満たしているように見えます。むしろここで勝てないでいつ重賞獲れるのか、というくらいの感触なんですけどね。後入れの2番という好枠、鞍上はデムーロ、引退トレーナー最後の重賞、さざんかステークスでコース&距離実績あり、調教も16日に栗東Bでラスト11秒7を馬なり、追い切りはデムーロが騎乗してCWで[81.3-66.7-53.5-39.8-12.3]とケイコ駆けしない馬としてはいい内容(15番時計)。関係者コメントどおりの調子は文句なさそうです。しかも人気をプリサイスマシーン、キンシャサノキセキ、スズカフェニックスの3頭がカブってくれるので、単勝10倍くらいはつくのではないでしょうか。

開幕週で1分20秒台の決着が予想されますが、2歳戦とはいえさざんかステークスの走破時計1分22秒0は当時の開催最速タイムですし、東京新聞杯の1分32秒9も高速決着への対応力を裏付ける材料になります。そのときの勝ち馬スズカフェニックスは1ハロン短いのでは。プリサイスマシーンは鞍上は強力ですけれども初の58kgがちょっと気になります。時計勝負となったらめっぽう強そうなキンシャサノキセキはムラが多く、ペリエといえども無条件には買いづらいです。残る実績馬のエイシンドーバーとシンボリグランのほうが人気の盲点になって怖いかも。

レースはニシノデューが逃げることになると予想しています。最後の騎乗となる本田が自滅覚悟のハイペースを刻んでで場内を沸かせようと企んだりしない限りは平均前後の流れになるでしょうから、展開面でも人気馬より前でレースをできるイースターに分があるのでは。

春のエルっ仔馬券術 in 中山

午後から出勤。とっととマーク済みのシートを券売機に突っ込む。コンフロント、ベッラレイア、イースター、ラピッドオレンジの単複であとは記念馬券でしたが、コンフロントや中山最終は正直それほど期待できないので、ベッラレイアとイースターでどこまで獲れるか、という目論見だったのですが。

ソングオブウインドのぬいぐるみを買ってきた。ぬいぐるみ買ったのなんてエルの引退式以来。

阪急杯回顧~エルっ仔魔券術

ロケットスタートを決めたローエングリンとは対照的に出負けした時点でダメだこりゃ、と。ただオレの馬券はまだ終わってなかったのです

またやらかしたんですよ、マークミス(目黒貴子との遭遇はこの暗示だったのか?)。コンフロントを撮り終えひと息ついたときに馬券見ると、イースターのはずがプリサイスマシーンになってやんの。同着キタコレ!それがエルっ仔馬券術クオリティ

イースター自身の上がりはメンバー中2番目ですが、16頭中11頭が上がり35秒を切ってますし、道中同じような位置にいたスズカフェニックスはただ1頭33秒台の末脚で勝ち馬と同タイム3着ですから、完全に切れ負け。好位でレースできたら。

コンフロントも最終の牝馬3頭も掲示板に載れず、オーキッドコートに至っては出走取り消し。土曜に引き続き、今週エルっ仔はいいとこなしでした。先週のビッググラスで予定数終了なのかなあ(というか春夏はダメなんとちゃいますかね)。

1着同着 エイシンドーバー(幸騎手)

「態勢が不利かなぁと思ったのですが、馬が首を下げた瞬間がゴールでしたね。先生(湯浅師)が中央最後の重賞だったので勝てて良かったです。1400mでもいいレースが出来て新しい面が出てきました。スピードは1200mでも対応できそうな感じですが、これはトレーナーの方が決めることですね。とにかく今日は馬と先生の執念ですね。負けなくて良かったですよ」

(湯浅師)

「いやぁ、こういうこともあるんだねぇ。僕が写真を見たら3着に見えたけどね(笑)」

そんな謙虚な湯浅師だけが引退の花道を飾れました、と。プリサイスマシーンは唯一58kgを背負っていましたので実質は単独1着でしょうね。

9着 イースター デムーロ騎手

「少し出負けしてしまった。豊をマークしていったが、そのぶんなのか切れる脚がなかった。好位からレースを進めたほうがよかったかもしれない。」

おい。

今週の結果
開催レース名条件馬名性齢鞍上調教師
中山10R潮来特別芝2500mクリノダイマオー牡5御神本訓5479(美)萱野浩二
阪神9R千里山特別芝1800mファンドリコンドル牡4小林徹弥521615(栗)高橋成忠
中山7R4歳上500万下芝2500mコンフロントセ5的場勇人5489(美)秋山雅一
中山12R4歳上1000万下・牝芝1600mラピッドオレンジ牝4横山典弘5539(美)小笠倫弘
中山12R4歳上1000万下・牝芝1600mフェザーレイ牝6津村明秀541314(美)高橋祥泰
中山12R4歳上1000万下・牝芝1600mアドマイヤダンサー牝6田中勝春55911(美)小島太
阪神11R阪急杯G3芝1400mイースター牡4デムーロ5669(栗)瀬戸口勉
阪神12R4歳上1000万下ダ2000mオーキッドコート牡4小林徹弥56-(栗)目野哲也

その他レース回顧

すみれステークス

ハナを奪ったキリシマがマイペースでリードを広げ、すわアサクサキングスの二の舞かと思ったのですが案外粘れず、かわって早めに進出したアルナスラインとフィニスティールが直線抜け出して後方から懸命に脚を伸ばすベッラレイア。結局最後脚色が同じになってしまい前2頭には届かなかったものの、牡馬相手にこの時期この距離でコンマ2秒差3着なら十分見どころはあると思います。ただ2着フィニスティールにも言えることですが、賞金面で今後が悩ましくなってしまいました。桜(皐月)は無視してオークス(ダービー)狙いのローテーションを取ったら面白そうです。

3着 ベッラレイア(秋山騎手)

「引っ掛かってもっと行ってしまうかと思いましたが、折り合いはつきました。今日はキャリアの差が出たかな。あのペースでも最後は来るかなと思いましたけどね。でも、う~ん、このままじゃ大きなところへは出られないからなぁ」

アネモネとかフィリーズレビューはやめとけ、自己条件→忘れな草賞で・・・。

中山記念

パドックで隣にいた人がローエングリン目当てということで、なんとなくローエングリンの写真が多くなってしまいました。1800mのスタートはスタンド正面発走ですから枠入りを目の前で見てたのですけど、そのローエングリンがものすごいロケットスタートを決め(ゲート反応が異常に良く、開ききる前に体が動いてる感じだった)、そのまま行っちゃえーと思ったらそのまま行ってしまいました。後藤グッジョブ、お隣さんも喜んでました(3連複獲ったらしい)。見事な逃げ切り勝ちを収めたローエングリンが刻んだラップは1000m通過59秒台の澱みのない流れ。2着3着が追い込んだエアシェイディとダンスインザモアで4着が道中3番手を進んだシャドウゲイト、5着は中団から脚を伸ばしたグレイトジャーニーと、各馬実力を出せる流れだったのでしょう。G2までなら強いローエングリン、このままバランスオブゲーム化するような気がしなくもないです。エアシェイディはまた2着。東京新聞杯の1、2着が揃って馬券に絡んだというのにイースターときたら・・・。

1着 ローエングリン(後藤騎手)

「今日はチャンスをもらえて嬉しかった。この馬のことがずっと好きでした。乗ったときはいつも一生懸命に乗ってきて、今日は先生に恩返しができました」

(伊藤正師)

「馬が落ち着いてきたのでスタートがうまくなってきていた。色々な騎手が乗ってくれて抑える競馬を教えてくれたことも大きい。8歳だがまだまだこれからの馬だと思います。今日は義兄(伊藤雄二師)の引退レースで餞をしないといけないのに、私が勝ってしまって申し訳ない気持ち。400勝とか、2着も自厩舎の馬とか、色々なことが複雑になってしまってなかなか気持ちの整理ができない状況です。次は馬の様子を見ながら決めます」

伊藤は伊藤でも義弟のワンツーでしたか。

[2007-02-24]

今日は産駒の話題はあんまりないと思います。

レース

クリノダイマオーは位置なりに流れ込んだだけで9着、スローで良馬場では用無しですかね。芝とダートを行ったりきたりのファンドリコンドルはまた2桁着順、出口が見えません。今日は日中忙しくて馬券どころではなかったのですが、コロガシの起点にしようとしていたアロマンシェスもコケてますし正直助かりました。結果論で負けない、それがエルっ仔馬券術クオリティ(ピュア

近況・次走報

ゼンノコーラル、放牧に。

アーリントンカップ雑感

エルっ仔もいないのにクラシック分析?すべてはモチのためですよ。

アロマンシェスは最後それなりにいい脚は使っているものの、中団から前との差を詰めただけで重賞の指定席になりつつある7着。トーセンキャプテンは無傷の3連勝ですか、ジャングルポケットすごいですね。ゲレイロを物差しにすると現状での力量は世代トップクラスでしょうし、年明けデビューですからまだまだ上積みはありそうですし、本番の楽しみが出てきました。本田は空気読んで2着なのかしら。マイネルレーニアは目標にされる不利はあるにせよ4馬身差はちょっと負けすぎ、マイルでも長いんでしょうかね。以下アロマンシェスあたりまで実力差はそれほどないのでは。

気になるのは走破時計、1分33秒9は一見優秀そうですが、今日は芝で好時計連発してるんですよね。単純比較はできないにしろ、新品に近い阪神に対して劣化気味の京都で余裕残しで1分33秒8、改めてウォッカ強しの感が。もっともマイルであれだけ強い競馬を立て続けにしてしまうと、実はマイラーという疑念も沸いてはきます(ギムレット自身もマイルで強かったですしね)。来週のチューリップ賞を見ずとも桜とマイルカップは揺るぎなさそうですが、オークスでは他馬の台頭もあるかもしれません。その、ウォッカ崩しに名乗りを上げられるか、明日のすみれステークスでベッラレイアの走りに注目してみたいと思います。

その他

ショウナンタレント@二ノ宮厩舎が2勝目。距離延びてよさそうには見えませんのでアネモネステークスで権利獲りでしょうか。ほか3歳では阪神の平場で連勝を決めたチョウノヨウニマイ(モチのように差す)がちょっと気になります。着差や時計は目立たないものの父Broad Brushの産駒にはブロードアピールやノボトゥルーと、先々ダート短距離で大暴れしそうな。シアトルタコマはいろいろ思うところはありますが、もう少し見てみないとなんとも。それにしても牝馬に続いてダートでもタレントの揃った世代ですね。

御堂筋ステークスは淡々としたペースからの上がり勝負でダークメッセージのラスト3ハロンは34秒3、レースの上がりは[11.8-11.5-12.2]。これが今の阪神の長距離特性としたらモデルチェンジ後のトリックにけっこう向いてるかもしれません。大賞典、勝機ありと見ました(結局問題はヤネ)。

1着 ダークメッセージ 佐々木晶三調教師

「5年前のタップダンスシチーが勝ったレースですからね。縁起がいいですよ。これで賞金的に春の天皇賞にいけるでしょう」

確かにフルゲート怪しいし。嫌な馬が出てきたなあ。

エルっ仔馬券術

明日の中山は行きます。起点はすみれステークスのベッラレイアに単複1000円→阪急杯イースターに全部→中山最終のすばやいのに全部、とコロガシてみます。

やけにエルコン産駒を褒めだした男

阪急杯、時計大好きな男でもある柏木集保の本命はキンシャサノキセキですが「1400mの方が合うと思われるイースターが強敵」だそうです。体調はとにかくよいというコメントを何度も目にしてますしコース実績もある、あとはどこまで時計を詰められるかどうかと思います。

3/25開幕のTCKナイター、スローガンは「今年は×TCK」→TCK

ドバイや帝王賞の予行演習のためナイター競馬にも慣れておかねば(一度慣れてしまえば露出やホワイトバランスのコンディション変化はナイターのほうが少ないはず)。きのう撮った感触では大井の撮影ポイントはゴール板過ぎの地下道入り口んところがベストかなと思うんですが、いかがでしょうか。ちなみにイメージキャラTCKアンバサダーは「陣内孝則&鷲巣あやの」とのこと。

こういう頭の悪い奴のせいで世の中住みにくくなる

話題のこれ。

1 名前:番組の途中ですが名無しです 投稿日:2007/02/23(金) 16:37:40 ID:LP/Aez190●
全国の馬券(勝馬投票券)収集家に販売する目的で競馬場で馬券を 
大量に購入したとして、京都府警は23日午後にも、競馬法違反の疑いで、 
京都市伏見区の無職の男(32)を書類送検する。 
府警によると、馬券購入を請け負う営利活動の摘発は全国で初めてという。 

調べでは、男は昨年秋、収集家数10人から依頼を受けて、伏見区淀の京都競馬場で 
単勝馬券を計約1000枚購入した疑いが持たれている。 
男は購入した馬券をインターネットを通じて収集家に売り、月に数万円の利益があった、という。 

府警によると、男は東京の競馬場にも出向いて馬券を購入していた。男は大量の馬券を 
買うため、京都競馬場の券売機1台を数時間独占し、不審に思った客が 
JRA(日本中央競馬会)に連絡し、JRAが府警に相談していた、という。 

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007022300074&genre=C1&area=K1I 

また京都府警か

大量購入するにしても10人で100枚くらいずつに分散しとけ(だいたいWINSならまだしも、競馬場なんて空いてる券売機なんていくらでもあるだろうに、なんでこんな目立つやり方するのかがわからん)。ちなみに締め切り前に売ったり、的中馬券を払い戻し期限前に売ったりするとNGらしいです。俺は記念馬券はせいぜい10枚くらいしか買わないけど、欲しい人にはタダであげてます、これも的中馬券の場合期限内だと違法なのかな?

今頃気がついて申し訳ない

2/10のJRAのニュースより。

レーシングプログラムの「色紙ページ(※1)」で新企画「競馬DJ~みんなは、どうよ?~」がスタートします。“山河拓也”氏がDJを務め、競馬に関する様々なファンの皆様の声を紹介いたします。ただ今、各テーマについてご意見・ご感想を募集中です。採用させていただいた方には、JRAオリジナルグッズをプレゼント! 皆様のご投稿をお待ちしています!

ナ、ナンダツテー

兄貴(*)はレープロを優駿オールカマー化する気か・・・。そいうえば練り児山氏は元気だろうか。

ドバイ関連

オレの準備をそろそろはじめないと。

[2007-02-23] あっこたんハァハァ

今週の出走馬

土曜がちょいと寂しいですね。日曜はさすがに仁川まで応援行くのは難しいです。

土曜出走馬
開催レース名条件馬名性齢鞍上斤量
中山10R潮来特別芝2500m×クリノダイマオー牡5御神本訓54
阪神9R千里山特別芝1800m ファンドリコンドル牡4小林徹弥52

どうせ人気なさそうな大魔王の単複をしつこく狙ってみようと思います。

日曜出走馬
開催レース名条件馬名性齢鞍上斤量
中山7R4歳上500万下芝2500mコンフロントセ5的場勇人54
中山12R4歳上1000万下・牝芝1600mフェザーレイ牝6津村明秀54
中山12R4歳上1000万下・牝芝1600mラピッドオレンジ牝4横山典弘55
中山12R4歳上1000万下・牝芝1600m アドマイヤダンサー牝6田中勝春55
阪神11R阪急杯G3芝1400mイースター牡4デムーロ56
阪神12R4歳上1000万下ダ2000mオーキッドコート牡4小林徹弥56

コンフロントは調教では動くんですけどね。最終はまた同一レース3頭出しですか。しかも微妙なメンツだなあ。フェザーレイはこれで引退かもしれないので、極力現地まで行こうと思います。

瀬戸口師「いい形で」3重賞に5頭出し
まずは阪急杯に出走するイースターからお聞かせください。前走(東京新聞杯3着)はインを回り、直線ではうまく前をさばく競馬。1度は先頭に立ちました。
東京競馬場は直線が長いので最後に捕まったけど、騎手(ルメール)は一番上手に乗ってくれたと思います。ただし、勝った馬(スズカフェニックス)は強かったよね。一目置かなければいけないかもしれません。
前々走(中山金杯14着)は道中、横一列の並びでかなりモマれてしまった?
あの時は今より調子が良くなかった。横山(典)君が乗った時(ディセンバーS1着)のような乗り方をしようとしたみたいだけど、流れが違ってチグハグになっちゃったね。
そのディセンバーSも勝つには勝ったけど、道中の手応えほど最後にビュッとは伸びなかった。当時の走りっぷりを見ても本質的には短い距離の方が合っているのでは?
中距離でもそれなりに走っているけど、古馬のオープンクラスとなると確かに短い方がいいのかもしれない。前走を見てもマイルよりは1400メートルの方が競馬はしやすいように思えましたから。
イースター、マルカシェンク、それぞれの追い切りはどうでしたか?
イースターは併せた相手が走る馬なので手応えでは劣っていました。でも、スッと並んだ時の脚は悪くなかったし、稽古駆けするタイプではないので悲観していません。シェンクは馬場が重くて少し時計を要したけど、手綱を取った祐一(福永)も“良かったです”と言ってくれたので大丈夫でしょう。

瀬戸口センセに対してはいろいろ思うところはありましたが、最後イースターが勝って締めてくれたらいいな、と。

近況・次走報

ジュークジョイントは前走後前脚のツメに炎症を発症、山元トレセンに放牧へ。ホーリーミストが来週の中山で復帰予定。アップドラフトはダグとキャンター中心に調整中、現在572kg。

その他

リアルバローズ返し馬目黒貴子によく似た人予告どおり大井のメイン、春麗賞をピンポイント観戦してきました。エルっ仔リアルバローズのほか、故・喜八郎氏の所有馬のトネノキング(現在渡邊泰子氏)やモノスゴイといった俺的にはおいしいメンツ。モノスゴイが15番、リアルバローズが16番だったため馬場入りの実況では「ものすごいリアルバローズ」。結果のほうは3頭とも負けてしまいましたが。

その11Rのパドックで華やかな気配を感じたので振り向くと目黒貴子に似た人が。勝ち馬の口取りを取って帰ろうとしたら、ここでも目黒貴子にソックリな人が。

どうみても本人です、本当にありがとうございました(いっしょに写ってるのは小島友美にソックリな人)。

・・・ちなみに、故・喜八郎氏の告別式の際の香典返しが今日届きました。中身はハロッズ詰め合わせ。トネノキングが勝ってもし口取りにいらっしゃってたらぜひお礼を言おうと思ったのですが、なかなかそうはいきませんね。

その他

久々にモチの記事が。

若駒Sを勝ったモチ(田中章、牡)はCWでユウガブリエル(牡3未勝利)と併せて6ハロン84秒4-67秒9-52秒5-39秒5-13秒6(一杯に追う)で2馬身遅れ。動きには精彩を欠いたが、田中章調教師は「けいこ駆けしないタイプで、CWは特に動かないから併せ馬で遅れても問題ない。どちらかと言えば実戦タイプだからね」と心配はしていなかった。

CW重を[84.0-68.0-52.8-39.4-12.4]で外サンゴノウミヲ馬也と6F併せで併入と、先週のほうが内容はよかったですね。ちなみにフサイチネットによれば、弥生賞当日は頼みもしないのにフサローがやってくるそうです。

3月4日(日)in 中山競馬場

弥生賞(G2)当日の中山に関口会長見参!フサイチ馬が出走しない代わりに会長ご本人がライバル馬を斬る!?

東京競馬場フジビュースタンド、指定席料金変更 →ラジオNIKKEI

JRA東京競馬場は、新スタンドの名称も「フジビュースタンド」に決定し、いよいよ4月21日(土)からグランドオープンを迎える。グランドオープンに伴い、新スタンド(フジビュースタンド)指定席の料金が大きく変わることになる。

もはやエルっ仔写真が目的の今となっては、指定席はおろかスタンド観戦自体無縁であります。

ドバイ関連

トーセンシャナオーは遠征せず日経賞へ。ドバイワールドカップの日本馬はヴァーミリアンが招待受諾、シーキングザダイヤは選出待ち、フサイチパンドラはエンプレス杯の様子を見てという状況かと思います。

ワールドカップ以外ではアグネスジェダイとビクトリーテツニーが早くも出国、ともに3月1日のトライアル(マハブ・アル・シマール/アル・バスタキヤ)を叩いて本戦臨みます。日本馬がドバイレーシングカーニバルのトライアルに出走するのはこれが初となりますが、さすがに森師はこの手のパイオニアといったところでしょうか。

[2007-02-22] ビッググラス、黒船賞か名古屋大賞典へ

フェブラリーステークスのレーティングが発表になりました。

第24回フェブラリーステークス
着順馬名タイム着差レート
1着サンライズバッカス1.34.8 - 115
2着ブルーコンコルド1.35.01 1/2112
3着ビッググラス1.35.42 1/2107
4着カフェオリンポス1.35.51/2106
5着フィールドルージュ1.35.63/4105

昨年のカネヒキリは118。今回サンライズバッカスが117、ブルーコンコルドが114、ビッググラスが110くらいかなと思っていたのですが、サンライズバッカスの勝ちっぷりからするとずいぶん低めに抑えられた感じがします。昨年の走破時計が良馬場で1分34秒9というのが高評価に繋がったことを差し引いても、レートのデフレ傾向どうにかならないんですかという思いが残りました。ちなみにビッググラスの107は昨年のヴァーミリアンと同じです。

ちなみに京都記念ではアドマイヤムーンがレート120、G2で120というは過去ないのでは。

2/24追記

ちょっと気になることがあったので、過去7年のフェブラリーステークスと川崎記念のレーティングを調べてみました。

レーティング比較過去7年
年度川崎記念フェブラリーステークス
優勝馬タイムレート優勝馬タイムレート
2007ヴァーミリアン2.12.9115サンライズバッカス1.34.8115
2006アジュディミツオー2.12.8113カネヒキリ1.34.9118
2005タイムパラドックス2.14.2113メイショウボーラー1.34.7R115
2004エスプリシーズ2.12.8R113アドマイヤドン1.36.8115
2003カネツフルーヴ2.14.8112ゴールドアリュール1.50.9117
2002リージェントブラフ2.16.2110アグネスデジタル1.35.1120
2001レギュラーメンバー2.12.9R114ノボトゥルー1.35.6115

ヴァーミリアンの115は過去最高レートであると同時に、初めて同年のフェブラリーステークスとレートが並んだことがわかります。気休めかもしれませんが、バッカスのレートが115に落ち着いた理由に川崎記念との比較が影響しているのだとしたら、ヴァーミリアンはドバイへ向かうに相応しい評価を与えられている、といってよいのではないでしょうか。

近況・次走報

阪急杯にはスズカフェニックス、中山記念はエアシェイディとどっちにまわっても強敵&リベンジのチャンスだったイースター@瀬戸口厩舎解散記念は結局阪急杯でほぼ確定、アイルラヴァゲインは回避して来週のオーシャンステークス。ビッググラスは黒船賞か名古屋大賞典へ。ダンスオールナイト帰厩、3/4中京の美嚢特別へ。ホーリーミストは3/3中山の自己条件、ガーネットスターが3/3阪神の仲春特別、ナイトレセプションは3/17中山の浅草特別へ。ヴァーミリアンはダイワメジャーと同じく3/12に出国とのこと。

追い切り

水曜栗東CWでイースターが[81.4-66.8-53.6-39.9-12.6]の15番時計、水曜美浦坂路でコンフロントが[50.1-37.1-25.0-12.9]の6番時計。転厩初戦となるラピッドオレンジは坂路[53.1-38.7-24.7-12.2]と相変わらずモッサリした感じ。今週は全体的に追い切りの動きが低調なので過度な期待は禁物かも。

阪急杯に出走を予定しているイースター・瀬戸口調教師の追い切り後のコメントは以下の通り。

「今朝の追い切りはデムーロ騎手に乗ってもらいました。併走相手が調教で走る馬でしたから少し遅れましたが、これで良くなると思います。前回は良い脚を使ってくれましたが、今回はその時の勝ち馬が出てきますからね。1400mは合っていると思いますから、頑張ってもらいたいものです。阪神でもよく走っていますし、心配はありません。今回が自分にとって最後の重賞ですから、なんとか花道を飾ってくれたらと思います」

阪神の1400mは内回りで改修の影響がありませんから、さざんか賞勝ちの実績はそのまま受け取ってOK、今回狙い目と思うんですけどね。

同レースに出走するイースター(牡4、栗東・瀬戸口厩舎)はデムーロ騎手が追い切りにも騎乗。ラストまでシャープな脚取りで動きも軽快そのもの。同馬の感触を尋ねると、「ベリーグッド」と右手親指を上に上げてニコッと笑顔。折り合い面を考えると距離短縮はプラス材料。 一瞬の脚を巧く生かせればチャンスはありそうだ。

のわりに、JRA以外各誌イースターのことはスルーですね、エルっ仔馬券的にはおいしい話。単勝7倍くらいはつくかな。

イースターイースター

2000mの距離も、微妙に長かったのかもしれないが、2走前の中山金杯の最大の敗因は、道悪馬場だろう。前走の東京新聞杯は、3着に敗れたものの、直線半ばで一旦先頭に立つなど、大いに見せ場を作り、上がり3ハロンも33秒7(推定)をマーク。一瞬の切れを生かして、上位争いに加わるか。

東京新聞杯3着のイースターは、2歳秋の京王杯2歳S2着を含め、1400m戦は〔1・1・0・0〕と、得意にしている。450キロ前後の小柄な馬だが、この中間は、馬体も維持できており、状態はすこぶるよい。(丹下日出夫)

その他

リアルバローズが出走する明日の大井11Rの馬柱を眺めていたら、トネノキングの名前が目に入りました。故・喜八郎氏の馬でしたが、名義が渡邊泰子となってました。これは喜八郎氏の奥さんでしょうかね。出走16時5分か・・・タッチアンドゴーで行けそうな距離&時間ではある。

アーリントンカップに出走するアロマンシェスですが、ちょっと使い詰めできているのが心配です。ぶかお気に入りのベッラレイアは除外ですみれステークスにまわりました。こっちでも勝ち負けと思います。

ドバイ関連

シーキングザダイヤは予定通りドバイへ。トーセンシャナオーは不明。

[2007-02-21]

サウスニアが広尾サラブレッド倶楽部(クオリティ高すぎ)にヤサ替えするってほんと?

[2007-02-20]

たいして更新するネタはありません。ドバイ動向でもまとめておこうかしら。

近況・次走報

ゴッドスマイルユーは放牧に。エイシンラージヒルは登録が激!極多そうな仁川ステークスへ。アロンダイトは今週から曳き運動を開始、2、3週間後にマシン調整だそうです。アイルラヴァゲインは次走予定オーシャンステークスになってますので阪急杯は回避かと。絶対そのほうがいいと思う。アイシクルアートの次走は中京開催、ユースフルデイズはリフレッシュ放牧へ。

ドバイ関連

サンライズバッカスは帝王賞に向けて調整されるとのこと。まあそれが普通でしょう、ドバイ云々はサンスポの煽りすぎ。

2/9に行われたUAE 2000ギニー(ナドアルシバ D1600m)は先行した人気のアルゼンチン産馬アジアティックボーイが4馬身半差で圧勝。たぶん本番で3番人気のプレミアムタップは飼い主がサウジアラビアの王族に替り、芸名もアラムに変更。移籍初戦となった2/16のツーホリーモスクスカップを2馬身3/4差で快勝、次走は当然ドバイワールドカップ。現地入りしたのが13日らしく、このへんのタフさは侮れないですね。マクトゥームチャレンジ ラウンド2の勝者カンディデイトはこのままラウンド3へ向かう見込み。

そのラウンド3に出るか否か動向が気になるネコ。あと2週間くらいのうちには決めるというのが先週の13日時点のコメントでした。まあレース3月1日なんですけどね。というか本番に出るかどうかすら怪しいと睨んでますよおれは。ネコ相手では勝ち目なし、と他の陣営に思わせておけば侵略者にとって都合いいですからね。決して思い入れだけでヴァーミリアンに勝算ありと考えてるわけじゃないですぜ。

以下、2/20現在のCORALのオッズ。ダイワメジャーいつまで載せるんだろう。

[2007-02-19]

クリノダイマオー連闘ですか。てかどっちが本命だ(笑)。おやリキッドノーツもファンドリコンドルも連闘かいな、開催替りのエルっ仔祭りでもやってるのかな。イースターとアイルラヴァゲインはどこを目標にしたいんでしょうか。連闘の鬼ビッグジェムがまっとうなローテというのにみんないったい何をやってるんですかね。

特別登録
開催レース名条件馬名性齢
中山110R潮来特別芝2500mクリノダイマオー牡5 
中山210R鎌ケ谷特別ダ1800mクリノダイマオー牡557
中山210R鎌ケ谷特別ダ1800mリキッドノーツ牡657
中山211R中山記念G2芝1800mイースター牡456
阪神19R千里山特別芝1800mファンドリコンドル牡4 
阪神19R千里山特別芝1800mリキッドノーツ牡6 
阪神210Rなにわステークスダ1400mビッグジェム牡6 
阪神211R阪急杯G3芝1400mアイルラヴァゲイン牡556
阪神211R阪急杯G3芝1400mイースター牡456

除外、除外、除外対策。こんなんじゃ馬のリズム崩すだけですぜ、JRAのダンナ。

リーディング

すごいわ、また5000万円近く追加よ!先週7位からサクラバクシンオーを抜いて6位にランクアップ、気になるアーニングインデックスは2.32とさらに高値更新。そろそろ予定数終了と思いつつ今週のイースターにちょっぴり期待。

フェブラリーステークス記事まとめ
その他

産駒以外ではクイーンカップで除外食らったのがよほど悔しかったのか、ベッラレイア陣営がヤケクソになってます。きんせんか賞、アーリントンカップ、すみれステークスに登録。まあイースターやアイルラヴァゲインの節操のなさよりはマシと思いますけど。アーリントンカップにはアロマンシェスも登録してますね。賞金加算できるといいのですが。

ドバイ関連

サンスポがサンライズバッカスに対してドバイ行けと煽ってますね。追加登録料払ってまで行かないと思うし、行ったところで厳しいと思いますが。

[2007-02-18] 砂の決戦、春の陣 ビッググラス最強の3着

フェブラリーステークスについては「グラス最強!───遅咲きの初年度産駒」を参照。

やけにエルコン産駒を褒めだした男はメイショウバトラーが本命でした。

ビッググラスもぜひ押さえたい。

指名入りました。安田美沙子もビッググラス指名でしたね。

東京7R、アイシクルアートは道中いい感じで先行集団の外めを追走していたのですが、直線思ったほど伸びずに6着。出走3頭が上位人気を占めた京都7R、エイシンイダテンが先手を取りカリオンツリー、エアワイクリフが続きこのままの体制なら夢のワンツースリーかと思いきや、エアワイクリフがズルズル後退、結局2番人気のカリオンツリーが直線押し切って快勝、1番人気のエイシンイダテンはゴール直前で2着争いに競り負けて3着とワンツーならずでした(エアワイクリフは14着に大敗)。ダートから芝長距離への条件替りで、何が何でも逃げたら面白そうだった琵琶湖特別のクリノダイマオーは中途半端に控え3角で先頭に立ったものの7着(それでも人気よりは全然上にきてますが)。

今週の結果
開催レース名条件馬名性齢鞍上調教師
東京8R500万下ダ1600mトーセンマンボ牡4小野次郎5721(美)保田一隆
東京9R立川特別ダ1400mユースフルデイズ牡5北村宏司5726(美)二ノ宮敬
東京12R1000万下芝1800mリキッドノーツ牡6石橋脩5752(美)二ノ宮敬
京都8R500万下芝2000mアグネスヘルメス牡5和田竜二5792(栗)大根田裕
京都12R1000万下ダ1800mゼンノコーラル牡6福永祐一5727(栗)中竹和也
京都12R1000万下ダ1800mジュークジョイント牡6鮫島良太5668(美)鈴木康弘
東京7R500万下芝1800mアイシクルアート牡5北村宏司5736(美)小笠倫弘
東京11Rフェブラリーステークスダ1600mビッググラス牡6村田一誠5793(栗)中尾秀正
京都7R500万下ダ1800mエイシンイダテン牡4小牧太5613(栗)野元昭
京都7R500万下ダ1800mカリオンツリー牡4松田大作5621(栗)藤原英昭
京都7R500万下ダ1800mエアワイクリフ牡5デムーロ57314(栗)伊藤雄二
京都10R琵琶湖特別芝2400mクリノダイマオー牡5田中剛54117(美)萱野浩二
京都12R1000万下ダ1200mファンドリコンドル牡4小林徹弥571215(栗)高橋成忠

[2007-02-17] リキッドノーツ、復帰戦2着

地方での3連勝が一方的な内容だったトーセンマンボ、先行集団の外めを追走、直線持ったまま先頭に並びかけると残り300から追い出してそのまま押し切りました。着差はクビですが道中ちょっと少し行きたがってましたから、リラックスして追走できたらまだ上積みはあると思います。

リキッドノーツ府中の最終は本当に久しぶりのリキッドノーツ、陣営のコメントも今回は半信半疑といった感じでしたが、パドックも返し馬も特に気負った様子はありませんでした。前後半48秒8-47秒2というスーパーキャノン(エルっ仔にとって非常に相性がよろしくない馬ですな)の絶妙な逃げに3/4馬身届きませんでしたが、離れた好位グループを追走し最後33秒8の末脚で2着を確保、地力のあるところを見せてくれました。1000万卒業は時間の問題でしょうし、この先順調に使えれば秋には大きな仕事をしてくれるんじゃないかと期待しています。

京都では先行したアグネスヘルメスが勝ち馬には4馬身離されたものの、なんとか2着を確保。複勝960円と波乱の片棒を演出。

今週のエルっ仔馬券術

mixiのほうで少し書いたけど、たぶんトーセンマンボは鉄板なので単複1000円→全額リキッドノーツ単複→全額グラス最強とコロガすつもりだったのですが、仕事でトラブって府中に着いたのがメインの時間でした。結局リキッドノーツの単複2000円ずつ購入→複勝290円キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

明日はリキッドノーツの払い戻し5800円をそのままビッググラスの単複へ。遊びでクリノダイマオー&アイシクルアートの単複500円、3頭出しの京都7Rをワイドのボックスで500円買ってみようと思います。

トーセンマンボ(2番人気1着):小野次郎騎手

「道中は掛かり気味の追走だったが、よく踏ん張ってくれた。地方にいく前から、このクラスでも通用すると思っていたので、勝ててよかった。まだ弱いところもあるので、このあと無事にいってほしい」

グラス最強な記事まとめ

ビッググラスの前日売り最終オッズは単勝8番人気13.5倍ですが、最後のスポニチの記事でちょっと気になることが。

――抜け出してから左手前に戻ってしまいました。

「抜け出して1頭になった途端、ハミを抜いてソラを使ってしまったんです。だから手前も変えたし、頭も上げて全然真剣に走っていませんでした。それだけ余裕があったということだと思います。」

なるほど、前走の勝利もまだ余裕があったと。最後まで真剣に走っていたらもう少し着差は広がっていたかもしれないけど、そうすると当然本番でのマークも厳しくなるし人気も上がったかも。オッズが高くなるのはファンとしてはありがたいですね。

問題はこの天気。今日のダートは全般的に時計の掛かる状態でしたが、明日はもっと脚抜きの良い馬場になるのは間違いなさそうです。ラスト11秒台をマークした今週の調教を見る限り、スピード決着が苦手とは思わないのですが、ビッググラス以上に時計勝負向きな馬もいますので、好材料とはならないですね・・・。

でもまあ、菊花賞もJCダートも川崎記念も、想像をはるかに上回る内容で勝ってきたわけですから、ビッググラスに流れるエルの血を信じてみます。

おまけ

競馬ラボに転がっていた記事。

一番最初にモニター画面に計時されたのがビッググラス。思わず坂路小屋から『オーッ』と声が出た。上がり1Fが11.9と凄いパフーマンスから本日の坂路追いきりが始まった。

計時は6時57分と開場直後で馬場状態がよかったのは確か。でもジョッキーではなく助手が乗ってのタイムですからやっぱり価値は高いと思います。

調教映像

[2007-02-16]

今週の出走馬
土曜出走馬
開催レース名条件馬名鞍上
東京8R500万下ダ1600mトーセンマンボ小野次郎
東京9R立川特別ダ1400mユースフルデイズ北村宏司
東京12R1000万下芝1800mリキッドノーツ石橋脩
京都8R500万下芝2000m アグネスヘルメス和田竜二
京都12R1000万下ダ1800mゼンノコーラル福永祐一
京都12R1000万下ダ1800mジュークジョイント鮫島良太

なんといってもリキッドノーツの復帰が嬉しいです。休み明けの二ノ宮厩舎は原則無視が吉なのですが、復帰祝いに単勝で応援。トーセンマンボは浦和転厩後3戦3勝で出戻り。坂路で常に上位タイムをマークするなど調子の良さが伺えます。

日曜出走馬
開催レース名条件馬名鞍上
東京7R500万下芝1800mアイシクルアート北村宏司
東京11Rフェブラリーステークスダ1600mビッググラス村田一誠
京都7R500万下ダ1800mカリオンツリー松田大作
京都7R500万下ダ1800m エアワイクリフデムーロ
京都7R500万下ダ1800mエイシンイダテン小牧太
京都10R琵琶湖特別芝2400mクリノダイマオー田中剛
京都12R1000万下ダ1200m ファンドリコンドル小林徹弥

フェブラリーステークス、馬のデキに関しては文句なしと思いますので◎進呈。京都7Rは3頭出しですね。

[2007-02-15] トウカイトリックのレーティングは108

昨年が54kgの3着で101、今年は56kgの1着で108。トリックにとってこのレート自体は昨年の大賞典やステイヤーズステークスに続く3度目のことになります。クビ差2着のエリモエクスパイアが101というのは純粋にハンデ差なのでしょう。

調教は有力馬の多くが水曜に追い切っているようで、坂路は東西ともに特に目立った馬はいません。コース追いではモチが6ハロン84秒0の時計自体はともかく、馬なりで木曜栗東CWの14番時計をマーク。

次走・近況

阪急杯に出走を予定しているイースターの鞍上はミルコ・デムーロに。ウイングビートの次走は来週24日の阪神ダ1200m戦、アルファルドは3/3中京のダ2000m牝馬限定戦を予定。ガーネットスターが帰厩、3/11中京の知多特別での復帰を目指すとのこと。ブラックコンドルはグリーンウッドトレーニングへ放牧に出すようです。

その他

注目されていたクイーンカップのベッラレイアは抽選通らなかったようです。

[2007-02-14] 馬連単デー

サンスポでビッグな特集。

【フェブラリーS】6歳にして才能開花!グラスがGI飲み干す

ビッググラスは根岸S快勝後も順調そのもの。距離延長はむしろ歓迎で、このメンバーでもヒケはとらない前走の根岸Sで、強豪の間を割って突き抜けたのは11番人気の伏兵だった。フロックか本物か。真価を問われる大一番にビッググラスが挑む。

「力を付けてきた? そうじゃないと通用しないよ。前走は何とか勝ったんじゃなくて、完勝だったんだから」。開業4年目で重賞初Vを飾った中尾秀正調教師は、地力強化を確信している。2着に破ったのは、今回も有力候補のシーキングザベスト。それを1馬身1/4差し切っての勝利だけにフロック視は心外、と言わんばかりの表情だ。

その前走の馬体重がマイナス6キロで、中2週で再度、東京への輸送。この中間は、馬体の回復に努めてきた。「前走は目方が減っていたし、よく走ったからテンションが高くなっているところもあった。そういう意味でも、先週は終い重点の追い切り。いい感じの体に戻っていますよ」と、思惑通りの回復ぶりに、中尾秀師の頬が緩んだ。

今回はさらに相手が強化されるが、それでもトレーナーには不安よりも期待の方が大きい。「1800メートルでも勝っているように、マイルに延びても守備範囲。以前のようなズブさがなくなってきたし、左回りの成績もいい(6戦4勝2着1回)から」と強気の構えだ。

6歳にして才能開花のビッググラスに、中尾秀師の期待は高まる一方。大きな杯で、GIタイトルさえも飲み干してしまいそうだ。(柴田章利)

エルコン産駒が絶好調

ビッググラスは、わずか3世代を残して02年7月に死亡したエルコンドルパサーの初年度産駒。エルコン産駒は、昨秋に最後の世代であるソングオブウインドが菊花賞、アロンダイト(栗・石坂、牡4)がJCダートを制覇。また、今年1月の川崎記念を勝ってGIウイナーとなったヴァーミリアン(栗・石坂、牡5)は、フェブラリーSをパスしてドバイワールドC(3月31日、ナドアルシバ、GI、ダ2000メートル)に目標を定めるなど、ここへきて数少ない産駒たちの活躍が著しい。11日のGIIIダイヤモンドSを勝ったトウカイトリック(栗・松元省、牡5)もエルコン産駒。中尾秀調教師も「時代はエルコンだね」と追い風を感じている。

今日の追い切りもしまい重点でしたが、栗東坂路で[54.2-39.5-24.9-11.9]と初めて1ハロン11秒台を刻んでいます(馬三郎A評価)。前走で見せた切れは本物かもしれません。ちなみに一番時計はブルーコンコルドの[50.2-37.6-25.8-13.6]。その他水曜追いで興味深いところはリキッドノーツが美浦南Wで[64.5-50.4-36.7-12.3]、外テンカタイヘイ一杯を5Fで1秒追走4F併せで0秒4先着。カリオンツリーが栗東CWで[83.3-67.1-52.3-38.1-12.1]。栗東Bでオーキッドコートが[80.7-64.9-51.5-37.2-11.3]の19番時計、美浦坂路でトーセンマンボが[50.9-37.2-24.2-12.0]の10番時計となっています。

地方

きのうの園田メイン、ロードバクシンのラストランとなったサンテレビ賞でバンブージーコは差して届かずの2着でした。ここ3戦同じような惜敗が続いてますが、移籍後はA1級扱いで[4-2-1-2]ですから、東のルースリンドに対し西のジーコ様ってくらい出世してますね。あとは脚部不安で休養中の、北のハセノコンドルの復活を待つのみ。

ドバイ関連

ネコがぶっつけで本番という噂もある中、ヴァーミリアンが無事ドバイワールドカップに選出されたとのこと。

JRA

[2007-02-13]

JRAの今週の注目レース・G1への道に取り上げられている6つのステップレースのうち、半分の勝ち馬がエルコンドルパサー産駒というのはかなり凄いことじゃないかと思ったりします。

グラス東京は2戦2勝/フェブラリーS

ダートでは、ここ3戦2勝、2着1回と抜群の成績を残しているビッググラス。前走から1F延長も、1600メートル以上は4勝と問題ない。東京コースは2戦2勝と相性も良く、山下厩務員は「5歳まで1000万条件にいた馬だから、びっくりしている。モマれ弱かったが、しっかりしてきた」と目を細めていた。

前走にしてもですが、ビッググラスがこの条件で走るのはファンならわかってるのでは。ただ力関係が読めないというだけで。

次走・近況

ナイトレセプションが帰厩、乗り運動再開しました。

その他

佐賀記念でサイレントディールが3年ぶりの勝利をレコードで飾りましたが、コンマ1秒差で続いたのがクーリンガー、8歳の今年も元気いっぱい。勝ったサイレントディールにしても7歳ですし、ここのところダートで年寄りの活躍が目立ちます、ビッググラスにとっては心強い限り(むしろ“まだ若い”部類になるのか?)。3着に入ったキングスゾーンのヤネに茜たんがいないのが寂しいです。

[2007-02-12]

先週はG3勝ちの4100万円が効いて約6100万円が加算され前回10位から7位にランクアップ、アーニングインデックス2.30はなんとサンデーサイレンスを抜いて上位陣の中でトップです。クラシックの本格的なシーズン到来はこれからとはいえ、昨秋からのエルコンドルパサー祭り、どこまで続くんでしょうかね。

次走・近況

パッシングマークは3月10日大阪城ステークスへ。ワキノエクセルはグリーンウッドに放牧。

ダイヤモンドステークス関連記事まとめ

[2007-02-11] トウカイトリック、ついに重賞に手が届く

トウカイトリック@ダイヤモンドステークス

やけにエルコンドルパサー産駒を褒めだした男はダイヤモンドステークス展望でもトウカイトリックを指名してきました。

ダイヤモンドS

昨年も出走していたトウカイトリック(当時は54kg)は、負けたとはいえ3分30秒8で乗り切っている。レベルの高い記録だ。

その昨年のレース、長距離3400mにしてはきわめて珍しく、全17Fを通し「13秒台」に落ち込むラップが一度も記録されなかった。レース全体の流れは[1分38秒9-12.7秒-1分38秒7]。長距離戦で大レコードが生まれる典型的なパターン通り、見事なまでに全体のバランスがとれていた。3分30秒3のレコードは、3000mにするとだいたい3分05秒ちょっと。菊花賞の標準的な勝ち時計に匹敵するから、中身は濃いといっていい。

3分30秒8のトウカイトリックは完敗だったが、4コーナー手前で詰まって大きく下がるロスがあった。苦しくなった3000m近くでブレーキを踏みながら、また盛り返したからすごい。このロスは短距離戦の余力があるときは明らかに異なると考えられる。

だから、続く阪神大賞典でディープインパクトの2着、ステイヤーズS・2着など無類のスタミナを誇っている。同じ長丁場でも東京には紛れの入り込む部分が少ない。昨年の記録をかなり信用していいだろう。コース実績の強みは大きい。

柏木集保が正真正銘のエル基地になったかどうかは来週のフェブラリーステークスではっきりするでしょう。今さら確認するまでもないエル基地のオレは13時くらいに府中に到着、今回は勝つ予感が働いていたので迷わず諭吉を突っ込みました。相変わらず単複同額買いですけどね。勝利の予感はともかく3着を外すことは考えられないので、少なくとも半金は還ってくる保障つき馬券といったところでしょうか。

パドックではなんだか眠そうでバイロイトやアドマイヤフジのほうが雰囲気はよく見えましたけど、トリックがやる気なさそうなのは今に始まったことでもないので気にしないことにしました。それが本場場入場では気配が一変、走りたくてウズウズしているよう。これはイケるんじゃないか?という期待を込めたのですがスタートでいきなり出負け。それでも内枠だけあってそれほど置かれたわけではなかったのにルメールはまったく前に行く気なし。1週目のスタンド前では最後方集団のインに包まれた状態、川崎の恩をもう忘れて「ルメール死ね~」と叫びたくなるのをなんとかこらえました。2週目の向こう正面でようやく動き出し、4コーナーを回る頃には射程圏内、よしと思いきや前の馬に並びかけるたびにそこで止まりかける。実際には上がり3ハロンのラップを見ると[11.1-11.7-12.3]ですからトリックの脚色はあまり変わってなくて、並んだ相手が勝手にタレていっただけなんでしょうけど、見てるほうとしては伸びそうで伸びないように映ったわけです(心臓に悪い)。ラスト50mくらいまで差し切れるかどうか不安でした。

走破時計は去年よりコンマ2縮めて3分30秒6とやはりこの距離では絶対の安定感がありますね。また自身の上がり3ハロンは34秒5ですから、11秒台のラップを連続して踏めたのは府中の馬場の速さを差し引いても大きな収穫と思います。ただ先々を見据えるとこういうキレ勝負ではサンデーサイレンス産駒にはちょっと適わないでしょう、天皇賞を獲るにはハイペースで逃げるか先行して後続になし崩しに脚を使わせたり、ラスト1000mくらいからのロングスパートを仕掛けるなど、他の馬よりも秀でた部分で勝負しないと厳しいような気もします。

1着 トウカイトリック ルメール騎手

「この馬はスタートしても、すぐにはスピードが出ない。エンジンのかかりが遅い馬なんです。ですから前半ではおさえてウォームアップさせてから行きました。最後の直線では、外に出したらよく伸びてくれましたね。どうものんきな馬で、毎回しっかり追わないといけないタイプ。惜しいレースが続いていましたが、今日はこちらの指示どおり走って、頑張ってくれました。来週でぼくの日本での騎乗も終わりなので、フェブラリーSも頑張りますよ!チャンスはあると思っていますから」

よくしゃべる奴だな(笑)。あと来週はがんばらなくていいから。それにしてもルメールはトリックの本性をよく見抜いてますね。ほんとに暖気に3000m必要なのかも(返し馬で2000mくらい走っておけば中距離戦もイケるのでは)。このままルメールが乗ってくれるなら差しの競馬でも見込みはありそうですが、次走からヤネどうするんでしょうね。

ただズブズブのステイヤーという評価が一般的と思いますが、トリック自身はもともと中距離でも勝ち負けできた馬で3歳の夏には2000mを1分58秒台で走破しています。去年のこのレースでの芹沢のひとことからすべてが始まったような。

3着 トウカイトリック 芹沢純一騎手

「ショックや!あの不利で5馬身は損しているよ。しかし、今後は3000m以上の距離しか使わないようにしよう。ハナに行ってもいいと思ったけど、速い脚がないので行けなかった。でも、スタミナはメチャメチャあるよ。心臓が強いんやな。」

そして1ヵ月後の阪神大賞典。

2着 トウカイトリック 芹沢純一騎手

「良く頑張りましたが、疲れました。3000m追いっぱなしでした。あっという間に交わされました。相手強すぎます。」

いつの間にか手抜きのプロになってしまったトリックの本気を引き出すには鞍上にも相応の気迫(と体力)が必要なんでしょう。ルメールも三度目でようやくそれがわかったんじゃないのかな。

その他のエルっ仔

今日はトリック以外のエルっ仔はいいとこなしでした。まあ理由を見つけることはできますので悲観はしてません。マイネルエクセランは時計のかかる馬場のほうが現状合ってますし、クリソプレーズは京都で実績ありませんし、アドマイヤダンサーは先行しすぎ。ほかは人気どおりでしょう。

その他の結果

当たったと思ったのに・・・・(涙)ザカリヤ産駒アロマンシェス、自己条件のここで負けることはまずないと思ったのですが、今日の勝負馬券はトリック一本と決めていたので買ったのは単複500円のみ。もっと突っ込めばよかったけど、こういうことでコロコロとスタイルを変えないのが長い目で見たときに収支プラスになるんじゃないかな、と自分に言い聞かせました。ちなみにザカリヤ産駒は中央では初勝利ですね。

きさらぎ賞にも登録のあった名前だけで気に入ってるリンリンリンが府中のカトレア賞に回ってきたのでパシャパシャ撮ったものの、ちょっと元気なさそうに見えたので馬券は見送って正解でした。

そのきさらぎ賞、オーシャンエイプスの単勝オッズがアホみたいなことになっていたので、阪神JFのときにウォッカでお世話になった領家華子指名のアサクサキングスから入るつもりでしたが撮影優先で手が回りませんでした。結果、幸四郎の見事な逃げ切りで惜しいことをしたのですけど、痛恨のマークミスをやらかした目黒あっこたんのほうが気の毒と思います。

というわけで、相変わらずエルっ仔馬券術は好調です。

[2007-02-10] 

アイルラヴァゲイン、馬格や血統や走り方をみる限りダートの鬼なんですよね、まともに走ってくれたら圧勝しちゃっても不思議ありません。芝に戻ったときにリズムを崩さないかちょっと心配ですが、ある程度仕上がった状態で使わないことによりリズムを崩してしまうという考え方もありますし、芝で頭打ちになってからダートを試すよりも先々の可能性を知ることができるので、オレとしては今回の出走を好意的に考えてます。ただ、ここで取りこぼしてもいいのであまり高松宮記念にはこだわらず、今年の大目標を秋の中山に据えてもらえたらなあ、と思います。

すばるS

アイルラヴァゲインはトップハンデで1600万クラス(サンライズS・芝1200m)を卒業。このレースは昇級戦になるが、過去にOPで好走歴のある馬だけに形だけといっていい。かかりやすい気性で1Fの延長がカギになるが、ダートで驚異的な成績を残すエルコンドルパサー産駒で、少し歩様も硬い馬。砂は鬼の可能性を秘めている。馬券的な妙味は今回か

オレと同じことを考えてる。初戦の今回がアイル単勝負です。続いてはやけにエルコン産駒を褒めだした男のコラムより。

バレンタインS

出走希望馬のあふれる条件1600万とあってフルゲートの倍以上の馬が投票した。残った16頭、有力馬の除外が多く、必ずしもこのクラスにしてはレベルが高いとはいえない。接戦になりそうな理由のもうひとつは、芝1400mのわりには先行のスピード型が少ないこと。ほぼ一団の形から、坂上での切れ味優先の決着になる公算大だろう。

昨秋から急速にパワーアップしている4歳ゴッドスマイルユーの上昇度に注目。母はエルフィンSを独走するなど、3歳の桜花賞路線で活躍した軽快なスピード型。ちょっと成長力には乏しく早熟のきらいもあったが、いま大ブレーク中のエルコンドルパサーとの配合になる産駒のゴッドスマイルユーは、3歳後半からひと回り馬体も成長、急速に力をつけてきた。

1200mの前々走、置かれることなく中団から上がり33秒8で差し切ったように、本質はスピード型。切れを生かすべく控えることが多いが、流れしだいでは早めに好位にとりつくこともできそうだ。前走は1600mでも好走したが、ベストは1400m。5走前、時計の速い時期だったとはいえ、1400mを1分20秒8で楽勝している。同じ開催の外回り1400mではOPのスワンSが1分20秒3だったから、開催の最初で芝が良かったとはいえ、秘めるスピード能力十分だろう。強気に乗ることの多い松岡騎手、あまり置かれない形からスパートしてくれるはずだ。

褒めすぎ。明日の予想も楽しみです。

レース回顧

小倉でペガサスファイトとエアジパングが連勝し準メインもユースフルデイズが2着といい流れできたのですが、肝心のメインでは東西ともに1番人気で7着という残念な結果に終わりました。アイルラヴァゲインの行きっぷりは悪くなく直線まで手応えも抜群に見えました。鞍上のコメントを見ても追走は楽だったようですし、ダートがダメということではなく距離かコースの相性が敗因なのかもしれません。ゴッドスマイルユーは初東上、輸送減りはしていなかったものの直線に坂のあるコースだとキレが鈍るのかな。

7着 アイルラヴァゲイン 安藤勝己騎手

「無理はしていないのですが、追ってからの粘りが芝に比べて少ない感じです。芝の方がいいのでしょうか」

7着 ゴッドスマイルユー 松岡正海騎手

「勝った馬と同じくらいの位置取りでうまく流れに乗って、それなりに伸びていると思ったんですが、わけがわからないですね。やはり輸送がこたえていたんでしょうか」

忙しいのと意気消沈しているので今日はこのへんで。

ドバイ関連

8日ナドアルシバで行われたマクトゥームチャレンジラウンド2(ダ1800m)は、先行したキャンディデイトが直線リードを広げ6馬身近い差をつけ圧勝、時計は1分49秒40でした。

久々にodds checkerを見るとCORALのみオッズが出てました。出否不明や回避を表明している馬も混じってるのは仕方ないですね。予想どおり一番人気はネコ、差なく侵略者。プレミアムタップはステップの結果待ちかな。ヴァーミリアンは21倍。そりゃローカルG1を楽勝したところで海外では評価対象にはならないでしょう。またそれなりに日本に関心があったとしても過去の川崎記念馬の成績を知れば用無しと判断しそう。

最新オッズはページトップのリンクから各自ご覧ください。

[2007-02-09] ヴァーミリアンのレートは115

注目の川崎記念のレートが発表になりました。ヴァーミリアンは115と過去のこのレースでのトップレーティングとなりました。6馬身差のアジュディミツオーは106、ミツオーからさらに遅れて2馬身差のドンクールが103ですから、2馬身3ポンドという計算なのでしょう。ただ着差はあるもののミツオーも良馬場での従来の最高タイムを更新していますので、110くらいが相応かと思うのですが、そうするとヴァーミリアンのレートが119となってしまい、昨年のフェブラリーステークスでカネヒキリに与えられた118の上を行くことになるのを中の人が嫌った結果なのかな、と推測しています。ともあれ、これでレーティング的にもドバイ選出はほぼ当確といってよさそうです。フェブラリーステークスのシーキングザダイヤ(昨年の最高レート112)とエンプレス杯のフサイチパンドラ(同111)が川崎記念以上のパフォーマンスを見せるようなことがあれば別ですが。

関連記事:JRA | netkeiba

今週の出走馬

たいした手間でもないのでちゃんとテーブルで組むことにしました。印はオレの買い気配です。◎はアタマ期待、○は複勝圏、▲以下は小額買い。

注目は5歳の2騎に連邦の白い悪魔神様。特にアイルラヴァゲインは初ダート。初戦だからこそ単勝期待かなあ、と(ここ圧勝したら次芝だろうがダートだろうが人気になっちゃますし)。そしてここ数戦惜しい競馬が続いているゴッドスマイルユーが関東初見参、ここはスンナリ勝って欲しいところです(ペニーホイッスルとの比較でアイルとの差もある程度わかるかな)。そんなわけでこの2頭には、スプリンターズステークスでワンツーするシーンを期待しています。

土曜出走馬
開催レース名条件馬名鞍上
東京8R500万下芝1600ウエスタンクィーン吉田豊
東京8R500万下芝1600ソアリングピアス木幡初広
東京8R500万下芝1600 セレナガルーダ四位洋文
東京10R大島特別1000万下ダ1600ユースフルデイズ北村宏司
東京11Rバレンタ1600万下芝1400ゴッドスマイルユー松岡正海
京都10R飛鳥ステークス1600万下芝1800ブラックコンドル福永祐一
京都11Rすばるステークスダ1400アイルラヴァゲイン安藤勝己
小倉7R500万下ダ1700 ブルーアイガー古川吉洋
小倉8R500万下芝2600ペガサスファイト塚田祥雄
小倉9R500万下芝2000エアジパング松田大作
小倉12R小石原特別500万下芝1200ロータス塚田祥雄
日曜出走馬
開催レース名条件馬名鞍上
東京8R500万下ダ2100 ブレイブバニヤン小野次郎
東京10R調布特別1000万下芝2000マイネルエクセランルメール
東京11Rダイヤモンドステークス芝3400トウカイトリックルメール
東京12R1000万下・牝ダ1600アドマイヤダンサー田中勝春
東京12R1000万下・牝ダ1600エプソムメサイア江田照男
京都8R500万下ダ1200バリュアットリスク川原正一
京都9R春日特別1000万下芝1800クリソプレーズ柴原央明

エルっ仔ではありませんが、日曜東京7Rにアロマンシェス。マイルカップに向けてここは落とせませんね・・・。

追い切り

木曜は栗東CWでカリオンツリーが[82.9-67.7-52.9-38.5-12.7]とまずまずの内容。美浦坂路では転厩そうそうラピッドオレンジが[52.8-39.2-25.8-13.0]の12番時計、同じく小笠厩舎のアイシクルアートは[52.2-38.6-25.6-13.0]で過去最高の5番時計をマークしています。日曜京都に出走するバリュアットリスクも管理されていますが、水曜に[52.8-38.1-24.5-12.2]とまずまずの内容。単なるスパルタなのか、馬の調子を引き出すのが上手いのか、たまたまエルっ仔との相性がよいのか。いずれにしても注目する必要がありそうです。

[2007-02-08] 

3400mでもまだ距離が足りないという噂もチラホラあるトウカイトリック。ひょっとして3000mくらい走らないと筋肉が目を覚まさなかったりするんじゃないでしょうか。「グッドムービング!グッドコンディション!ベリーグッド!グッドステイヤー!ベリーチャンス!」ルメールこんな調子でちょっと心配ですけど、そろそろ勝ちそうな予感がするので日曜は府中までお出かけしてみます。

追い切り

きのう取り上げなかった水曜分その他目立った動きはビッグクラウンが栗東Bで[78.7-63.5-49.3-36.4-11.8]と7番時計の好タイムをマーク、栗東DWでは実戦からは8ヶ月遠ざかっているロータスが20番時計となっています。

[2007-02-07] 

すでにメンバーズオンリーでは話題に出ていたようですが、去る1日アロンダイトは左前脚の球節部分の手術を受け、また春シーズンを休養に充てることが決まったようです。石坂師によると「手術と言っても、患部を切って開くようなものではなくて、ごく軽いもの。疑っていた部分は何ともなくて、気になっていた箇所も手術をしたことできれいになりました」とのこと。復帰時期については「秋ですよ」。春は僚馬に任せて養生しておくれ。また府中に行きますよ、今度はワンツーを見に。

追い切り

キャサリーンパーの上にも3年アドマイヤダンサーが最後13秒5と失速しつつも美浦坂路で2番時計となる50秒2をマーク、地方から出戻りのトーセンマンボが50秒8の12番時計でラップの内容はこちらのほうがいいかも。栗東坂路ではトウカイトリックが[53.0-38.7-25.5-12.8]とこの馬なりに調子はよいようです。ブラックコンドルも53秒0ですが最後失速気味。

その他

どうやら今年もオーシャンステークスに船橋のネイティヴハートが出走することになりそうです。もはや春の風物詩ですね、実に6年連続ですか。ミスタートウジンの銀嶺ステークス8回出走を超えるまでがんばって欲しいものです。同一レース連続出走記録としてはナイスネイチャの有馬記念3年連続3着&5年連続出走が有名?ですけど、1994年の有馬記念にライスシャワーが出走したとき、ナリタブライアン4冠の阻止は無理でもナイスネイチャの4年連続3着の阻止はたぶんやってくれるだろう、なんて当時の競馬仲間と噂していたのを思い出しました。疾走の馬、青嶺の魂となり。

中山グランドジャンプの招待馬の4頭が決まったようです。もちろんカラジもいますよ。さて春の大障害3連覇を、エルの同期が達成なんてことはあるんでしょうか?それを阻まんとするのが同期生グラスワンダーの子供マルカラスカルなんて面白い、面白い。

ドバイ関連

DIRC*4日目の明日8日はマクトゥームチャレンジラウンド2(ナドアルシバ、ダ1800mG3)が行われます。昨年はジャックサリヴァンが連覇を達成。以下、今年のエントリーリスト。新たな勢力の台頭があるんでしょうか。

なおワールドカップしか眼中にないので、ドバイミーティングに開催される他のレース(シーマクラシック、UAEダービーなど)の関連情報は適当に流します。

で、今年のドバイワールドカップと直接の関係はないのですけど、どうやらブリーダーズカップの拡大に続いてDIRCのシリーズ拡大もどうやら水面下で決定しているようです。現在のシリーズは1月から3月にかけて行われG1は最終日ドバイミーティングの4レースとなっていますが、日程の拡大やG1の増加(UAEダービーやゴドルフィンマイルの格上げ含む)、またマクトゥームチャレンジ各レースの格上げや賞金増額も視野に入っているようです。これが実現すれば1年を通じて世界のどこかしらでビッグレースが行われることに・・・芝ダート問わずG1級ホースにとってシーズンオフがなくなることになったりするんでしょうか。

[2007-02-06] 

忙しいのでおやすみ。

[2007-02-05] 

あまりにもBBS SPAMが多いので、間にベーシック認証を入れることにしました。BBSをご覧になる方はご面倒ですがIDとパスワードに[pasapasa]と入力ください。

次走報など

今週の特別登録、目玉はダイヤモンドステークスのトウカイトリック。昨年のこのレースで不利を受けながら(鞍上が言うには5馬身は損したと)最速の末脚を繰り出して3着となり、以降ステイヤー路線を歩むことを決定付けたのは記憶に新しいところかと思います。もうずいぶん勝ち星から遠ざかっていますので、そろそろタイトルを獲って欲しいところ。ハンデ57kg以下なら(結局57kgでした、オレもいい読みしてるなあ)。

競馬ブックPHOTOパドック「トウカイトリック」

すばるステークスにはシルクロードステークスを除外になったアイルラヴァゲインが噂どおり登録してきました。除外に悩むよりはとにかく賞金追加というのはわかりますが、この選択が本線である芝短距離での走りに影響しなければいいのですが。エイシンラージヒルに1400mはちょっと距離が短いかな。バレンタインステークスにはゴッドスマイルユー。出走さえ適えば勝ち負けと思いますが登録45頭。飛鳥ステークスと北山ステークスにブラックコンドル、もはや陣営が何を考えているのかわかりません。調布特別と春日特別にクリソプレーズ&マイネルエクセラン、どちらに回っても期待できそう。シルクタイガーはなんと放牧、次の東京開催で復帰とのこと。この陣営も理解不能です。

エイシンラージヒルは除外による優先出走権を得て3/4仁川ステークスへ出走するのが狙いとのこと。

そしてフェブラリーステークスの1週前登録、ステークスウィナーとなったビッググラスは出走順8番目と除外の心配はありませんが、アジュディミツオー、ブルーコンコルド、シーキングザダイヤの3強以下曲者ぞろいでさすがにG1の壁は厚いです。が、そもそも重賞に出ること自体諦めかけていた初年度産駒がG1の舞台に駒を進めただけでも喜ばしいこと、晴れ姿を見届けてあげないと。ちなみにJRAのフェブラリーステークス特集を見るとエルっ仔の名前が3頭もあって大変気持ちよいです。

リーディングは10位で先週と変わらず。9位スペシャルウィーク、11位グラスワンダーと3強が仲良くならんでいます。アーニングインデックスは2.19と常識的な値に戻りつつあります。競馬ブック今週は合同フリーハンデ3歳ダート編ですが、見出しが「秋はコンドルの季節」ときたもんです。

アスピリンスノーとスズカパサーが登録抹消に。いい仔を産んでおくれ。現在の中央登録数は99頭です。

その他の興味

ベッラレイアが遊び半分の競馬で楽勝してナリタトップロードファンが泣いて喜んだ前日、これまた流した程度で衝撃の8馬身でデビューを飾りマヤノトップガンファンが泣いて喜んだオーシャンエイプスがきさらぎ賞に登録してきました。ラジオたんぱ杯3着のナムラマースが力関係を測る物差しになってくれますね。ユタカがニュービギニングに乗り続けるのかどうかこれで決まりそうな。

それにしても石坂厩舎勢いありますね。牝馬クラシックではアストンマーチャンの始動はフィリーズレビュー、マイルまでなら見限れません。父がフレンチデュピティに替わったアロンダイトの下(キャサリーンパー04)も控えてます(どう見てもダート馬です、ありがとうございました)。今年はヴァーミリアンの年?いやいや石坂センセの年になるのでは?

ドバイ関連

そもそもフルゲートになるのかな。フルゲートが何頭かもわからないけど。

出走予定馬(ぶか調べ)
馬名調教国今季備考
Discreet CatUAE3/1 Maktoum Challenge R3次走で初の2000m
InvasorUSA2/3 Donn Handicap 1着3/15にドバイ入りとのこと
Premium TapUSA2/16 Two Holy Mosques Cup三番手評価も侮れず
 JazilUSA1/5 Claming 2着ベルモントS馬、流動的
VermilionJPN1/31 Kawasaki Kinen Memorial 1着招待状待ち
Seeking The DiaJPN2/18 February Stakesフェブラリー次第か?
 Fusaichi PandoraJPN2/22 Empress Cup参否はまだ流動的

登録リストに名前はあっても出走に前向きな陣営はせいぜいこれくらい。この後の前哨戦を勝った勢いで挑戦する馬や殿下の息の掛かった馬による数合わせはあるにしても、なんかネコや侵略者に恐れをなして回避続出するような気がするんですけど。ちなみに過去11年を振り返ると、参加頭数の最も多かったのは2000年の13頭(勝ち馬Dubai Millennium)、最も少なかったのは1999年の8頭(勝ち馬Almutawakel)です。

[2007-02-04] 

ちょっと風邪気味で寝込んでいます。

ビッグジェムは得意の短距離に戻って4着とまずまず。ダンスオールナイトはまた3着、ウイングビートは出遅れてリズムが狂ったのかいいところなくシンガリ負け。

ドバイ関連

ドンH(ダ8.5ハロン)は1.4倍の圧倒的な一番人気となったインヴァソールが道中最後方から3角で動くと、直線は内を突いて鋭く伸び、最後は2馬身の差をつけて余裕のフィニッシュ、時計は1:48.43。メンバーは手薄でしたが他馬より5ポンド重いハンデでの快勝ですからさすがは年度代表馬、調整にぬかりなしといったところですか。

共同通信杯

終わってみればやっぱり強かったフサイチホウオー、外を強襲したダイレクトキャッチにクビ差ですが手応えにはまだ余裕が感じられました。これで共同通信杯親仔制覇、無敗での勝利は我らがエルコンドルパサー以来のこと。対象的なのがニュービギニングで殿から猛追するも上がり3ハロンすべて11秒台のラップをホウオーに踏まれては届くはずもなく、おまけにフライングアップルにも先着を許す結果に。またホウオーの走破時計は優秀(*)に見えますが今の府中はかなり速い時計が連発してますし、トニービンバイアス?も考慮すると多少割引が必要かも。ダイレクトキャッチは去年のドリームパスポートの臭いがします。

[2007-02-03] 

府中には行きませんが、馬券は適当に買います。大津特別のゼンノコーラル、小倉城特別のサクラオリオン、紫川特別のプライムアクトレスをそれぞれ単複500円くらい、いい感じに人気が落ちつつも調教は動いてる白富士ステークスのパッシングマークを単複1000円の予定。勝負は明日にします。

結果

サクラオリオンが2勝目。ただもう少し時計を詰められない限り昇級してから大変そうです。パッシングマークは果敢に先行しましたがちょっとペースが速すぎて直線バタバタに。秋以降ずっとリズムが悪いので一度立て直す必要があるかもしれませんね。プライムアクトレスは前残りの流れでしたが直線失速、これで引退かなあ。ゼンノコーラルは中団から伸びてはいるのですが前も止まらず5着まで。

プライムアクトレス、パラダイスバードあたりと勘違いしたっぽい。定年は来年です。

次走報

カリオンツリーは直線の長い府中が向くという判断で来週日曜東京のダ2100m戦、ユースフルデイズは土曜の大島特別へ。パラダイスバードは引退が決定しました。同じく定年のフェザーレイは引退前にもう一走りするようです。ラピッドオレンジは2/10に小笠厩舎へ入厩とのこと。

その他注目レース

エルフィンステークスで2歳女王ウォッカが始動します。桜花賞とオークスでは本命の予定ですが、ここはあくまで調整とみてマザーズウィッシュに注目しています。母は1996年のクイーンカップでハイペースの逃げを打ち、イブキパーシヴと壮絶な叩き合いの末敗れ燃え尽きてしまったゴールデンカラーズというのが引っ掛かりました。お姉さんのチアフルスマイルは3歳の夏デビューし短距離の差し馬として活躍中ですが、こちらは父がタイキシャトルに変わり2歳戦で勝ち上がってます。脚質も逃げ先行とよりお母さんに似ている気が・・・調教も動いてますしここは買い時じゃないかな(本番では不要)。相手はウォッカでよいしょう、単複とウォッカとの連で。ちなみにニシノマナムスメが人気になってますけど大口買いでもはいったのかな?ユタカ騎乗を考慮してもウォッカを抑えて一番人気というのはどうなんでしょうか。母ニシノフラワーという時点で怖くて買えません。

今年の3歳牝馬の強さは異常

マザーズウィッシュ、母の願い届かず。それはどうでもいいんですけど、ウォッカの強さはタダごとじゃないですね。前半引っ掛かってたし、持ったままで先頭だし、追ったの100mくらいだし、最後抑えたままで1分33秒7だし。見てのとおりマイル適性も十分高そうなんですけど、桜花賞の結果がどうであれこの馬にはオークスではなくダービーに出て欲しいと思います。ウォッカ抜きでもアストンマーチャン、ベッラレイア、ダイワスカーレットと今年の牝馬クラシックは実に面白いです。牡馬クラシックが面白いかどうかは、明日次第でしょう。もし2強が取りこぼすようだとモチにもチャンスが出てくるかも。

1着 ウオッカ(四位騎手)

「今年の初戦をいい形で飾れました。今日は少頭数で比較的有利なメンバー構成というのもよかったですね。京都の外回りでスピードが落ちて行きたがるところがありました。ニシノマナムスメが来るかと思いましたが大丈夫でしたね。桜花賞までにもう1度使わなくてはいけないので、あまり今回は強い攻め馬が出来ず(馬体に)余裕がありましたが、今日のようなレースが出来ればいいと思います。馬が大きくなって幅も出てきました。走りに安定感も出て、楽しみが広がりますね」

なんだか気になる言い回しです。

ドバイ関連

川崎からドバイに向かったルメールがその後どうなったかというと、プレスインタビューで「日本馬をナメるなよ」と挑発したのはすでに触れましたが、1日ナドアルシバで行われたアルラシディヤ(芝1777m G3)でタッチオブランドに騎乗したものの8着に終わり、とっとと帰国して今日の小倉で騎乗予定です。ちなみに勝ったのはフォーマルデクリー

アメリカでは近年DWCに出走する北米組のステップ競走として定着しつつあるドンH(ガルフストリームパーク、ダ8.5ハロンG1)が行われ、優勝候補のインヴァソールが出走します。仕上がり具合はどうなんでしょうか。

なおゴドルフィンマイルあたりを臭わせていたネコ先月25日のプレスリリースDWCに出走することを正式に表明しています。曰く“We’ve got plenty of options, But the plan at this time is to prepare him for the Dubai World Cup.”

[2007-02-02] 

亀谷敬正 血統ビーム的・傾向と対策 - 東京ダート1600m考察

さて、今週は東京ダート1600mについて考察してみたい。先週の根岸Sはビッググラスが勝利したが勝ち時計は1分23秒5。この時計は秋の東京開催に比べればコンマ5秒は遅い。

ポリッシュプレセデント、クリスタルグリッターズなど、根岸Sは例年欧州の中長距離対応血統馬が穴を出すが、これは砂質が重いことも関係しているだろう。ビッググラスの父も勝ち馬を出し、自身も凱旋門賞で2着したエルコンドルパサーだ。

馬場の「欧州指向」は1600mでより強くなる。

昨年、一昨年の同時期に行われた東京ダート1600mのブラッドバイアス(血統傾向)を調べると、小系統ミスタープロスペクター系が勝率8%に対してノーザンダンサー系のストームバードは28%、ヴァイスリージェント系は14%と優秀な成績を収めている。

つまり、今の時期の東京ダートはミスプロの軽さよりもノーザンダンサーの欧州寄りの重さを持った馬の方が有利な馬場といえる。

また、馬力を示すバロメータの馬体重別成績で見ても、500kgを越える馬は30%を越える複勝率に対し、480kg以下の馬は15%を下回る。ここでも大型の馬力型が有利という結果が出ている。

ブラッドバイアスの話はあまり興味ないのですけど、馬体重はオレもちょっと気になってることがありました。エルコンドルパサー産駒のダート重賞ウィナー3頭はみな500kgを超える大型馬。逆に芝の重賞で掲示板に載った馬を見るとみな500kg以下で、唯一例外がアイルラヴァゲインです(ヴァーミリアンも2歳時は490kg台)。これだけ傾向がはっきりしているとなると、ダート重賞の小型馬、芝重賞の大型馬は消しを基本にしてみようかと思います。ちなみにアイルラヴァゲインがすばるステークスに向かうようですが、アッサリの可能性は十分ありそうです。

なお下級条件だとあんまり当てはまらないです。

[2007-02-01] 

今週末の出走はありません。いや自分の話です。結局アイルラヴァゲインもパッシングマークも除外となり、次の重賞出走は来週のダイヤモンドステークス。1番人気で2着と見る人が多そうなトウカイトリックですけれども、ここはアッサリ勝つんじゃないかな。

土曜

3日目の東京白富士ステークスにパッシングマーク、坂路では自己ベストとなる51秒8をマークしており軽視は禁物です。京都大津特別にオーキッドコートとゼンノコーラル。小倉は紫川特別に引退の近いプライムアクトレス、小倉城特別にアグネスヘルメスとサクラオリオン。

日曜

東京のメイン金蹄ステークスにワキノエクセル、ブラックコンドルは除外でしょうか。最終の1000万下でプロセッションが復帰。能力は高いと思うのですが、骨折休養明けで追い切りの本数もちょっと足りないかも。京都のメイン、抽選通るだけでも大激戦の羅生門ステークスにビッグジェムが出走できるのは瀬戸口センセの執念なんでしょうか。ヤネはルメール。そして最終の1000万にウイングビートが。ダートから芝に替わりますが特に問題はないのですが連闘ですか。小倉のメイン吉野ケ里特別にファンドリコンドル。

追い切り

骨肉の主役争いが続くビッグ軍団、グラスの重賞制覇に奮起したと思われるビッグクラウンが木曜坂路で52秒8の18番時計。ダイヤモンドステークス一週前のトウカイトリックも52秒台で好調をキープしているようです。コース追いは特に目立った動きはありませんでした。

レーティング

先週の東京新聞杯はスズカフェニックスが106、エアシェイディ107、イースター104のレースレート105.00と事実上のレースレコード決着にしては低く抑えられた感じがします(中の人が気づいてないのかな)。根岸ステークスはビッググラス107、シーキングザベスト106 、ニホンピロサート104のレースレート106.25。まあこんなものかなあ、と。川崎記念がどうなるか楽しみですね。

川崎記念関係の記事まとめ

交流重賞でも4勝以上したら、引退式の権利あるのかしら。

荘司典子さんの日記より、「石坂調教師は『馬が充実期を迎え、これまでで最高の出来。若い頃はうるさかったが今はどっしりと落ち着いている。今年はヴァーミリアンの年にしたい。』と熱く語っていらっしゃいました。」とのこと。してください、しちゃってください。

最後の記事、日本のローカル競走でしかないのにやけにレスポンス速いと思ったら、川崎行った足でドバイに向かったんでしたね、ルメールは。それにしてもネコと三冠馬に思いっきりケンカ売ってますよ、彼がこんな軽はずみ頼もしい奴とは。

“He is a top-class horse and, of course, I hope I will ride him in the Dubai World Cup,” said Lemaire from Japan earlier today.

“He won by six lengths and in good company too, so he will have a chance in the Dubai World Cup.

“I know it’s a fantastic race, with Invasor and Discreet Cat down to run, but you should never under-estimate the Japanese horses, as you saw when Utopia and Heart’s Cry won two of the races at last year’s Dubai World Cup meeting.

“Japan horses have shown what they can do overseas in the last 10 or so years, through the efforts of Agnes World, El Condor Pasa and Seeking The Pearl. But in recent years, the horses have travelled a lot more from Japan.

“I think they are successful, because they generally travel well and adapt quickly to their new surroundings.“

このルメールすごいよ、ドバイワールドカップの公式サイト上で「エルコンドルパサーたちを忘れたわけじゃあるまい」ときたもんです。トリックのステイヤーズステークスでは何やってんだよとか思いましたけど、いやーもうチャラでしょう、惚れました。

「今年のドバイワールドカップは遠征馬にとってノーチャンス」と考えている人はオレ以外にもけっこういるのではないかと思います。個人的にディスクリートキャットを追いかけている理由はネコ大好きだからなんですけど、ネコの強さを認識することで敗戦時の予防線にしようとしてるのも確かです。今までのヴァーミリアンの勝利は相手関係や展開に恵まれた部分があるのは否めず、トップクラスに通用すると確信できずにいましたが、川崎記念のレースぶりを見てから「ひょっとしたら勝負になるかもしれない」と思い始めてます。ここはひとつ、「肉体・精神両面で充実期を迎えた。初コースの川崎でも本当に落ち着いて競馬に集中していた。彼(ルメール)も期待して乗ってくれると思う」という石坂師の言葉に乗ってみます。もし夢がかなったら秘蔵グッズお蔵出しでもやりますか。

マイブームはエルコンドルパサー

関西人にはわからないネタですみません。

618 名前:名無しさん@実況で競馬板アウト 投稿日:2007/01/29(月) 20:50:29 ID:WOilGm900
やけにエルコン産駒を褒めだした男が仲間にいる 
柏木のこと、そう思ってほしい 

東京新聞杯でイースターに◎を打ったものの、日曜のビッググラスまでは気が回らなかったため反省文まで書いてます。

柏木集保 重賞レース回顧 根岸S

エルコンドルパサーは、アロンダイト、ヴァーミリアン、ソングオブウインドに続き、また重賞勝ち馬を送った。相手の牝馬の一番いいところを引き出し、芝もダートも平気、長距離型も中には短距離型もいる。最初のころの産駒はなんとなく非力感が感じられたが、成長力もパワーもあった。特殊な血統構成をもつエルコンドルパサーは、わずか3年間だけの供用で早世してしまったが、本当は大種牡馬になる馬だったのだろう。

なんと大種牡馬認定されちゃいましたよ。何かに染まりつつある柏木集保を煽るかのごとく川崎記念でも大活躍、タイムも優秀だったし彼は時計信者。もうエルっ仔しか見えない。ダイヤモンドステークスとフェブラリーステークスの見解が今から楽しみです。

脚注

ローマ数字(ローマ式記数法)
ギリシア数字というのは誤り。アルファベットを代用することに関してローマ数字の逆襲で面白いことが書かれているので一読することを推奨。アルファベットを使うならこのあたりのことを頭に入れてからにすべきと思うのだが。また1、2、3・・・をアラビア数字と呼ぶのも微妙。アラビア文字には1、2、3などという字は存在しない。
山河拓也
ぶかのスタイルを決定付けた人。1996年くらいの優駿に「アニキと呼ばせてください」と投書したところ1段ブチヌキで載ってしまった。以来、俺の心の兄貴。1998年のJCではヘッドロックをかけられた。俺に限らず隠れ信奉者はかなり存在する(はず)。
DIRC
ドバイの夏は酷暑のためシーズンオフで、毎年1月から3月がシーズンエンドとなり、この期間をドバイレーシングカーニバル[Dubai International Racing Carnival]と呼んでいる。1月のマクトゥームチャレンジラウンド1にはじまり、2月のラウンド2、3月のラウンド3、そして3月最終土曜のドバイワールドカップを頂点としたドバイミーティングで幕を閉じる。
共同通信杯
トキノミノル記念というだけあって過去を遡るとカブラヤオー、サクラショウリ、ミスターシービー、ダイナガリバー、アイネスフウジンらを排出しており、ダービー馬とは縁が深いレースだが近年は相関性が薄れつつある。過去1分48秒を切った決着は5回あり、ナリタブライアンとジャングルポケットはダービー馬、メジロブライトは天皇賞馬となっている。今年の走破時計は1分47秒7なので法則が発動すればフサイチホウオーはダービー馬当確なのだが。降雪によるダート変更で格付けが外された1998年の勝ち馬が我らがエルコンドルパサー。